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Monaca Education で ビンゴゲームをつくる (高校 3 年必修選択講座での実践例)
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アシアル情報教育研究所
January 20, 2023
Education
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Monaca Education で ビンゴゲームをつくる (高校 3 年必修選択講座での実践例)
2022年1月24日開催のMonaca Education実践事例セミナーでの法政大学第二中・高等学校の北詰昌敬先生の発表資料
アシアル情報教育研究所
January 20, 2023
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Transcript
Monaca Educationで ビンゴゲームをつくる (高校3年必修選択講座での実践例) 2022年1月24日 法政大学第二中・高等学校 情報科 北詰昌敬
本日の内容 1. どのような生徒を対象とした授業? a. 本校の紹介 b. 高校3年 選択授業 2. なぜJavascript?
なぜMonaca? 3. 年間の展開 4. ビンゴゲームをつくる指導 5. 成果と課題(反省)
01.a 本校の紹介 ❏ 神奈川県川崎市 ❏ 付属校(法政大学に9割が進学) ❏ 全教科重視(高3で文理クラス) ❏ 自主活動がさかん
1年 2年 3年(文) 3年(理 系) 国語 5 4 5 5 地歴 2 2 6 2 公民 2 2 2 2 数学 4 6 4 7 理科 5 4 2 5 保健体育 4 4 3 3 芸術 2 2 外国語 6 6 6 6 家庭 2 情報 2 選択 4 2 総合・HR 2 2 2 2 高3理系理科のうち2単位は理科(「地学」「生物」「化学」「物 理」)の選択
01.b 高校3年選択授業 ❏ 高校3年選択授業 ❏ 必修選択授業 ❏ 教員が授業内容を提示し、(高校2年次) 受講希望生徒が10名以上集まると3年次 に開講
❏ 4月〜11月 ❏ 毎週 50分 X 2コマ連続 ❏ 開講の動機と目標 ❏ 共通授業の中であつかう限界 ❏ 「プログラム」の基礎をひととおり身につ ける 集まった生徒たち(28名) プログラミング経験 男 女 文系 11 2 理系 11 4 ある 4 C# , html Javascript, Swift ない 24
2 なぜJavaScript? なぜMonaca? なぜJavascript ❏ Pythonは苦手 ❏ Google Apps Script
への応用が可 なぜMONACA ❏ 統合開発環境としての使いやすさ ❏ クラウドベース ❏ テキスト
3 年間の展開 第1回(4/15) (1・2章)アプリ開発入門、HTML入門 第2回(4/22) (3章)CSS入門 第3回(5/6) (4章)JavaScript入門 第4回(5/13) (5章)条件分岐
第5回(5/20) (6章)関数 第6回(5/27) (7章)イベント 第7回(6/3) (8章)DOM 第8回(6/17) (9章)フォーム 第9回(6/24) 前期課題作成(学校周辺の紹介) 第10回(7/1) 前期課題作成 第1回(9/2) いろいろな演算子(10章)・配列(11章) 第2回(9/9) 配列(補足プリント)ーー二次元配列 第3回(9/16) 配列(補足プリント)ーーHTML(<table>) 第4回(9/30) 繰り返し(12章) 第5回(10/7) 繰り返し(補足プリント)ーーwhile , 乱数 第6回(10/14) 繰り返し 第7回(10/21) 後期課題作成 第8回(11/4) 後期課題作成 第9回(11/11) 後期課題作成 各回は50分 X 2コマ
4ビンゴゲームをつくる指導 ❏ なぜ「ビンゴ」 ーー配列・繰り返しを使って作る課題 ❏ 独自のプリントで補った内容 ❏ ビンゴゲーム プログラムの基本構造 ❏
作業用に配布したプロジェクト
4 ビンゴゲームを作る指導 まずは作品例
4.ビンゴゲームを作る指導 独自のプリントで補った内容 ❏ 二次元配列(連想配列) ❏ 繰り返し While() — ユークリッドの互除法 ❏
乱数 ❏ 乱数(0~1)の発生 → 1~75の自然数に変換 ❏ (重複のない)1~75の自然数列(乱数) ❏ 変数のスコープ ーー グローバル変数 ❏ (HTML)の <table>タグ
4.ビンゴゲームをつくる指導 プログラムの基本構造
None
4.ビンゴゲームをつくる指導 プロジェクトを配布
4.ビンゴゲームを作る指導 学力評価 評価 人数 10 6 9 9 8 8
7 2 6 2 5 0 4 1
5 成果と課題(反省) ❏ 反省点・次年度への改善点 ❏ 未完成の生徒がでた。 ❏ 作成のための「足がかり」と「自分で考えさせる部分」の見極め ❏ 「課題が提出できること」と「理解していること」(実習指導のむずかしさ)
❏ プログラミングを好きになってくれたかな?
ご静聴 ありがとうございました。