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国が推進するクラウド型電子カルテ移行の概要と導入対応について

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August 28, 2025
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 国が推進するクラウド型電子カルテ移行の概要と導入対応について

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August 28, 2025
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  1. ©2025 MEDLEY, INC. 2 ⽬次 01 | はじめに - 国の掲げる⽬標について

    P.03 03 | 移⾏に向けた実務ステップ 04 | クラウド型電⼦カルテのメリット 05 | まとめ P.05 P.09 P.11 P.14 P.16 02 | 国の推進⽅針 06 | CLINICSのご紹介
  2. ©2025 MEDLEY, INC. はじめに - 国の掲げる⽬標について 令和7年7⽉1⽇、厚⽣労働省より電⼦処⽅箋および標準型電⼦カルテに関する新たな⽬標と今後 の対応⽅針が公表されました。 その中で電⼦カルテについては「遅くとも2030年までに概ねすべての医療機関で導⼊を⽬指す」 という既存⽬標の実現に向け、具体的な普及策が⽰されました。特に、従来のオンプレミス型か

    ら、いわゆるクラウドネイティブを基本とする廉価なものへと移⾏することを推進する⽅針が打 ち出されています。 本資料では、国が⽰す電⼦カルテ移⾏の⽅針とクラウド化による利点を整理しております。 医療機関が将来を⾒据えた最適な選択を⾏うための⼀助となりましたら幸いです。 ※出典:厚⽣労働省 電⼦処⽅箋‧電⼦カルテの⽬標設定等について
  3. ©2025 MEDLEY, INC. 7 国の推進⽅針 ※出典:厚⽣労働省 電⼦処⽅箋‧電⼦カルテの⽬標設定等について オンプレミス型電⼦カルテの医科診療所 次回システム更改時に、標準型電⼦カルテに準拠したクラウド型電⼦カルテへの移⾏を促す。 クラウド型電⼦カルテの医科診療所 標準型電⼦カルテに準拠したクラウド型電⼦カルテへの移⾏を図りつつ、速やかな移⾏が困難な場合

    には、共有サービス∕電⼦処⽅箋に対応したアップデートを推進する。 電⼦カルテ導⼊済の医科無床診療所 電⼦カルテ未導⼊の医科無床診療所 国が開発中の標準型電⼦カルテ(電⼦処⽅箋対応∕クラウド型)や、標準仕様に準拠したクラウド 型電⼦カルテの導⼊を促す 電⼦カルテ導⼊促進のため以下の通り、導⼊状況に応じた移⾏⽅針を⽰しています。 クラウドネイティブを基本とする廉価な電⼦カルテへの移⾏ 1
  4. ©2025 MEDLEY, INC. 8 国の推進⽅針 ⼩規模な医療機関でも過度な負担なく導⼊が可能となるよう、2025年度中に 以下の標準型電⼦カ ルテの要件を参考に、システム費⽤の抑制を⽬指して医科診療所向けの電⼦カルテの標準仕様(基 本要件)を策定する⽅針です。 ※出典:厚⽣労働省 電⼦処⽅箋‧電⼦カルテの⽬標設定等について

    医科診療所向けの電⼦カルテの標準仕様を策定 2 標準型電⼦カルテの要件 1. 共有サービス‧電⼦処⽅箋サービスへの対応 2. ガバメントクラウド対応が可能となる、 マルチテナント⽅式(SaaS型)のクラウド型サービス 3. 関係システムとの標準API連携 4. データ引き継ぎが可能な互換性の確保 標準仕様(基本要件)に準拠 した電⼦カルテの開発を⺠間 事業者に促し、当該電⼦カル テを厚⽣労働省⼜は社会保険 診療報酬⽀払基⾦等が認証す る。 また、認証された電⼦カルテ と国の医療DXの各サービスと は、クラウド間で連携できる ようにする。
  5. ©2025 MEDLEY, INC. 10 移⾏に向けた実務ステップ オンプレミス型電⼦カルテ の医科診療所のクラウド型 電⼦カルテへの移⾏は、 2027年度以降の次回システ ム更改のタイミングで⾏う

    ことが推奨されています。 左記の流れに沿って早期に 準備を進めることで、ス ムーズな移⾏と導⼊後の安 定運⽤が可能となります。 ※出典:厚⽣労働省 電⼦処⽅箋‧電⼦カルテ の⽬標設定等について
  6. ©2025 MEDLEY, INC. 12 クラウド型電⼦カルテのメリット クラウド型の電⼦カルテは、オンプレ型と⽐較して、以下のメリットがあります。 費⽤が⽐較的安価なことや運⽤⾯で⼿間がかからない点がメリットです。 フェーズ オンプレミス型 クラウド型

