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環境シミュレーション建築デザイン実践ガイドブック ‐ 自然とつながる建築をめざして

環境シミュレーション建築デザイン実践ガイドブック ‐ 自然とつながる建築をめざして

建築情報学会Meetup Vol.005テーマセッション登壇資料

セッション2
川島範久さん ~ 明治大学専任講師/川島範久建築設計事務所主宰
http://norihisakawashima.jp/profile/

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Transcript

  1. 2 0 2 2 . 0 7 . 1 8

    A I S _ J 建 築 情 報 学 会 M e e t u p V o l . 5 川 島 範 久 環 境 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 建築 デ ザイ ン 実践 ガ イド ブ ック 自然とつながる建築をめざして
  2. 川島 範久 Norihisa Kawashima 2005. 03 東京大学 工学部 建築学科 卒業(長澤研究室:計画系)

    2007. 03 東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 修士課程修了(鎌田・前研究室:環境系/難波和彦に師事し建築設計を学ぶ) 2007. 04- 株式会社 日建設計 設計部門 (山梨設計室:建築設計)(-2014.03) 2012. 06 カリフォルニア大学バークレー校客員研究員, LOISOS+UBBELOHDE(-2012. 12) (環境工学× デザイン) 2014. 04- 東京工業大学大学院 理工学研究科建築学専攻(現 環境・社会理工学院 建築学系) 助教(安田研究室:デザイン系) (-2019.03) 2016. 09 東京大学大学院 博士課程修了, 博士(工学)取得(前研究室:環境系/テーマ:環境工学× デザイン) 2020. 04- 明治大学 理工学部 建築学科 専任講師(地域デザイン研究室 主宰) BIOGRAPHY 2010 第4回サステナブル住宅賞 (財)建築環境・省エネルギー理事長賞《HOUSE BB》 2014 日本建築学会賞(作品)《ソニーシティ大崎(現・NBF大崎ビル)》 2016 第7回サステナブル住宅賞 国土交通大臣賞(最優秀賞)《Diagonal Boxes》 2017 住まいの環境デザイン・アワード2017 グランプリ 《Yuji Yoshida Gallery / House》 2018 第25回前田工学賞《博士論文:『日本における環境配慮型建築の設計プロセスに関する研究』》 2020 JIA(日本建築家協会) 環境建築賞・グランプリ(JIA環境大賞) 《一宮のノコギリ屋根》 2021 グッドデザイン・ベスト100《REVZO 虎ノ門》 2022 第9回サステナブル住宅賞 (財)建築環境・省エネルギー理事長賞 《SDGs博士の家》 2022 Sky Design Award 2022 (Architecture) Shortlisted 《GOOD CYCLE BUILDING 001 | 淺沼組名古屋支店改修PJ》 REPRESENTATIVE AWARDS 建築家 | 川島範久建築設計事務所 主宰 | 明治大学 専任講師(地域デザイン研究室 主宰) 1982年 神奈川県生まれ 資格:一級建築士│ 学位:博士(工学), 東京大学, 2016. 09 専門:サステナブル建築・都市・地域デザイン
  3. 2 0 0 1 DESIGN × ENGINEERING / Simulation TECHNOLOGY

    Sendai Mediatheque (伊東豊雄+佐々木睦郎)
  4. 2005-2007 2 0 0 5 - 2 0 0 7

    箱 の 家 シ リ ー ズ の 環 境 性 能 調 査 ( 修 士 論 文 研 究 ) サ ス テ イ ナ ブ ル な 住 宅 は デ ザ イ ン 可 能 か ? 箱の家 001 (1995, 難波和彦)
  5. 2 0 11 Sony City Osaki (日建設計)

  6. W hat i s the pur pose of TECHNOLOGY ?

    Great East Japan Earthquake Fukushima Daiichi Nuclear Power Plants Accident What is the purpose of TECHNOLOGY ? 2 0 11 .3 .11
  7. UC Berkeley / Dana Buntrock, LOISOS+UBBELOHDE 2 0 1 2

  8. Thermal Autonomy (2013) Resource: http://diva4rhino.com/profiles/blogs/diva-2-1-1-0-released Resource: Evaluation methods and development

    of a new glare prediction model for daylight environments with the use of CCD cameras (Wienold et al. 2006) DGP(Daylight Glare Probability)(2006) DA(Daylight Autonomy)(2001) Resource:Thermal Autonomy as Metric and Design Process Simulation Technology for Connecting with Nature
  9. REVZO Toranomon (2020) GOOD CYCLE BUILDING 001 (2021) Diagonal Boxes

    (2016) Saw-tooth Roof in Ichinomiya (2017) 日本における環境配慮型建築の設計プロセスに関する研究 (2016) 2 0 1 3 - 実 践 理 論
  10. 2 0 2 2

  11. それではこれらの環境シミュレーションは どう建築デザインに活かせるのか?

