Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 10 1 フェーズ0︓取り組み前の状態 変わろうとしたきっかけ ⻑年蓄積した負債が、障害という形で顕在化し、 ユーザー様にご迷惑をかけることが増えてきた。 ⼀⽅、社内から開発に関する不満の声もあがっていた。 この状況を問題視し、状況の打破に向けて動き出した。
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. フェーズ1︓技術施策の推進 運⽤ラインにおける時間確保のやり⽅ 24 施策間に隙間時間を活⽤し、持ち回り制で運⽤ 施策推進 ライン 運⽤ ライン 施策A タスク タスク タスク 施策B 施策C 施策D X Y Z 2 ・・・ ・・・ ※必ず誰かがアサインされている状況にする事が⼤事
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 30 フェーズ1︓技術施策の推進 技術施策の⼤きさと対応状況 2 分類 規模感 対応状況 ⼩規模施策 1週間程度 OK 中規模施策 数週間〜1ヶ⽉程度 NG ⼤規模施策 数ヶ⽉〜 NG 中〜⼤規模の技術施策は取り組めていなかった ←運⽤ラインの スコープ
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 33 フェーズ1︓技術施策の推進 技術ロードマップの施策の⼯数確保 2 隙間時間ではなく、1施策として関係者のリソースを確保 施策推進 ライン 技術 ライン 運⽤ ライン 施策A タスク タスク タスク 施策B 施策C 施策D(技術) X Y Z ・・・ ・・・
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. フェーズ1︓技術施策の推進 難易度⾼い課題が着⼿できない理由 36 なぜ「難易度が⾼いと⼿に負えない」のか 課題が抽象的すぎてどこから着⼿すればいいかわからない 課題が実施可能な粒度までブレイクダウンされていない 2
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. フェーズ1︓技術施策の推進 課題をブレイクダウンする重要性 38 ⼤きな課題は、適切にブレイクダウンすれば、 計画も⽴てやすくなり、施策は推進しやすくなる 2 関係者で集まって定期的に議論する場が必要と考え テーマ毎に開発委員会を設置 でも上記は誰でも簡単にできるわけではない
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. フェーズ1︓技術施策の推進 施策の⼀例︓Web/APPのE2Eテスト⾃動化(期間︓半年以上) 43 2 Playwright Appium APP WEB QA⼯程におけるE2Eテストの⼀部を⾃動化 ReportPortal E2Eテストツール テスト実⾏結果 独⾃のCI環境
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. フェーズ2︓エンジニア評価・育成 エンジニア評価に関する課題感 49 3 エンジニアの専⾨能⼒が⼗分評価されていない キャリアアップの道筋が⾒えない エンジニアの技術⼒を評価する仕組みが必要 評価制度は全社で共通
Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. フェーズ2︓エンジニア評価・育成 フェーズ2まとめ 57 3 技術⼒をエンジニアグレードという形で定義し、 それを⽤いた評価/FBサイクルを設計 その結果、各⼈のキャリアパスが明確になり、 1on1でもキャリアに対する相談が増えた