Stage 3まで進めば、ほぼ標準化は確実。そう思われていたJavaScriptの新構文Import Assertionsは、仕様から消え去りました。
本資料では、ECMAScriptの仕様策定プロセス(TC39)の裏側を、ある構文の挫折と復活のストーリーを通して解説します。
言語仕様の専門家が集まるTC39であっても、ブラウザのネットワーク仕様やセキュリティ(CSP)の落とし穴を見落とすことはあります。しかし、仕様策定がGitHub上で完全にオープンに行われているからこそ、外部の実装者からの指摘によって致命的な欠陥が防がれ、新たに Import Attributes として生まれ変わることができました。
仕様は泥臭い議論と軌道修正の繰り返しによって、JavaScriptを前進させています。言語が進化する生々しい現場を知り、Web標準への見方をアップデートするための発表です。
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