  12. 執 筆 の 動 機 具 体 的 な プ

    ロ セ ス を 一 気 通 貫 で 解 説 し た 本 が 欲 し い ! 1 事 例 に 対 す る 解 説 ( ペ ー ジ 数 ) が 限 定 的 な 本 が 多 い 解 析 の 詳 細 が 公 開 さ れ な い 本 が 多 い 建 築 デ ザ イ ン に 特 に 関 係 す る 内 容 に 絞 っ て 概 説 し た 本 が 欲 し い ! 文 字 と 数 式 ば か り の 理 論 か ら 始 ま る 専 門 書 に 挫 折 し て し ま う 建 築 デ ザ イ ン の 実 践 に ど う 関 わ る の か を ま ず ざ っ く り 知 り た い
  13. Norihisa Kawashima © All rights reserved. • 設 計 プ

    ロ セ ス に つ い て • ど の 設 計 フ ェ ー ズ で ど ん な 検 討 を し た ら い い の か • 結 果 を ど う 設 計 に フ ィ ー ド バ ッ ク す る の か • 解 析 プ ロ セ ス に つ い て • ど の よ う な モ デ ル を 作 成 し た ら よ い か ← フェーズにより異なる • ど の よ う な 設 定 で 解 析 を す る の が 妥 当 か ← フェーズにより異なる • ど の よ う に 結 果 を 読 み 解 け ば い い か ← フェーズにより異なる • 上 記 を 一 気 通 貫 し て 解 説 す る 具 体 的 な 事 例 の 提 示 ・ 解 説 が 必 要 具 体 的 な プ ロ セ ス を 提 示 す る 意 味
  14. Norihisa Kawashima © All rights reserved. • 原 理 を

    理 解 し な い ま ま の 安 易 な 活 用 → 誤 っ た フ ィ ー ド バ ッ ク • 理 論 ① 解 析 の し く み • ど の よ う な イ ン プ ッ ト が 必 要 か • ど の よ う な ア プ ト プ ッ ト が 得 ら れ る か • 理 論 ② 指 標 ・ 基 準 • そ の 指 標 は 何 が 評 価 で き る の か • ど の 程 度 の 値 を 目 指 す と よ い の か • 「 解 析 の し く み 」 と 「 指 標 ・ 基 準 」 の 理 解 → 建 築 環 境 に 影 響 を 与 え る 要 素 が わ か る → よ い 建 築 環 境 と は ど の よ う な も の か が わ か る 背 後 の 理 論 を ま と め る 意 味
  15. Norihisa Kawashima © All rights reserved. • 実 践 編

    + 理 論 編 の 2 部 構 成 • 実 践 編 • 1 事 例 に お け る 設 計 プ ロ セ ス に フ ェ ー ズ 毎 に 解 説 • 具 体 的 な 解 析 モ デ ル や 解 析 設 定 も 公 開 • 理 論 編 • 解 析 の し く み を ざ っ く り と 要 約 し て 解 説 • 建 築 設 計 に 関 わ る 評 価 指 標 と 評 価 基 準 を 網 羅 的 に 解 説 • ど の 指 標 で 何 が 評 価 で き る の か • ど の よ う な 数 値 基 準 が ど こ で 示 さ れ て い る の か ( 法 規 / 規 格 / 環 境 性 能 評 価 制 度 ) • 見 開 き 1 ペ ー ジ で 完 結 す る 構 成 本 書 の コ ン セ プ ト
  16. Norihisa Kawashima © All rights reserved.

  17. Norihisa Kawashima © All rights reserved. Norihisa Kawashima © All

    rights reserved.
  18. Norihisa Kawashima © All rights reserved. Diagonal Boxes (2016) Norihisa

    Kawashima © All rights reserved.
  19. Norihisa Kawashima © All rights reserved. Norihisa Kawashima © All

    rights reserved.
  20. Norihisa Kawashima © All rights reserved. 具 体 的 な

    プ ロ セ ス を 一 気 通 貫 で 解 説 検 証 の 流 れ や 内 容 は 別 の プ ロ ジ ェ ク ト で も 概 ね 共 通 → プ ロ ジ ェ ク ト の フ ェ ー ズ に 合 わ せ て 本 書 を 参 照 建 築 デ ザ イ ン に 関 係 す る 内 容 に 絞 っ て 概 説 実 践 編 で 扱 っ た 指 標 ・ 基 準 以 外 も 広 く 取 り 上 げ て い る → 他 の プ ロ ジ ェ ク ト へ の 展 開 も 可 能
  21. Norihisa Kawashima © All rights reserved. 本 当 の サ

    ス テ イ ナ ビ リ テ ィ の た め に • 本書は建築を「エネルギー性」の面から見直す方法 • 自然の中でも太陽光や自然風が主な対象 • 数値化による科学的分析 がしやすい • 本当のサステナビリティのためには 不十分 • その他の面からのアプローチ • 物質性 • 耐久性や更新可能性、解体時のリサイクル容易性 • マテリアル・フローの観点からの検証 • 機能性 • 求められる用途に対して使いやすい • 用途が変わっても使い続けられる • 記号性 • 建物が愛される度合い
  22. 見える化しづらいものもあることを認識し 見える化できるものだけで物事を判断しないことも重要 それらを理解した上で 本書で紹介したことを武器に より良い建築デザインを生み出して行ってほしい

  23. Sharing information and technology for a better world is Berkeley’s

    DNA !