Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
odc2020-teckbook
Search
Cybozu
PRO
December 24, 2020
Technology
0
1.6k
odc2020-teckbook
Cybozu
PRO
December 24, 2020
Tweet
Share
More Decks by Cybozu
See All by Cybozu
kintone開発チームの紹介
cybozuinsideout
PRO
0
74k
kintone開発のプラットフォームエンジニアの紹介
cybozuinsideout
PRO
0
54
AIツール開発ワークショップ(Dify)【サイボウズ新人研修2025】
cybozuinsideout
PRO
20
22k
モバイル【サイボウズ新人研修2025】
cybozuinsideout
PRO
3
3.7k
Git/GitHub を使う上で知っておくと嬉しいかも Tips【サイボウズ新人研修2025】
cybozuinsideout
PRO
14
10k
GitHub Copilot活用【サイボウズ新人研修2025】
cybozuinsideout
PRO
14
14k
ソフトウェアライセンス【サイボウズ新人研修2025】
cybozuinsideout
PRO
13
8.2k
エンジニアのためのアウトプット講座 〜知識をシェアするはじめの一歩〜【サイボウズ新人研修2025】
cybozuinsideout
PRO
7
4.6k
Docker入門【サイボウズ新人研修2025】
cybozuinsideout
PRO
13
12k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Grafana Meetup Japan Vol. 6
kaedemalu
1
200
AI エージェントとはそもそも何か? - 技術背景から Amazon Bedrock AgentCore での実装まで- / AI Agent Unicorn Day 2025
hariby
4
1.1k
ChatGPTとPlantUML/Mermaidによるソフトウェア設計
gowhich501
1
120
Agile PBL at New Grads Trainings
kawaguti
PRO
1
270
Nstockの一人目エンジニアが 3年間かけて向き合ってきた セキュリティのこととこれから〜あれから半年〜
yo41sawada
0
200
Skrub: machine-learning with dataframes
gaelvaroquaux
0
120
エラーとアクセシビリティ
schktjm
0
980
Bye-Bye Query Spaghetti: Write Queries You'll Actually Understand Using Pipelined SQL Syntax
tobiaslampertlotum
0
140
個人CLAUDE.md紹介と設定から学んだこと/introduce-my-claude-md
shibayu36
0
200
La gouvernance territoriale des données grâce à la plateforme Terreze
bluehats
0
110
「魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra」での負荷試験の実践と学び
gree_tech
PRO
0
580
5年目から始める Vue3 サイト改善 #frontendo
tacck
PRO
3
190
Featured
See All Featured
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
4k
KATA
mclloyd
32
14k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
272
27k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.6k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
52
3.4k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
55
13k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
667
120k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.5k
Navigating Team Friction
lara
189
15k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
