Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
孤独な個人開発からの脱却: バトグラ技術部への憧憬 / 個人開発祭り #2
Search
Arthur
April 12, 2023
Technology
0
1k
孤独な個人開発からの脱却: バトグラ技術部への憧憬 / 個人開発祭り #2
Arthur
April 12, 2023
Tweet
Share
More Decks by Arthur
See All by Arthur
OTEPsで知るOpenTelemetryの未来 / Observability Conference Tokyo 2025
arthur1
0
900
【実演版】カンファレンス登壇者・スタッフにこそ知ってほしいマイクの使い方 / 大吉祥寺.pm 2025
arthur1
1
1.7k
オブザーバビリティプラットフォームの企画からリリースまで──PO・TLから見るMackerelの裏側 / ”ユーザー体験”の起点となるUXとアプリ開発──トヨタ・Nissan・はてなのプロダクトと開発現場から見える、設計の多様なアプローチ【TECH DRIVERS Day1】
arthur1
0
79
オブザーバビリティプラットフォーム開発におけるオブザーバビリティとの向き合い / Hatena Engineer Seminar #34 オブザーバビリティの実現と運用編
arthur1
0
560
デフォルトの16:9(960*540px)のケース / Google Slide Size Test
arthur1
0
4k
1920*1080pxに設定したケース / Google Slide Size Test
arthur1
0
4k
Scalaから始めるOpenFeature入門 / Scalaわいわい勉強会 #4
arthur1
1
950
AWS AppConfigとOpenFeatureで手早く機能フラグを導入する[LT size] / CloudNative Days Winter 2024 船上LT会
arthur1
0
650
障害対応指揮の意思決定と情報共有における価値観 / Waroom Meetup #2
arthur1
5
810
Other Decks in Technology
See All in Technology
M&Aで拡大し続けるGENDAのデータ活用を促すためのDatabricks権限管理 / AEON TECH HUB #22
genda
0
190
「もしもデータ基盤開発で『強くてニューゲーム』ができたなら今の僕はどんなデータ基盤を作っただろう」
aeonpeople
0
150
ESXi のAIOps だ!2025冬
unnowataru
0
170
【開発を止めるな】機能追加と並行して進めるアーキテクチャ改善/Keep Shipping: Architecture Improvements Without Pausing Dev
bitkey
PRO
1
110
NIKKEI Tech Talk #41: セキュア・バイ・デザインからクラウド管理を考える
sekido
PRO
0
190
Strands Agents × インタリーブ思考 で変わるAIエージェント設計 / Strands Agents x Interleaved Thinking AI Agents
takanorig
4
1.7k
アプリにAIを正しく組み込むための アーキテクチャ── 国産LLMの現実と実践
kohju
0
170
Strands AgentsとNova 2 SonicでS2Sを実践してみた
yama3133
1
1.5k
Fashion×AI「似合う」を届けるためのWEARのAI戦略
zozotech
PRO
2
1.1k
子育てで想像してなかった「見えないダメージ」 / Unforeseen "hidden burdens" of raising children.
pauli
2
310
100以上の新規コネクタ提供を可能にしたアーキテクチャ
ooyukioo
0
220
Connection-based OAuthから学ぶOAuth for AI Agents
flatt_security
0
250
Featured
See All Featured
Designing Experiences People Love
moore
143
24k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
186
22k
Impact Scores and Hybrid Strategies: The future of link building
tamaranovitovic
0
170
AI Search: Implications for SEO and How to Move Forward - #ShenzhenSEOConference
aleyda
1
1k
Lightning Talk: Beautiful Slides for Beginners
inesmontani
PRO
1
400
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
73
11k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
463
34k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.7k
brightonSEO & MeasureFest 2025 - Christian Goodrich - Winning strategies for Black Friday CRO & PPC
cargoodrich
2
61
Amusing Abliteration
ianozsvald
0
64
<Decoding/> the Language of Devs - We Love SEO 2024
