Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
製品セキュリティのおしごと / Product Security
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
Cybozu
PRO
September 04, 2021
Technology
410
0
Share
製品セキュリティのおしごと / Product Security
Cybozu
PRO
September 04, 2021
More Decks by Cybozu
See All by Cybozu
サイボウズ 開発本部採用ピッチ / Cybozu Engineer Recruit
cybozuinsideout
PRO
10
79k
kintone リサーチ副部/UXリサーチャー 業務紹介
cybozuinsideout
PRO
0
62
私たちが『JaSST協賛』から『外部コネクト』チームになった理由
cybozuinsideout
PRO
0
280
LLMでもいつものテスト技術〜意外と半分はこれまでのテストでした〜
cybozuinsideout
PRO
1
740
kintone開発のプラットフォームエンジニアの紹介
cybozuinsideout
PRO
0
1.2k
LLMアプリの品質保証
cybozuinsideout
PRO
1
540
技術広報チームに丸投げしない!「一緒につくる」スポンサー活動
cybozuinsideout
PRO
0
220
テクニカルライター (グループウェア) について
cybozuinsideout
PRO
0
190
つけまが降ってきた日
cybozuinsideout
PRO
1
680
Other Decks in Technology
See All in Technology
Building a Study Buddy AI Agent from Scratch: From Passive Chatbots to Autonomous Systems
itchimonji
0
150
Oracle Cloud Infrastructure presents managed, serverless MCP Servers for Oracle AI Database
thatjeffsmith
0
180
「強制アップデート」か「チームの自律」か?エンタープライズが辿り着いたプラットフォームのハイブリッド運用/cloudnative-kaigi-hybrid-platform-operations
mhrtech
0
150
エンタープライズの厳格な制約を開発者に意識させない:クラウドネイティブ開発基盤設計/cloudnative-kaigi-golden-path
mhrtech
0
370
2026年春のAgentCoreアプデ 細かいやつ全部まとめ
minorun365
3
210
カオナビに Suspenseを導入するまで / The Road to Suspense at kaonavi
kaonavi
1
440
世界の中心でApp Runnerを叫ぶ FINAL
tsukuboshi
0
250
Digital Independence: Why, When and How
wannesrams
0
300
"うちにはまだ早い"は本当? ─ 小さく始めるPlatform Engineering入門
harukasakihara
4
390
エージェント時代の UIとAPI、CLI戦略
coincheck_recruit
0
160
PdM・Eng・QAで進めるAI駆動開発の現在地/aidd-with-pdm-eng-qa
shota_kusaba
0
130
Oracle Cloud Infrastructure:2026年4月度サービス・アップデート
oracle4engineer
PRO
0
380
Featured
See All Featured
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
85
9.5k
Building Adaptive Systems
keathley
44
3k
The #1 spot is gone: here's how to win anyway
tamaranovitovic
2
1k
Bridging the Design Gap: How Collaborative Modelling removes blockers to flow between stakeholders and teams @FastFlow conf
baasie
0
540
Stewardship and Sustainability of Urban and Community Forests
pwiseman
0
190
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
97
6.6k
Designing Powerful Visuals for Engaging Learning
tmiket
1
360
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
1.9k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
55
9.9k
Max Prin - Stacking Signals: How International SEO Comes Together (And Falls Apart)
techseoconnect
PRO
0
160
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
18k
Ecommerce SEO: The Keys for Success Now & Beyond - #SERPConf2024
aleyda
1
2k
Transcript
製品セキュリティの おしごと サイボウズ株式会社 開発本部 Cy-PSIRT 長友比登美(@naga_hito)
whoami ▌長友比登美(ながとも・ひとみ) サイボウズ株式会社 開発本部 Cy-PSIRT 大阪拠点所属 Iターン勢(九州→東京→大阪)
Twitter: @naga_hito
今日のお話 ▌製品セキュリティにかかわるお仕事ってどんなことをするの? ▌バグバウンティのお話(時間があれば)
サイボウズ株式会社について ▌「チームワークあふれる社会を創る」ために活動している会社 ▌チームワークを支えるためのアプリケーションを開発・販売 グループウェア、メール共有システム、業務アプリ構築サービス 等 ▌累計13万社の企業、1050万ユーザが利用 日本国内・サイボウズ全体・2021年7月末時点
セキュリティの仕事 ▌セキュリティを扱う分野は多種多様 ▌今回は「製品のセキュリティ」のお話し 主にPSIRTと呼ばれる組織の話
PSIRTとは① Product:製品・プロダクトの Security:セキュリティ Incident:インシデント・問題に Response:対応する Team:チーム
PSIRTとは② ▌もう少しかみ砕くと 「自分たちが作っている製品のセキュリティ」に注目して活動する 自分たちが作っている製品にセキュリティ上の問題が起きたとき に対処をするチーム 自分たちの作っている製品にセキュリティ上の問題が起こらない ように対策するチーム
CSIRTとのちがい ▌対象が違う CSIRT:組織・情報システムの情報セキュリティ PSIRT:作ったもののセキュリティ
やっていること① ▌脆弱性の検出・評価 自社内での脆弱性の調査 製品そのものの脆弱性 製品で利用しているライブラリに含まれる、公表済みの脆弱性 第三者機関による脆弱性診断
バグバウンティの運営(詳しくは後程)
やっていること② ▌脆弱性情報の公開 第三者機関による脆弱性診断の結果公開 改修された脆弱性情報の公開 JPCERT/CC等、公的機関への届け出
やっていること③ ▌製品セキュリティに関する相談窓口 社内外からの問い合わせに対応 開発者に寄り添う、開発者をセキュリティの側面から支援する
楽しい・大変なところ① ▌製品をより良くする活動はおもしろい パズルを解いていくような感覚 新しい機能に不具合を見つけられたときの楽しさ 不具合がありそうなのにうまく引き出せないときはしんどい
楽しい・大変なところ② ▌人とのかかわりの多い仕事 様々なポジションの人と様々なことをやりとりする うまく伝えられないことも多々ある サービスを作るチーム・動かすチームがあってこそのPSIRT、 他チームへのTrust &
Respectが大事なんだろうなと思います
楽しい・大変なところ③ ▌広範な知識を求められる 技術の知識はもちろん、法律、コミュニケーション、開発手法など、 さまざまな知識が要求される いくら勉強しても足りない、 とはいえやることが尽きないので楽しいとも思える
バグバウンティ① ▌日本語では「脆弱性報奨金制度」と呼ばれることが多い ▌許可されているサービスに対して、ルールに沿って脆弱性を見つけ、 未知の脆弱性だった場合に対価として報奨金をお支払いする制度 のこと
バグバウンティ②:サイボウズの場合 ▌2014年6月から開始 2021年ももちろん開催中 ▌1件当たり最大100万円お支払い(※2021年 時点) ▌安全に検証するためのテスト環境をご用意 ▌「サイボウズ 報奨金制度」で検索
バグバウンティ③ ▌サイボウズ以外の組織でも実施している BugBounty.jp や Hackerone などで探すもよし Googleなどで検索して探すもよし ▌ルールを守ってたのしく探してみましょう
まとめ ▌PSIRTは製品セキュリティを中心に扱うチーム ▌PSIRTには色々な機能がある 開発者をセキュリティの視点で支援する ▌バグバウンティ、興味があったらぜひ挑戦してみてください