素早いリリースと自身のCTO化を実現した爆速成長サイクルを振り返る

IwakenLabでの、2023年3月LT祭での発表資料です。
「素早いリリースと自身のCTO化を実現した爆速成長サイクルを振り返る」というタイトルで発表しました。

IwakenLabは、Iwakenさん（https://twitter.com/iwaken71）が運営する、学生を中心とする技術好きな個人が活躍するコミュニティです。
年に1回、3月にLT祭があり、当資料はその時に発表したものです。

Transcript

1. 素早いリリースと自身のCTO化を実現した 爆速成長サイクルを振り返る だーら（twitter: @3tdara)
2. 自己紹介 - だーら / 設楽広太 - Flamers CTO - VRマッチングアプリ Memoria - VRChatter / 作曲なども - zenn
3. Before / After Iwaken Lab（会社のこと） 2022年6月 ・会社: 事業が決まりかけた？ ・エンジニアチーム: 1人 2023年3月 ・会社: 1億円資金調達実施 ・VRエンジニアチーム: 5人 ・CTOになった！
5. 7/20 開発着手 9/15 初めてユー ザーが使う 11/01 課金開始 02/01 AppLab 02/13 PC対応 02/13 ワールド増 設 03/01 WebAPI経 由でログイン 認証 11月半ば Index, Pico 対応 1月 VIVE対応 10月 アバター VRM化
6. Before / After Iwaken Lab（個人のこと） 2022年6月 ・publicとprivateの違い分からん ・interface聞いたことない ・クラスとインスタンスの概念が曖昧 ・設計？ って何？ 2023年3月 ・技術選定した（URP, XRI, OpenXR, Photon） ・C#のオブジェクト指向を中心とする基本的なこと分 かる ・SOLID原則やDDDは理解はしている ・UniRxでMV(R)Pは日常的 ・AppLabリリースできた ・DIコンテナ使い始めた（VContainer） ・チームを持ったことない / マネジメント未経験 ・スプリントを定着させた ・楽しく働ける組織になっている気がする！
7. 爆速成長サイクルを振り返る 1. 普通のこと 2. 自分ならではのこと
8. 1. 頑張ったこと（普通のこと） - 本から学ぶ - アウトプット
9. これらは手法であって、 知ったらそれで終わりではない。 大切なのは、心に火を灯し続け、 突き抜けること。
10. 普段の穏やかな性格とは程遠い & 昭和っぽい、エンジニアっぽくないことを言 いますが、 この1年を総括すると結局これだった...
11. 時間を掛けなければならない。 要は 如何に長時間追い込めるかという精神論w それを、 辛くなく、楽しく、継続して、主体的に行うマイ ンドを保つことが最も重要！
12. 2. 自分ならではのこと 「経営者としての自分が、開発者としての自分に命令する」 とにかく早くリリースしたい 。 資金調達にも関わるので。 仮説検証してトラフィックだすぞ。 ユーザーからこんな声が届いた。このま まじゃだめだ、良い体験ではない。 早く直して来週のユーザーに当てたい！ 早く作らせたい人が（経営者としての）自分なので、 （開発者としての）自分が追い込まれるのは、自分自身の幸せに繋がる。
13. 2. 自分ならではのこと 「プロジェクトの番人であり続けること」 - コードレビューを本気で！ - 理解し、自分でも動かしてみて、もっと良くなる設計を考える - マージされる全ての技術を理解し、自分のものにする - 自分の成長が、チームの成長
14. まとめてきに - 自分がワクワクするプロジェクトに携わり、 - とにかく早く作りたい！と早まる気持ちを、開発者の自分にぶつけよう。 - リポジトリの番人（の気持ち）になって、 - 人のコードをレビューする中で技術を学び、設計経験を重ねる。 - 人生、どう捉えるかが全て！！ - 今年は、もっと個として、チームとしてのレベルを上げ、 - エンタメ寄りにもプロダクトを振りたい。トラフィック出します！！