nikkihalliwell
0
99
sira's awesome portfolio website redesign presentation
elsirapls
0
87
Transcript
孤独な個人開発からの脱却 ── バトグラ技術部への憧憬 2023/04/12 (Wed.) 個人開発祭り #2 1 Arthur
自己紹介 Arthur 株式会社はてな Mackerel 開発チーム アプリケーションエンジニア id:arthur-1 @Arthur1__ @Arthur1 https://blog.arthur1.dev/
2
今日話すこと 大体ここに書いてあることを話します AgricolaDevJP という org を作りました - Diary of a
Perpetual Student 3
Arthur の個人開発 4
ボードゲーム関連の Web アプリ ボードゲーム(とりわけ「アグリコラ」)関連の Web サービス を個人開発・運用しています 2017年からはじめて、かれこれ6年 5
AgricolaDB 膨大なカード情報(和訳つき)を掲載している Web サイト 6 https://db.buratsuki.page/
Randomizer for Agricola ランダム要素のあるカード効果を解決するためのツール 7 https://app.buratsuki.page/
National Economy Online National Economy というボードゲームで対戦できる 起業家や経営者のコミュニティで流行ってるらしく問い合わせが 結構くる 8 https://neo.buratsuki.page/
個人開発周りの最近の取り組み • GitHub Organization を作ってリポジトリ移管 • テストの用意 • ユニットテスト、E2E テスト、Visual
Regression Test など • CI / CD をちゃんと整備 • Dependabot 導入 • コンテナ化 • パブリッククラウドのマネージドサービスに載せる • 監視の導入 9
個人開発周りの最近の取り組み • GitHub Organization を作ってリポジトリ移管 • テストの用意 • ユニットテスト、E2E テスト、Visual
Regression Test など • CI / CD をちゃんと整備 • Dependabot 導入 • コンテナ化 • パブリッククラウドのマネージドサービスに載せる • 監視の導入 10 なぜやるのか?
バトグラ技術部への憧憬 11
Battlegrounds Hearthstone というゲームの1モード オートバトラー(オートチェスライク)ゲーム 戦略性と運のバランスが良くてたのしい(麻雀的) note の CXO の方もこう申している 全スタートアップ
は、いますぐ社員研修にバトルグラウンド を導入すべきだ|深津 貴之 (fladdict)|note 「バトグラ」ってなんだ? 12
バトグラ技術部 バトグラ技術部 (@BGTechLab) • Battlegrounds のプレイデータ収集ツールの提供 「BGSupportForStreamer」 ゲームと一緒にツールを動かすと、手入力しなくても戦いの結果や 場の状況などが記録される 仕組みわからないけどなんかすごい
• Battlegrounds 向け Twitch Bot の提供 • 集めたデータを分析して戦術考察 13
14 https://twitter.com/reotyobirin/status/1628337167352365057
どこが良いのか 自分 ひとりで黙々やってる バトグラ技術部 ユーザーとのコミュニティを 持っている 15 なかなか速を出せない フィードバックがすぐに反映さ れる
データは集めるだけ 集めたデータを活用して戦略の 知見を還元している
自分の取り組み分野との相似性 • 特定のゲームをターゲットにしている • 対象ユーザが明確に限られている • データを元に戦略を研究し、対戦シーンを盛り上げられる じゃあ自分もその気になれば バトグラ技術部になれるはずじゃん 16
自分がバトグラ技術部に なるための最初の一歩 17
負のループ 18 やる気が 起きない 新機能・サービスが 出せない ユーザと触れ合う 時間がない データの利活用が 足りない
負のループを生む根本原因 世に出したものを維持し続ける大変さ • デプロイやメンテナンスが toil • コンテナ?そんなものはない • 1つのサーバで無秩序に複数サービス動かしている •
手作業ワンオペ • デグレが怖い • テストがない • 監視もない 19
(再掲)個人開発周りの最近の取り組み • GitHub Organization を作ってリポジトリ移管 • テストの用意 • ユニットテスト、E2E テスト、Visual
Regression Test など • CI / CD をちゃんと整備 • Dependabot 導入 • コンテナ化 • パブリッククラウドのマネージドサービスに載せる • 監視の導入 20
(再掲)個人開発周りの最近の取り組み • GitHub Organization を作ってリポジトリ移管 • テストの用意 • ユニットテスト、E2E テスト、Visual
Regression Test など • CI / CD をちゃんと整備 • Dependabot 導入 • コンテナ化 • パブリッククラウドのマネージドサービスに載せる • 監視の導入 21 なぜやるのか?
なぜやるのか? やる気を取り戻し、真に価値を提供するため • 自分依存を減らしたい • あわよくば、他人に任せられる状態にしたい • 他人を廃墟に招き入れたくない • やっぱりエンジニアとしてはモダンな技術使いたい
• 普段の仕事にも還元できる これら取り組みは後にジャンプするための先行投資(しゃがみ) トレードオフとして、一時的に速は落ちる 22
23 ご清聴いただき ありがとうございました Arthur