年の飲食店 の倒産件数は過去最多の 780 件を記録している。 そんな状況を改善するために行われた施策の 1 つが Go To 事業である。Go To 事業とは 新型コロナウイルスの蔓延によりダメージを受けた飲食業、観光業への消費を拡大し各業 界を盛り上げる為の需要喚起策のことである。政府が直接行った Go To キャンペーンと各 地方自治体が行った地域ごとの支援策もある。政府が行った Go To 事業は 2 種類あり、登 録飲食店で使えるプレミアム付食事券の発行と、オンライン飲食予約の利用によるポイン ト付与である。また本研究に多くの協力をしていただいた株式会社ぐるなびもオンライン 飲食予約での Go To Eat キャンペーンを行っていた。そこで様々な取り組みが行われる中 でそれら支援策が実際にはどのように飲食店に影響を与えどのような効果を上げているの かを本章で分析する。 分析には株式会社ぐるなびから提供を受けたデータを使用する。 この データは株式会社ぐるなびが 2019 年から 2021 年の石川県金沢市の飲食店の予約データを 調査したもので詳細は後述する。 第1節 石川県における新型コロナウイルスと Go To 事業 第1項 石川県の感染状況のおさらい この章では石川県金沢市の飲食店を対象にした予約データを元にコロナウイルスの流時 の飲食店の分析を行う。そのため論述の前に改めて石川県の感染状況の確認から始める。