セミナー概要 ▌サイボウズの技術同⼈誌の誕⽣秘話 ▌企業と技術同⼈誌 ▌サイボウズ⼊社半年の⼈が初めて同⼈誌を書いた実体験 ▌ 質問は以下でセミナー中いつでも受付ております n Zoomチャット n Twitterで「#opendevcon」「#CybozuTech」の2つのハッシュタグをつけてtweet
恵良 知左⼦(エラ チサコ) ▌システムコンサルティング本部 Developer Leading 部 n ⼊社 9年ぐらい ▌仕事 n kintoneと他サービスとの連携ハンズオン、カスタマイズ勉強会などを主催しているチームで kintoneを知らないエンジニア向けの認知活動 ▌サイボウズと技術同⼈誌と私 n 2017年春 技術同⼈誌に出会う n OSC2017 Kyotoのスポンサーブースにkintone技術同⼈誌を出す
⻄原 翔太 (ニシハラ ショウタ) ▌開発本部 コネクト⽀援チーム n ようやく⼊社半年を過ぎました ▌仕事 n 志す⼈も含めた IT エンジニアにサイボウズを知ってもらうことがチームのお仕事 n 「地⽅ IT コミュニティ」を通じ,地域や業界の育成環境整備をするのが個⼈の⽅針 ▌サイボウズと技術同⼈誌と私 n 2020年7⽉,恵良さんからお誘いで「技術書典9」での頒布決定,右往左往しながら書く
kintone技術同⼈誌とは︖ ▌ターゲット n kintoneを知らないエンジニア ▌⽬的 n kintoneを知って興味を持ってもらう n ⾃分の関⼼分野でkintoneを使ってみたくなる n ⾃分もkintoneの技術同⼈誌を書いてみたくなる ▌内容 n kintoneを使っていればなんでもOK n できればギークなエンジニアに刺さる内容
なぜ、技術同⼈誌︖ ▌Webや勉強会の課題 n Web、勉強会によるエンジニアへの発信では、限られた⼈にしか情報が届かない ▌商業本の可能性とハードル n kintoneを知らないエンジニアが⽬にした時に⼿に取ってくれる可能性がある n 商業本にできるほどの知名度がない ▌技術同⼈誌との出会い n 社内からのアドバイス〜技術書典3
企業と技術同⼈誌 ▌受け⼊れられる︖ n 多くのエンジニアに知ってほしい、誰かの助けになるような知識を共有したい思いは同じ n サークルではない ▌⼼掛けたこと n ⽂化を学ぶ n イベントに参加するときは、1サークルメンバーとしてイベントを盛り上げることを第⼀に考える n 企業だからできるイベントへの貢献
やってよかったこと ▌購⼊者との距離の近さ n 購⼊に⾄らなくても伝えられることがあり、フィードバックもいただける n さまざまなエンジニアとの接点ができる ▌活動の広がり n ビジネス系に限らず、エンジニアが集まるであろうイベントへの参加 n 技術書典、オープンソースカンファレンス、コミックマーケット、Maker faire
技術同⼈誌を書く前の印象 ▌わからないことだらけ n 作業内容,時間の掛けよう,内容の深さ,難易度,対象層 などなど ▌書くことで勉強になるだろうから,まずやってみるかという気持ち n 前前職の⾼校教諭,現副業の専⾨学校講師の経験からも明らか n 「勉強したから書く」「書くから勉強する」は各々の性格や特性と強く関係 n 「とりあえず挑戦」と「元ネタが整っているから挑戦」の差でもある
技術同⼈誌を書いているときの印象 ▌ここまで説明がいるだろうか vs こんな説明で⼤丈夫だろうか n 図か,表か,⽂字かわかりやすさとページ数のせめぎあい ▌作り込みたくなる気持ち vs 妥協する気持ち n これは本に限った話ではないけれども…… n 想像していなかったような説明が必要になり⼯数が膨れていく n これは調査不⾜でしかないので,実はそうならない⼈も多いのかも︖ n 動いていたけれども,最近のバージョンではこう書くとかそういうのもある
技術書同⼈誌を書いた後の印象 ▌読み直すことで「もっとこうすればよかった」がわかる n モノ⾃体も本も⼿元にあるから,すぐに作り直すことができる n 学習しようとすることの差分が⼩さいため,学習労⼒が⼩さくやる気になりやすい ▌わかりやすい本とわかりにくい本の違いがわかってくる(ような気がする) n 難儀した説明があっさりすっきり書かれていると感動もひとしお n 勉強するための基礎体⼒が鍛えられる