    導⼊ ⾼い 初期費⽤ 安い ⻑い 導⼊にかかる期間 短い 運⽤ ⾼い ランニングコスト 低い 低い 拡張性 ⾼い 必要 更新費⽤ 不要 必要 システムアップデート 不要 障害 現地対応のため 移動コストなど対応に時間がかかる 障害対応 遠隔対応で早い ⼤ 災害時のリスク ⼩
  7. ©2025 MEDLEY, INC. 13 クラウド型電⼦カルテのメリット 以下にクラウド型電⼦カルテを選定する際のポイントをまとめております。 選定ポイントを元にご⾃⾝が⽬指す診療所経営の形にあった電⼦カルテをご選定下さい。 クラウド型電子カルテ 選定時のポイント 費用 初期費用・月額費用・更新費用・その他費用の合計

    システム連携 院内で利用したいシステムと連携できるか 診療科 ✕ 機能 ご自身の診療科で使いやすい機能が搭載されているか 操作性 医師目線・事務目線で使いやすいか サポート体制 担当の営業、サポート窓口の対応は丁寧か 予約・問診機能 院内の患者動向にあわせた予約機能や自院に即した問診内容の設定とカルテへの転記が容易か オンライン診療 豊富な機能に加えて運用面のサポートも期待できるか 経営分析機能 自院の売上や患者のオーダー・診療圏が把握できるか
  8. ©2025 MEDLEY, INC. 18 プロダクト概要 ※1出典元: トレンド上半期ランキング2024」(株式会社innovation & Co.、2024年6⽉) ※2出典元:富⼠キメラ総研「ウェアラブル∕ヘルスケアビジネス総調査2024」(2023年実績)

    ※3 2024年9⽉時点。オンライン診療と電⼦カルテの合計数 クラウド型電⼦カルテを中⼼に[診療][経営][患者体験][医療DX][AIアシスト]などの 各種機能を⼀体化したAll-in-one診療⽀援システムです。 主な実績 最新UPDATE 2025年秋以降リリース予定 AI要約アシスト AI⽂書アシスト リリース時期未定(開発中)
  9. ©2025 MEDLEY, INC. 19 クラウド型電⼦カルテ(レセコン⼀体型) レセプトチェック 経営分析ダッシュボード 法⼈管理機能 WEB予約(時間帯‧順番*2) WEB問診

    オンライン診療 チェックイン機能(マイナ保険証‧アプリ*1) スマート会計*1 オンライン資格確認(外来診療) 居宅同意型オンライン資格確認 (訪問診療‧オンライン診療) 電⼦処⽅箋 AI要約アシスト*1 AI⽂書アシスト*2 Reserve with Google連携*1 (マップからCLINICS予約に遷移) 他社システム連携機能 カルテ‧レセコン かかりつけ⽀援機能 医療DX機能 AIアシスト *1:2025年秋以降順次リリース予定 *2:リリース時期未定(開発中) 
 プロダクト概要:機能⼀覧
  10. ©2025 MEDLEY, INC. 20 プロダクト概要:クラウド型電⼦カルテ(レセコン⼀体) 入力漏れ・ミスを防ぎ、正確な記録をその場でサポート 適応症/投与量チェック (適応症‧投与量‧投与⽇数) 処⽅箋の事前発⾏ (診察室で患者に渡せる)

    レセチェック1画⾯完結 (内包型だから即時修正可能) 療養計画書 簡単作成 (専⽤フォームで簡単⼊⼒) 1クリック操作で効率化 • [オーダー]病名‧所⾒‧処置⾏為 • [転記] 問診(医療⽤語変換) や 検査結果 • [編集] 処置⾏為の並び替え‧投薬⽇数⼀括編集 1画⾯完結で⾒落とし防⽌ • [レセプトチェック]カルテ画⾯へリンク‧即時修正 • [患者検索]患者属性別に「検索‧リスト化‧CSV出⼒」 カルテ レセコン
  11. ©2025 MEDLEY, INC. 21 CLINICSが選ばれる理由 4つのコア機能により、理想のクリニックづくりを⽀援します。 AIアシスト機能 記録‧⽂書作成の ⾃動化を⽀援 シームレスな操作性

    運営に必要な ⼀連の業務を1画⾯ に集約‧業務完結 かかりつけ⽀援機能 待ち時間がない快適 で便利な通院を実現 経営分析機能 経営を可視化し データに基づいた 意思決定を⽀援 運営の効率化‧安定化 患者体験の向上 経営の安定化 オンライン診療 予約‧問診 チェックイン アプリ決済
  12. ©2025 MEDLEY, INC. 22 最後までお読みいただきありがとうございました。 QRコードはこちら 相談会予約はこちら CLINICSでは、診療所の開業‧経営を⽀援するため に、LINE限定で過去の⼈気セミナー案内や限定資 料の配布をしています。

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