126
53k
Transcript
サイボウズと技術同人誌と部屋とkintoneとセンサーと私 サイボウズ株式会社 ⻄原翔太 恵良知左⼦ Open Developers Conference 2020 Online 2020年12⽉19⽇(⼟)
セミナー概要 ▌サイボウズの技術同⼈誌の誕⽣秘話 ▌企業と技術同⼈誌 ▌サイボウズ⼊社半年の⼈が初めて同⼈誌を書いた実体験 ▌ 質問は以下でセミナー中いつでも受付ております n Zoomチャット n Twitterで「#opendevcon」「#CybozuTech」の2つのハッシュタグをつけてtweet
恵良 知左⼦(エラ チサコ) ▌システムコンサルティング本部 Developer Leading 部 n ⼊社 9年ぐらい
▌仕事 n kintoneと他サービスとの連携ハンズオン、カスタマイズ勉強会などを主催しているチームで kintoneを知らないエンジニア向けの認知活動 ▌サイボウズと技術同⼈誌と私 n 2017年春 技術同⼈誌に出会う n OSC2017 Kyotoのスポンサーブースにkintone技術同⼈誌を出す
⻄原 翔太 (ニシハラ ショウタ) ▌開発本部 コネクト⽀援チーム n ようやく⼊社半年を過ぎました ▌仕事 n
志す⼈も含めた IT エンジニアにサイボウズを知ってもらうことがチームのお仕事 n 「地⽅ IT コミュニティ」を通じ,地域や業界の育成環境整備をするのが個⼈の⽅針 ▌サイボウズと技術同⼈誌と私 n 2020年7⽉,恵良さんからお誘いで「技術書典9」での頒布決定,右往左往しながら書く
kintone技術同⼈誌を作った 恵良 知左⼦
kintone技術同⼈誌とは︖ ▌ターゲット n kintoneを知らないエンジニア ▌⽬的 n kintoneを知って興味を持ってもらう n ⾃分の関⼼分野でkintoneを使ってみたくなる n
⾃分もkintoneの技術同⼈誌を書いてみたくなる ▌内容 n kintoneを使っていればなんでもOK n できればギークなエンジニアに刺さる内容
なぜ、技術同⼈誌︖ ▌Webや勉強会の課題 n Web、勉強会によるエンジニアへの発信では、限られた⼈にしか情報が届かない ▌商業本の可能性とハードル n kintoneを知らないエンジニアが⽬にした時に⼿に取ってくれる可能性がある n 商業本にできるほどの知名度がない ▌技術同⼈誌との出会い
n 社内からのアドバイス〜技術書典3
企業と技術同⼈誌 ▌受け⼊れられる︖ n 多くのエンジニアに知ってほしい、誰かの助けになるような知識を共有したい思いは同じ n サークルではない ▌⼼掛けたこと n ⽂化を学ぶ n
イベントに参加するときは、1サークルメンバーとしてイベントを盛り上げることを第⼀に考える n 企業だからできるイベントへの貢献
やってよかったこと ▌購⼊者との距離の近さ n 購⼊に⾄らなくても伝えられることがあり、フィードバックもいただける n さまざまなエンジニアとの接点ができる ▌活動の広がり n ビジネス系に限らず、エンジニアが集まるであろうイベントへの参加 n
技術書典、オープンソースカンファレンス、コミックマーケット、Maker faire
最新作『部屋とkintoneとセンサー』 ▌偶然⾒つけたグループウェアへの書き込み n ⼆酸化炭素を計測した話 n 感染症対策が求められる今、エンジニア向けにピッタリ
はじめて技術同⼈誌を書いたよの感想⽂ ⻄原 翔太 @tomio2480
技術同⼈誌を書く前の印象 ▌わからないことだらけ n 作業内容,時間の掛けよう,内容の深さ,難易度,対象層 などなど ▌書くことで勉強になるだろうから,まずやってみるかという気持ち n 前前職の⾼校教諭,現副業の専⾨学校講師の経験からも明らか n 「勉強したから書く」「書くから勉強する」は各々の性格や特性と強く関係
n 「とりあえず挑戦」と「元ネタが整っているから挑戦」の差でもある
技術同⼈誌を書いているときの印象 ▌ここまで説明がいるだろうか vs こんな説明で⼤丈夫だろうか n 図か,表か,⽂字かわかりやすさとページ数のせめぎあい ▌作り込みたくなる気持ち vs 妥協する気持ち n
これは本に限った話ではないけれども…… n 想像していなかったような説明が必要になり⼯数が膨れていく n これは調査不⾜でしかないので,実はそうならない⼈も多いのかも︖ n 動いていたけれども,最近のバージョンではこう書くとかそういうのもある
技術書同⼈誌を書いた後の印象 ▌読み直すことで「もっとこうすればよかった」がわかる n モノ⾃体も本も⼿元にあるから,すぐに作り直すことができる n 学習しようとすることの差分が⼩さいため,学習労⼒が⼩さくやる気になりやすい ▌わかりやすい本とわかりにくい本の違いがわかってくる(ような気がする) n 難儀した説明があっさりすっきり書かれていると感動もひとしお n
勉強するための基礎体⼒が鍛えられる