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初心者必見!Unityを用いた、cluster worldと自作VRアプリの作り方

初心者必見!Unityを用いた、cluster worldと自作VRアプリの作り方

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Dara / Shidara Kota

January 28, 2023
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  1. XR事業における3大要素 • ワールド ◦ サービスの場となる空間 ◦ ゲーム・イベント・販売・マッチング、あらゆることがワールドで行われる • アバター ◦

    その世界に自分のアイデンティティを持つとき、現実での身なりを気にするのと同じように重要な概 念 • ソーシャル ◦ 開発の観点より、サービス設計の観点で重要。人間は人間に興味深々。
  2. clusterかVRChatか • 自分が試してみたいアイデアによると思います。 • ターゲットユーザーは誰か?どんなアイデアか? ◦ VRに住んでる人であれば、 VRChatが良さそう ▪ 基本VRユーザーが多い

    ▪ リッチなVR体験を楽しんでいる人が多い ◦ VRに住んでいない or デバイス持ってない ならclusterがよさそう ▪ 集会系イベントとか • どちらも、商用利用は基本的に禁止なので注意 • 利用規約も注意
  3. ワールド作成のステップ 1. 張りぼてでアップロードだけしてみる ◦ まずは全体像を把握することが大事 2. イベントが開けるワールドにする ◦ スライド上映、参加者と登壇者の区別 3.

    自分でギミックを実装してみる ◦ これで割と無限の可能性(もちろん clusterの制約の中でだが) 4. Boothアセットを導入してみる ◦ 簡単に面白いものを導入
  4. 1. 張りぼてワールドUpload • Cluster Creator Kitの中にサンプルが用意してある • 最低限必要な要素が設定されていることを確認(参考) ◦ SpawnPoint

    ◦ DespawnHeight ◦ Collider • Webの自分のclusterアカウント画面から、アクセストークンを取得(最初のみ?) • UnityEditorのメニューから必要情報を設定してアップロード
  5. 2. イベントワールド作成 ▪ 仕様 • スライドスクリーン • コメントスクリーン • イベント運営のみ入れる空間

    • イベント運営と参加者で、スポーンポイントが異なる ▪ 開発 • 適切なコンポーネントの設置(参考) • レイヤー変更
  6. 3. ギミックの追加 ▪ 概要 • Cluster Creator Kitが用意しているコンポーネントを組み合わせることで、スクリプ トを書かずにギミックの追加が可能(参考) ▪

    コンポーネント • アイテム ◦ オブジェクト自体の設定。同期するとか、持てるとか。 • トリガー ◦ イベントのきっかけの設定。持つとか、ぶつかるとか。 • ギミック ◦ トリガーによって発火する具体的な動作。消えるとか、動くとか。
  7. どう作るのか - 技術選定はとても大事!変更のコストが高い - 自分でおおざっぱに関連技術を調べ、有識者にガンガン相談しよう! - 周りのエンジニアに聞く、 TwitterDMを送る - 以下を整理してから相談する

    - 何を実現したいか?直近と、中長期的に。 - どのくらいの期間で開発したいか? - お金はいくらあるか - 誰が開発するのか(チーム)
  8. 具体的に考えること(Flamersの例) - エンジンやRenderingPipline => スタンドアロンVR開発(Quest) - Unity / URP -

    デバイス対応 => マルチデバイスに対応したい - XR Interaction Toolkit - OpenXR - マルチプレイ? => yes - Photon Unity Networking - アバター表現 => リッチなアニメ調アバターにしたい - VRMを採用 - IK: FinalIKを採用