2015年ソフト講義資料03 ～シーンの移動～

北海道科学大学 電子計算機研究部のソフトチームで行っているUnity講座の資料です。
電算部Webページ URL:http://densan.info/index.php
旧Webページ URL:http://www1.hus.ac.jp/~densan/index.htm

Transcript

1. Unity講座 第３回 シーンの移動 参考サイト (URL:http://unity3d-study.seesaa.net/article/301548103.html)
2. 前回やったこと  前回は舞台と主役を用意したぞ。  今回は、よりゲームらしくするためにクリ ア画面を作って動かしてみるぞ。 今回やること
3. Sceneは覚えているかな？  Sceneはゲーム（Project）内の一場面のこ とだぞ。早速、File→New Sceneで新しく作 成しよう。直前まで弄っていたSceneは、忘 れずに保存しよう。  作成出来たら、「clear」の名前で保存しよ う。このSceneが後にクリア画面になるぞ。
4. 適当に文字を置こう。  「clear」はクリア画面、つまりステージや ゲームをクリアした証だ、何かお祝いの文 章でも出るようにしておこう（適当）  GameObject→3D Object→3D Textで、文字 を打てるぞ。カメラに映るように位置を調 整しよう。
5. で、どうやって移動するのさ？  今回は、3D Object→Cubeでそれに移動の設 定をするぞ。名前も「gole」とかそれらし く変えてあげよう。  そして、下の方のBox Colliderという所に、 Is Triggerというチェックボックスがあるの でチェックを入れよう。これがあると、当 たり判定を持ってくれるぞ。
6. よし、プログラム作っぞ。（唐突）  編集画面下でAssetsファイルを開いて右ク リック、Create→C# Scriptでプログラムの 入れ物を用意しよう。  後で変えるのも面倒なので名前を付けてお こう。スペースも無い方が楽だぞ。  出来たら、ダブルクリックでエディタを開 こう。
7. で、何て打てば良いのよ？  Update(){ }の下に以下のプログラムを記述 し、できたら F7を押してUnityに戻りましょ う。 void OnTriggerEnter(Collider collider){ if(collider.gameObject.tag =="Player") { Application.LoadLevel("clear"); } }
8. どういう内容？  簡単に言うと、「Playerというタグを持った 物体がぶつかったら、clearのSceneに移動 しろ。」というプログラムです。  ここで、前回登場したお兄さんにPlayerのタ グを持たせてみよう。  タグとはオブジェクトごとに付けられる、 種類を付与できる機能。これを利用すると、 タグごとに処理を変えることができたりし てわりと便利。 ここでタグを付けるぞ→
9. 画竜点睛  最後に、ビルド設定を行います。これは、 Unityにゲームで使うSceneを指示する作業で、 設定してないSceneを要求しても反応してくれ ません。  File→Build Settingsで画面を開いたら、ド ラッグでSceneを入れてあげましょう。  下のAdd~のボタンは、現在作業中のScene を入れてくれるぞ。 ※ゲームにした際、０のSceneが最初の画面に なるので覚えとこう。（今はあんまり関係ない よ）
10. 早速、クリアしてみよう。  早速、ゲーム部分のSceneから再生ボタンで お兄さんを動かしてgoalに突撃してみよう。 無事にクリア画面が読み込まれたら成功だ。  もし、すり抜ける場合はきちんとSceneが読 み込まれていないか、お兄さんのタグが Playerになっていないかもだぞ。
11. やってみよう。  時間のある人は、ゲームオーバーの処理も 作ってみよう。  プログラムは新しく作り、別に作ったシー ンを読み込むようにしようプログラムは、 Application.LoadLevel(“clear”);のclearを 作ったシーンの名前に変えればＯＫ。