Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
孤独な個人開発からの脱却: バトグラ技術部への憧憬 / 個人開発祭り #2
Search
Arthur
April 12, 2023
Technology
0
630
孤独な個人開発からの脱却: バトグラ技術部への憧憬 / 個人開発祭り #2
Arthur
April 12, 2023
Tweet
Share
More Decks by Arthur
See All by Arthur
見せ算をScalaで実装してみた / Scalaわいわい勉強会 #2
arthur1
0
1.4k
技術習得を支え続けた私の個人開発ヒストリー / Hatena Engineer Seminar #28
arthur1
1
1.2k
Scala の好きなところ 難しいところ / #scala_waiwai
arthur1
0
880
学園祭Web開発の現場とPHPのこれまでとこれから ── 技術選定と教育から語る / PHP Conference Japan 2023
arthur1
0
820
仮説検証サイクルでユーザーの声を 高速に叶える「キカク組」の取り組み / Mackerel Drink Up #11 arthur-1
arthur1
0
850
「新卒エンジニアが1年間で顔を売るために取った行動100連発」/YAPC::Kyoto 2023 前日祭 ネコトーストラボ杯争奪東西対抗LTマッチ
arthur1
0
2.6k
Hatena Engineer Seminar #23 「チームとプロダクトを育てる Mackerel 開発合宿」
arthur1
0
1.6k
Other Decks in Technology
See All in Technology
One engineer company with Ruby on Rails
rstankov
2
430
How to do well in consulting–Balkan Ruby 2024
irinanazarova
0
140
TechFeed Experts Night#27 〜 フロントエンドフレームワーク最前線 (Svelte)
baseballyama
2
590
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Musicを例に~
otanet
0
310
ワールドカフェI /チューターを改良する / World Café I and Improving the Tutors
ks91
PRO
0
150
Next.js に疲れた私は Vue3 に癒やされた
akagire
0
140
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
5
37k
本当のAWS基礎
toru_kubota
1
640
データベース02: データベースの概念
trycycle
0
180
【基本】データベース設計
oracle4engineer
PRO
2
180
家族アルバム みてねにおけるGrafana活用術 / Grafana Meetup Japan Vol.1 LT
isaoshimizu
1
1k
EMとして2023年度に頑張ったこと / What we did well in FY2023 as a EM
pauli
1
250
Featured
See All Featured
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1357
200k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
302
110k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
41
4.4k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
55
9.3k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
123
39k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
217
8.6k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
649
58k
Designing for humans not robots
tammielis
247
25k
Writing Fast Ruby
sferik
622
60k
BBQ
matthewcrist
80
8.8k
Being A Developer After 40
akosma
66
580k
The Brand Is Dead. Long Live the Brand.
mthomps
49
29k
Transcript
孤独な個人開発からの脱却 ── バトグラ技術部への憧憬 2023/04/12 (Wed.) 個人開発祭り #2 1 Arthur
自己紹介 Arthur 株式会社はてな Mackerel 開発チーム アプリケーションエンジニア id:arthur-1 @Arthur1__ @Arthur1 https://blog.arthur1.dev/
2
今日話すこと 大体ここに書いてあることを話します AgricolaDevJP という org を作りました - Diary of a
Perpetual Student 3
Arthur の個人開発 4
ボードゲーム関連の Web アプリ ボードゲーム(とりわけ「アグリコラ」)関連の Web サービス を個人開発・運用しています 2017年からはじめて、かれこれ6年 5
AgricolaDB 膨大なカード情報(和訳つき)を掲載している Web サイト 6 https://db.buratsuki.page/
Randomizer for Agricola ランダム要素のあるカード効果を解決するためのツール 7 https://app.buratsuki.page/
National Economy Online National Economy というボードゲームで対戦できる 起業家や経営者のコミュニティで流行ってるらしく問い合わせが 結構くる 8 https://neo.buratsuki.page/
個人開発周りの最近の取り組み • GitHub Organization を作ってリポジトリ移管 • テストの用意 • ユニットテスト、E2E テスト、Visual
Regression Test など • CI / CD をちゃんと整備 • Dependabot 導入 • コンテナ化 • パブリッククラウドのマネージドサービスに載せる • 監視の導入 9
個人開発周りの最近の取り組み • GitHub Organization を作ってリポジトリ移管 • テストの用意 • ユニットテスト、E2E テスト、Visual
Regression Test など • CI / CD をちゃんと整備 • Dependabot 導入 • コンテナ化 • パブリッククラウドのマネージドサービスに載せる • 監視の導入 10 なぜやるのか?
バトグラ技術部への憧憬 11
Battlegrounds Hearthstone というゲームの1モード オートバトラー(オートチェスライク)ゲーム 戦略性と運のバランスが良くてたのしい(麻雀的) note の CXO の方もこう申している 全スタートアップ
は、いますぐ社員研修にバトルグラウンド を導入すべきだ|深津 貴之 (fladdict)|note 「バトグラ」ってなんだ? 12
バトグラ技術部 バトグラ技術部 (@BGTechLab) • Battlegrounds のプレイデータ収集ツールの提供 「BGSupportForStreamer」 ゲームと一緒にツールを動かすと、手入力しなくても戦いの結果や 場の状況などが記録される 仕組みわからないけどなんかすごい
• Battlegrounds 向け Twitch Bot の提供 • 集めたデータを分析して戦術考察 13
14 https://twitter.com/reotyobirin/status/1628337167352365057
どこが良いのか 自分 ひとりで黙々やってる バトグラ技術部 ユーザーとのコミュニティを 持っている 15 なかなか速を出せない フィードバックがすぐに反映さ れる
データは集めるだけ 集めたデータを活用して戦略の 知見を還元している
自分の取り組み分野との相似性 • 特定のゲームをターゲットにしている • 対象ユーザが明確に限られている • データを元に戦略を研究し、対戦シーンを盛り上げられる じゃあ自分もその気になれば バトグラ技術部になれるはずじゃん 16
自分がバトグラ技術部に なるための最初の一歩 17
負のループ 18 やる気が 起きない 新機能・サービスが 出せない ユーザと触れ合う 時間がない データの利活用が 足りない
負のループを生む根本原因 世に出したものを維持し続ける大変さ • デプロイやメンテナンスが toil • コンテナ?そんなものはない • 1つのサーバで無秩序に複数サービス動かしている •
手作業ワンオペ • デグレが怖い • テストがない • 監視もない 19
(再掲)個人開発周りの最近の取り組み • GitHub Organization を作ってリポジトリ移管 • テストの用意 • ユニットテスト、E2E テスト、Visual
Regression Test など • CI / CD をちゃんと整備 • Dependabot 導入 • コンテナ化 • パブリッククラウドのマネージドサービスに載せる • 監視の導入 20
(再掲)個人開発周りの最近の取り組み • GitHub Organization を作ってリポジトリ移管 • テストの用意 • ユニットテスト、E2E テスト、Visual
Regression Test など • CI / CD をちゃんと整備 • Dependabot 導入 • コンテナ化 • パブリッククラウドのマネージドサービスに載せる • 監視の導入 21 なぜやるのか?
なぜやるのか? やる気を取り戻し、真に価値を提供するため • 自分依存を減らしたい • あわよくば、他人に任せられる状態にしたい • 他人を廃墟に招き入れたくない • やっぱりエンジニアとしてはモダンな技術使いたい
• 普段の仕事にも還元できる これら取り組みは後にジャンプするための先行投資(しゃがみ) トレードオフとして、一時的に速は落ちる 22
23 ご清聴いただき ありがとうございました Arthur