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NW運用でNWトポロジ可視化ツールに期待すること/shumoku-meetup1
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m.hagiwara
September 08, 2026
Technology
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NW運用でNWトポロジ可視化ツールに期待すること/shumoku-meetup1
Shumoku Meetup #1 - connpass
https://shumoku.connpass.com/event/400597/
m.hagiwara
September 08, 2026
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Transcript
Shumoku Meetup #1 NW運用でNWトポロジ可視化ツールに期待すること 2026-09-08 萩原学 © 2026 TISI Inc.
自己紹介 • 萩原 学 (HAGIWARA Manabu) • 2005- 某SIer –
データセンタNW等の設計・構築 – SDNとかNW関連技術のR&D • • 2018TIS株式会社 2026/7- TISI株式会社 ネットワーク図の 描き方入門 日経BP, 2025/12 © 2026 TISI Inc. X(twitter): Qiita: GitHub: SpeakerDeck: corestate55 corestate55 corestate55 corestate55 沖縄オープンラボにて、NWトポロジのモデル化、 その応用としてのネットワーク・デジタルツインのR&Dをしています • Model Driven Network DevOps(MDDO) | 沖縄オープンラボラトリ • GitHub - ool-mddo/playground • Janog51, Janog53, Janog57 など 2
今回のテーマ • なぜネットワーク構成図を機械(ソフトウェア)で扱える ようにしたいのか? – 機械で扱うことでどんなことを期待できるのか? • 機械でNW構成(図)を扱うときに何が難しいのか? © 2026
TISI Inc. 3
NW運用の課題 © 2026 TISI Inc. 4
NW運用の課題(特に”図の必要性”に関連する部分) • NWで扱う情報が多い – – – 構造・構成: staticな情報…設計・設定情報中心 状態: dynamicな情報…今どうなっているか?
独立していない • • • 複数の情報を脳内マッピングしながら活動している – – ネットワーク自体複数のレイヤがある 仮想化技術によるオーバーレイ、入れ子構造の発生 • • 共有サービスのややこしさ…複数の顧客・サービスを1つのプラットフォームで扱う 結果として: どこに何があるのか、それぞれがどんな関係で動いているの か、いま全体としてどうなっているのか…が見えにくい – – © 2026 TISI Inc. 構成・設定が変われば合わせて状態も変わる 単一のノードだけで完結せず、複数のノードを集めた「面」「全体」での状態がある 様々な情報を組合せながら現状理解・アクション判断をする必要がある 組み合わせなければならない情報・組合せのパターンが多い 5
例: 監視(トラフィックモニタリング) こういう「個々のグラフの一覧」だけみて NWの状況がわかるか? 困難 どれとどれが関連している? Improve Your Network Monitoring
Best MRTG Alternatives for 2026 https://www.addictivetips.com/net-admin/mrtg-alternatives/ © 2026 TISI Inc. ノード間の関係性、位置 その「位置」で求められる役割などは NWトポロジをベースにしないとよくわからない Network Weathermap Panel Plugin - Grafana Plugin Development / Share & showcase - Grafana Labs Community Forums https://community.grafana.com/t/network-weathermap-panelplugin/64944 6
例: 広域ネットワークの設計、BCP ← 本当の地理情報へのマッピング ↓ 地理情報をベースに、もう少し抽象化した 構造中心のNW図 サービスにもよるが、全国規模でWAN回線を 持っている・利用しているようなケースだと こうした「地理(物理)情報とのマッピング」
なども必要になる 大地震発生時にどうなるか? (BCP) 地理・地形・都市人口などに応じた回線サー ビスの選択・コスト試算, etc NWの「上」で作業している人/特定のサーバ やアプリを中心に管理している人は、物理的 にどこなるかをそんなに気にしなくてもよい ⇔ 物理NWを運用している人は異なる NW=物理配置を抽象化するためのレイヤ JGN:ネットワーク構成 https://testbed.nict.go.jp/jgn/jgn_archive/03-about/03-2/network.html © 2026 TISI Inc. 7
