課題と背景
外資系企業に転職後、大量の英文メールが来るようになり、内容を把握する前に埋もれてしまうという課題
OpenAIとAzure OpenAIの違い
OpenAI: 強力なAIモデルやAPIを提供
Azure OpenAI Service: OpenAIの技術をAzureクラウド環境に統合し、独自の機能やサービスを提供
従量課金制
Power Automateとは
Microsoftが提供するRPAツール
ワークフローの自動化やスケジュールに基づくタスクの実行が可能
クラウド版とDesktopアプリがあり、目的や費用に応じて使い分ける
処理フロー
英文メールをOutlookに受信した際に、日本語に訳して自分宛に送信するフローを構築
言語判断にはAzure AI Languageを、和訳と要約にはAzure OpenAI Serviceを使用
実際の処理フロー
変数作成と変数への値格納を行い、JSONの解析プロセスで苦労したが、最終的に良い経験となった
アウトプット事例
要約文の件名に「AOAIによる要約」であることを明示し、クリティカルな内容は本文を確認するようにしている
特に苦労した点
JSONの解析プロセスで"content"だけを取り出すのに苦労し、ChatGPTに質問したり、記事を調べたり、エキスパートに相談することで解決
まとめと予定
Power Automate未経験者でも個人レベルの自動化は難しくない
500コネクタが揃っている効果は絶大で、生成AIと組み合わせることで多くのことが自動化可能
今後は文章構造や画像を保持して要約する機能を追加予定
この資料は、Azure OpenAIとPower Automateを活用して業務効率化を図る方法について具体的な事例を交えて説明しています。