sitTokyo2024_Build_Process_Automationで固定資産取得処理のワークフローを作ってみた.pdf

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1. 1 名前： Chiaki Masuda 会社： SAP ジャパン株式会社 部門： Customer Advisory 役割： Finance Presales (FI, CO, CM, TRM, BRIM, CLM, GRC etc..) 参加目的：デモの紹介、ネットワーキング Chiaki Masuda
2. 2024年2月22日 増田千秋 SAP Build Process Automationで固定資産取得処理の ワークフローを作ってみた！ TOKYO SAP Inside Track 2024 #sitTokyo
3. 5 1. はじめに 2. デモ作成の経緯 3. Buildで作ったデモのご紹介 4. まとめ Build Process Automationで固定資産取得処理のワークフローを作ってみた
4. 6 BTP relevant to Process Automation Area エンタープライズ レベルのセキュアで 信頼できるプラットフォームで実行 SAP アプリケーションと即座に連携する 拡張機能やカスタムUXを作成 業務ナレッジを活かして、俊敏性を持って 変化に対応可能なシステムを構築 アプリケーション開発 機能拡張とイノベーション インテグレーション 接続性とシンプル化 データ＆アナリティクス 価値や意味の抽出 人工知能 知性や頭脳の埋込み プロセス自動化 最適化と自動化
5. 7 本日お話ししたいこと プロセスと ワークフロー 申請/承認画面と 多段階承認 タスクの自動化(RPA) SAP Build Process Automation Business process transformation Experience management Pro-code app dev Low-code app dev and business sites ロジック定義の 条件テーブル 統合ポータルと ワークフローインボックス 事前構築済み テンプレート 文書認識 プロセス可視化 SAP and non-SAP integration 100s of pre-built processes and automations • 会計×BTPプリセールスにて、BuildとS/4HANAを連携し作成したデモのご紹介 • デモシナリオを作成している中で、苦労したポイント・学んだこと
6. 8 1. はじめに 2. デモ作成の経緯 3. Buildで作ったデモのご紹介 4. まとめ Build Process Automationで固定資産取得処理のワークフローを作ってみた
7. 9 デモ作成の経緯 S/4HANAの標準機能では提供し ていないので、開発が必要です。。。 お客様にすぐ見せられる BTPのデモがないな。。 開発って言われても、動くものが ないとお客様はあんまりイメージ わかないよな、、、 ワークフローのデモ作りたいけど、 やり方分からない。。BTP難し そう😢 そもそもBTPはLC/NCと言って いるけど、会計プリセールスでも 使えるのかな？
8. 10 1. はじめに 2. デモ作成の経緯 3. Buildで作ったデモのご紹介 4. まとめ Build Process Automationで固定資産取得処理のワークフローを作ってみた
9. 11 固定資産の取得申請ワークフロー デモの流れ 固定資産の取得申請ワークフローのメリット 1. 申請依頼から固定資産マスタの確認まで同じ画面からアクセス可能 2. 申請者は請求書等の証憑を添付し、そのままSAP S/4HANAへ添付文書として連携 3. 申請依頼内容をそのまま引き継ぎSAP S/4HANAへ連携し、2重入力の手間やミスを削減 4. 固定資産担当者は各部門からの申請内容を確認し、必要な項目の追加入力等が可能 Workflow 各部門の担当者が固定資産の取得処理申請を行います。固定資産担当者は、各部門からの申請依頼を確認し、必要に応じて情報を変 更し、承認します。承認された申請は、SAP S/4HANAへ転記されます。承認ワークフローにて、マニュアル作業や二重入力を軽減すること ができます。 各部門の担当者 取得申請依頼 承認 SAP S/4HANA 固定資産担当者 差し戻し
11. 13 • BTPからS/4連携時に仕訳が登録されない • S/4連携時に、固定資産の取得処理に必要な仕訳の項目がすべて入力されていないと、S/4側で伝票転記が出来ず エラーになってしまう。 • →Build側からだと何が必須項目になるのか分かりずらかったので、アプリの取得転記時の必須項目画面を共有しなが ら、連携時の項目情報を調整した • デモを実際の業務シナリオに沿って作成する • 業務として経理ユーザがイメージしやすくなっているか、会計チーム側で意見交換会を実施し、デモフローを修正した。 • →デモで再現したシナリオ以外にも、こんな要件がありそうということが洗い出せ、Buildだけで完結出来そうな要件と Build Appsが必要な要件との棲み分けができた デモ作成で苦労したポイント
12. 14 BAS/Build Apps ❑ Buildのフォームを動的に変形 ❑ 例）新規申請というラジオボタンを推したら、マスタ登 録の入力画面を表示させる等 ❑ 画像を申請フォームに表示させる ❑ 例）固定資産の画像をSAPまたは他システムから 引っ張ってきて出力する ❑ Buildのフォーム内での、マスタデータの検索 ❑ 例）フィルタリングやソートにてマスタを検索する SAP Build Process Automation ❑ SAP S/4HANAとの直接的なデータ同期 ❑ 承認のワークフローの途中で、承認者が内容を追 加や変更 ❑ 承認ステータスの管理 ❑ ダッシュボードでのプロセス可視化（Visibility Scenario**） ❑ Excelを用いたワークフローによる一括承認 ❑ （RPAの機能を活用想定） ❑ Buildのフォーム内の添付文書をS/4HANAへ連 携 ❑ （RPA機能を活用し、コードの記載が必要） Build でできること、BASでできることの整理 *Visibility Scenario 右側の追加要件を満たすためには、BASがあったほうがいいということがわかりました。 意見交換会からの気づき
13. 15 1. はじめに 2. デモ作成の経緯 3. Buildで作ったデモのご紹介 4. まとめ Build Process Automationで固定資産取得処理のワークフローを作ってみた
14. 16 ❑ BuildとBuild Appsの大まかな違いを理解することができ、業務要件を実装するための方法が理解できた ❑ BTPと会計プリセールスでコラボすることでBTPを活用した業務要件の沿ったデモが作成できた ❑ BTPはLC/NCと言いつつ、難しそうという印象があったが、Buildのフォーム（承認フォーム）は業務ユーザやア プリのプリセールスでも作れそうだと分かった まとめ