例: 特定のサービス/アプリレベル視点 サービス/アプリ視点だと、間のNWやどこで動 いているかはどうでもよくて、構成要素間の通 信でどれくらいのパフォーマンスが維持できて いるか、という話が重要 とはいえ、障害はもっと下のレイヤでも起きる これは何の上で動いているのか? 何に依存してこういう状況が起きているのか? このアプリ/サービスとは関係ないが、同じリ
ソースや依存関係のあるリソースで動いている サービスが影響を及ぼしたりする (shared serviceのややこしさ) Application monitoring tools: APM, observability, and AI monitoring https://www.cloudzero.com/blog/application-monitoring-tools/ © 2026 TISI Inc. 8
NW運用でやりたいこと • 人が頭の中で様々な情報を組合 せ・マッピングしなくても済むよ うにしたい – – • 複雑なシステムの、どこで、何が 起きているのかを知りたい
– – – © 2026 TISI Inc. 知識とトレーニングが必要 頭の中はほかの人から見えない 属人化・コミュニケーションロス 状態…起きているイベント、時系列な変化 それらがどこで起きているのか…システムの構造・地 理的な情報との対応 どこで: システムの構造…「地図」 何が起きているのか: システムの状態, 最新・リアルタイムな状況把握 関係者みんなが同じものを見て認識を 統一する 交通管制センター 警視庁 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/welcome/kansei.html 9
NWトポロジ可視化の難しさ © 2026 TISI Inc. 10
そもそもデータソースがない問題 • • 手書きの図しかない 機械で扱うのは難しい やりたいことに対して、データソース整備から始める必要がある – Netbox etc –
Auto discoveryなどの機能を持つ製品もあるが精度がイマイチ – 現状、手書き図管理とかが破綻しているとこの時点でつまづく • 独立して管理されているレイヤ情報の取得、その関連付け方法の定義 – 例) 仮想NW/Hypervisorの情報取得、物理NW/物理リソースとの対応付け – 管理粒度の違い、解釈(可視化表現)、識別子の対応関係等を頑張って作りこみ • 期待すること・やりたいことに対して遠回りで時間がかかる & 明確な効果 を説明しにくい – 予算や時間確保しにくい © 2026 TISI Inc. 結果動かない、負のループの発生 11
レイアウト問題 • NW図=地図としての用途 – 向き・どこに何があるか、etc は 基本的に固定したい – 手書きNW構成図 =
位置情報にも意味がある • 機械生成でNWレイアウト(配置の意 味)をうまく定義・描画できるツー ルが今のところない – 手書きNW図はすごく恣意的に配置 決めていてこれだってルールがない – 少なくとも冗長ペアとか上下左右の 並びくらいはそろってほしい… NW構成図の自動描画は何が難しいのか?/netdevnight3 - Speaker Deck https://speakerdeck.com/corestate55/netdevnight3 © 2026 TISI Inc. 12
情報量のコントロールの難しさ • • • 機械はいろんな情報を高速に処理できるので、 対-機械(可視化・自動化)を想定すると、いろん なデータを持たせてしまいたくなる しかし、あらゆる情報を一律で可視化すると、 受取る側(人間)はオーバーフローする 人間にとって適切な範囲の情報量をどうやって
選択するか? – 例) 大規模NWで数百ノード全部出すとその時点でもう読 むのが厳しい。状況に応じて可視化範囲を選びたい…ど うやって選ぶ? 広く浅く全体を見る NW構成図の自動描画は何が難しいのか?/netdevnight3 - Speaker Deck https://speakerdeck.com/corestate55/netdevnight3 例) 大型ルータでポートが100とかあるものをそのまま全部 可視化するとわけがわからなくなる (毛玉問題) 狭く深く詳細を見る 人が受けきれる情報量(=volume/体積)には上限がある © 2026 TISI Inc. 13
難しさ • NW図の可視化にかかわる難しさ – レイアウトをどう決める? – 必要な情報をどうやって選ぶ? • どうにか可視化ができても、人が受け止めきれないと意味がない •
人にとってのわかりやすさ…NW図の外にある情報やナレッジに依 存していて、一定のルール(アルゴリズム)がない – やりたいこと…文脈/コンテキスト – そのために必要な情報 – プラクティス、慣習/サービス等で固有のルール © 2026 TISI Inc. 14
まとめ © 2026 TISI Inc. 15
まとめ • NWトポロジ可視化ツールのニーズ – 地図+情報のマッピング…今どこで何が起きているのか? • 可視化できる、の次…人にとってわかりやすいかどうか – NWに関する情報も、やりたいこと・観点も、多岐にわたる –
汎用的に作るのはめちゃくちゃ難しいので用途を絞る © 2026 TISI Inc. 16
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