2015年ソフト講義資料07 ～タグを作る～

北海道科学大学 電子計算機研究部のソフトチームで行っているUnity講座の資料です。
電算部Webページ URL:http://densan.info/index.php
旧Webページ URL:http://www1.hus.ac.jp/~densan/index.htm

Transcript

1. Unity講座 第７回タグを作る。
2. 前回やったこと  ボタンを作った。  タグを作ってみる。 今回やること
3. 工夫次第。  今回は、前の講座で制作したEnemyくんに新しい タグを持たせて、それをトリガーにゲームオー バーにする要素を作ってみよう。  画面の見えない場所で処理すれば、疑似的な時間 制限っぽいのも出来そう。難しい技術を取り込ん でいくのも良いが、工夫次第では楽に実現できる かもしれない、考えてみよう。
4. 良い具合に名前を付けたげて。  今回もC#スクリプトを用意します。 画像ではgameoverになっています が、皆さんはもしかしたら同名の ものが存在するかもしれないので、 良い感じに名前を付けたげてくだ さい。  今回も、次のページからコピペ出 来るぞい。
5. コピペでも書き写してもおｋ  赤字が入力する部分。  青字は変化する可能 性のある部分。  classはC#の名前と同 じに、（“ ”）内には ゲームオーバーの シーン名を入力だ。 using Unity Engine; using System.Collections; public class gameover : MonoBehaviour { //Use this for initialization void Start(){ } //Update is called once per frame void Update(){ } void OnTriggerEnter(Collider collider){ if (collider.gameObject.tag == "Enemy") { Application.LoadLevel("gameover"); } } }
6. タグを作るぞい。  Playerのタグがあって、Enemyのタグが無いのは不 平等だ！という訳で、Enemyくん用のタグを作りま す。  画像のように、タグ変更から「Add Tag…」を選び設 定画面に移動、+で新しいタグを用意して名前 「Enemy」を付けてあげよう。  出来たら、Enemyくんにタグを付けておこう。
7. やってみよう。  Prefab量産機から作られたEnemyくんが特定 地点に到達したらゲームオーバー画面に移 動するように先ほど用意したC#スクリプト やオブジェクトなどを使って組み立ててみ よう。
8. こんな感じでどうじゃ？  スクリプトを入れたCube を到達地点一杯に広げて、 Mesh Rendererの項目を 弄って透明+影をけしてみ たぞい。  もちろん、当たり判定を 付けるのもお忘れなく。
9. 上手くいかない場合。  きちんとEnemyくんのPrefabにEnemyのタグ が付与されているかな？  移動するシーン名が間違っていたり、ビルド 設定されていないということは無いかな？  当たり判定が無い、きちんとスクリプトを入 れられていないということは？
10. 伝統行事、ASIKIRIのお知らせ。  皆さんにゲームを１本制作してもらいます。  ゲームと言っても何時間の大作とかでなく、 １～３分で終わる（全体でも１面でも）簡単 なものです。完成してなくても、ゲームとし ての流れや動きがあれば問題ありません。  今まで覚えた知識だけで工夫しても良いし、 積極的に調べた知識などを使っても良いです。  制作期間は４週間ほど、発表は6/15(月)か 6/18(木)を予定しております。  名前は足切りですが、優劣付けるものではな いので気楽にやりましょう。