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新機能!Amazon Aurora Limitless Database とは

新機能!Amazon Aurora Limitless Database とは

2023/12/20のcolor is【クラウドLT大会vol.6】大型アップデート祭りで発表した資料です

Chiharu-Tsuboi

December 20, 2023
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Transcript

  1. 自己紹介 名前: 坪井 千春 所属: 株式会社セゾン情報システムズ 仕事: アーキテクト、CCoE 好きなAWSサービス: Amazon

    ECS(Amazon Elastic Container Service) 経歴: ・SIerとしてJAVAメインのアプリ開発を19年 ・直近6年程度AWSを利用 ・2022年4月からアプリを離れてAWSエンジニアとして活動 2
  2. アジェンダ 3 1. Limitless Databaseとは? 2. 従来方式との違い 3. 分散管理「シャーディング」 4.

    使い方 5. Limitless Databaseを 実現する技術 6. ユースケース 7. まとめ
  3. Amazon Auroraとは? • AWSが開発した独自のRDBエンジンで、RDSのひとつ • 2種類の互換DBを選択可能 • MySQL • PostgreSQL

    • 高機能高性能 • 通常の5倍のパフォーマンス • 最大128TBのストレージ • 最大15台のリードレプリカ • マルチAZでデータ保存し高い耐障害性 4 …でした
  4. Limitless Databaseとは? 「AWS re:Invent 2023」で発表されたAuroraの新機能! 5 • 既存のProvisioned、ServerlessV1、ServerlessV2に加えた新たな稼働方式 • 書き込みをスケールアウト/スケールインすることができる

    • 1秒あたり数百万件の書き込みトランザクションに対応 • ペタバイト単位のデータを管理できる • 現在はまだPostgreSQL互換のみを限定プレビュー (一般には利用不可、公式ドキュメントも未公開)
  5. 従来方式との違い 無停止で書き込みもスケールアウトが可能に! 6 • 数百万/秒のトランザクションを処理できる • ペタバイト単位のデータを管理できる 比較項目 Provisioned Serverless

    v1 Serverless v2 Limitless Database オートスケール イン/アウト Write × × × 〇 Read 〇 リードレプリカ × 〇 リードレプリカ 〇 オートスケール アップ/ダウン Write × 〇 〇 〇 Read × 〇 〇 〇 最大データ容量 128TiB 128TiB 128TiB ペタバイト単位 NEW!
  6. 使い方(テーブル作成) セッションパラメータでテーブルのモードを指定 10 • テーブル作成時にモードとキーの指定が必要 • Sharded: シャーディング対象テーブル • Sharded(co-located):

    Shardedと同じシャードに配置したい対象テーブル • Reference: 全てのシャードにコピーして配置されるテーブル • Standard: シャード管理されない通常のテーブル https://www.youtube.com/watch?v=a9FfjuVJ9d8
  7. Limitless Databaseを実現する技術 3つの技術で分散管理の複雑さを完全マネージド化 11 Grover • Auroraストレージエンジン • 3つのAZへ2つずつ分散して書き込み Caspian

    • 新たに開発したハイパーバイザ • 無停止でスケールアップ/ダウンが可能に Amazon Time Sync Service • 既存の時刻同期サービス • 新たにPrecision Time Protocolに対応 • マイクロ秒以下の精度で同期が可能に https://www.youtube.com/watch?v=pJG6nmR7XxI