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アジャイル・スクラムチームの成熟度モデル / Agile and Scrum Maturity Model

Dai Fujihara
January 18, 2021

アジャイル・スクラムチームの成熟度モデル / Agile and Scrum Maturity Model

アジャイル・スクラムチームが「Be Agile」になるまでのロードマップ。

version3.6: 曖昧な文言をちょっと改善
version3.5: ステージ1から4の定義と次のステップを更新
version3.4: ステージ4と5のアクションを調整
version3.3: ステージ1〜4のアクションを追記
version3.2: ステージ1と2に追記
version3.1: デザイン調整
version3.0: スケーリングを考慮(アジャイルとスケールには関心がないけど要望が多いみたい)。チームや組織連携の記述を追加
version2.0: それぞれがどういう状態かをより明確に記述
version1.1: ステージ4までたどりつく支援先がでてきたのでその先も急いで作成。
version1.0: 初期リリース

Dai Fujihara

January 18, 2021
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Transcript

  1. 1 1 アジャイル・スクラムチームの成熟度モデル ゴールが 見えない 不信感 仲が悪い みんなで がんばる 雰囲気

    仕事が なんとか 回りだす 仕事を 進め 改善も できる ステージ1 ステージ2 ステージ3 ステージ4 • 雰囲気だけいいチーム • やってる感はあるが成 果が出ずクソアジャイル になりがち • 「チームだから」に偏り すぎると息苦しい • ちょうどいいスプリント ゴールの設定が次のス テップ • チームじゃないチーム • 「やってるだけ」の状態の ためなぜやるかの理解や 動機づけが弱い • 個人レベルの狭い改善し かできない • インセプションデッキなど でチームレベルのゴール 設定が次のステップ • スプリントゴールを達成で きるチーム • スプリントゴールを徐々に 達成できるようになりベロ シティも安定化が進んでく る状態 • 改善に力をを割く余力が まだなく継続的改善が次 のステップ • アジャイルチームの入り口 • スプリントゴールを達成でき る。ベロシティ(量)や価値提 供(質)も安定している • 継続的改善に取り組めている • チームの枠を超えた改善に取 り組むのが次のステップ
  2. 2 2 アジャイル・スクラムチームの成熟度モデル DEV アジャイル BIZ アジャイル 全員 リーダー アジャイルに

    「なる」 ステージ5 ステージ6 ステージ7 ステージ8 • ビジネスから開発まで全 体がアジャイル組織 • 関係者全体でエンドユー ザに価値を届けようとして いる状態 • DEVxBIZという組織レベ ルの問題解決MTGを開 始できる • 開発だけアジャイルな組 織 • 開発を超える課題を解決 できない/しにくい • チームを超えるレベルの 問題解決としてスクラム マスターチームでMTGを 開始できる • 人が育ちだれもがアジャ イルリーダーになれる組 織 • 組織全体で改善を維持し 皆がリーダーシップを発揮 している • スクラムマスターやアジャ イルコーチの育成も可能 になっている • アジャイルな組織 • 組織、チーム、個人が自 律している • 創造的な開発が行われ ユーザへ最大限の価値提 供できている • ゴールのようだが継続的 改善が必要なのでたどり つけないゴール スケーリングアジャイル ・ステージ5〜7はどこからはじめても OK。部分的にはじめるもよし。全体的にはじめるもよし。育成を先に行うもよし。