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わたしが新人だったころ
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YAMADA Nobuko
June 30, 2021
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わたしが新人だったころ
Shared at Qiita Lightning Talk.
YAMADA Nobuko
June 30, 2021
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Transcript
わたしが新人だったころ YAMADA Nobuko as e99h2121
その前に
yamada_n どちら様 ID: e99h2121 で色んな所にいます。 名前は yamada_n とか YAMADA Nobuko
とか書いてます。 自社内でも やまださん で通っております。
yamada_n どちら様 2016生まれの娘さん、2018生まれの息子氏がいます。 乱入する何かが現れたら彼らです (本日は寛大な心でよろしくおね がいいたします) 。 【インタビュー】子育てをしながらリモートでITエンジニアとして 働く山田 展子さんを徹底取材!|テレラボ|リモートワーカーのた
めの求人メディア なんて取材をしてもらったことがありますが、最 近の話。多くは「どちら様?」なのではと思っています。
弊社 = 「HR(人事給与)パッケージソフト」を作っています。 「日本のリーディングカンパニーから選ばれる」、Smartではない HRな会社、です。 会社としては私から巻き込まれ事故をくらいたくないようで公共の 場での発言には気をつけています。今日は個人戦のつもりで来まし た。笑 でも同僚はデブサミに出て楽しく学び続けるコミュニティを育てた 話をしていたり。
荒れ果てた開発環境にCIを導入し単体テストを布教していたりしま す。
2003年に新卒・文系・未経験として入社、今に至ります。 プログラミングは入社してから覚えたほうの人です。 世が世なら駆け出しエンジニアと名乗りたい人生だった。
引用: Yahoo! JAPANトップで見るウェブデザインの歴史
研修はDelphiとCOBOLでした。 「3層構造」が流行り始める頃だったみたいです。WindowsはXPか らVista, 8 を乗り越えた。 顧客対応したりしているうちに年号は令和になっていました (そう いえば年号対応とかもやった)。
引用: そのPCは大丈夫? Windows XPを使い続けてはいけない10の 理由
お客様の要望とともに(弊社の自慢はお客様です) その後10年以上開発、保守。得意技、バッチ処理。主戦場はバック エンド。 そのややこしいアーキテクチャをどうにか噛み砕いていたら、サー バー間を行ったり来たりする図を書くのが得意になりました。 sequenceDiagram Alice->John: Hello John, how
are you? Note over Alice,John: A typical interaction
製品はいつの間にかクラウドを目指す方向になりました。 最近はAWS Fargate だなんだと言っている。 途中上海赴任するなどとは思ってもみませんでしたが、当時の上司 に「こいつは何があってもしなないと思った」という理由で赴任さ せてもらえました。
思い出1: 向こうのノベルティ
思い出2: 向こうのfacebook
思い出3: 向こうの美味しいクレープ
この辺の記事書いたひと、と言って思い出してもらえたら嬉しいか も。 海外「なぜ日本はハードウェアの時代と同じようにソフトウェア に秀でることができない?」 - Qiita 「正直9年経ったいまでもfor文ググってる」 - Qiita エンジニアはどこまで勉強すればよいのか
- スキルマップと生存 戦略を考えた - Qiita エンジニアは英語をどこまで勉強すればよいのか - 英語に関す る2つのご意見 - Qiita エンジニアは数学をどこまで勉強すればよいのか - 「プログラ マの数学」を薦めたい - Qiita 開発者が考える提案書テンプレート markdown版 - Qiita
長くなるのですが 今日は「新人プログラマ応援 - みんなで新人を 育てよう! - Qiita」にあやかって、自己紹介が てら、私の新人時代の話を振り返ってみたいで す。
皆様は輝かしく自慢できる経験、あるでしょうか。
何でこんな話題を選んだのか。
失敗 引用: ロケットニュース
ではなくて、失敗を話すのは年長者こその責任、使命なのではと私は 思います。
だから、私の入社以来の自慢エピソード。 遡る2003年、新卒入社当時の話を聞いていただこうと思います。
2003年、夏 私は現在の会社で新規プロダクトの開発チームに配属されました。 「新製品なんて、新人がやっても年長者がやっても同じや!」とい う謎な理由でした。 ラッキー。
が、2年目にもなる頃、どうしてもそのプロジェクトの進行に我慢 と納得が行かなくなった。いわゆる炎上(略 周りの先輩もいろいろでした。 私が取った行動。
自分で自席を理想のチーム席へ 異動ならぬ移動。 既存プロダクトのチーム付近に移動しました。
引用: 民衆を導く自由の女神
注: 気分はそれそのものでしたが新人だったので誰もついてきません でした。
理想の仕事 既存プロダクトの仕事を <s>勝手に</s> 自主的にはじめました。
引用: 子供
注: 挿絵通りクリエイターなイメージです。 根拠はまあ、「お客様がいる製品こそ求められている製品」、最先端 だ。とかまあそういう若気の至った感じです。 しかしそれが今いるHRという製品なのですから、今ここにいる私は、 当時の私が作ったと言ってよいのです。
当然ですが 受け入れ側の各位には怒られました。 受け入れてくれた弊社各位には感謝しております。 結局、新人なりに <s>かたくなな心</s> 確たる信念があったので、 後付でいつのまにか社内異動を達成できました。 私の社内異動履歴はどうなっているのかはわかりません。
ほんとすみません。謎です。 というかそんな新人、いま隣の席に来たら私も嫌ですね。
注: 私の心の中の光と闇のイメージです。 引用: Angel of the death
物事なんて表裏一体。 失敗というよりはゴリ押し?な経験だったり、少しだけ期限に遅れ たり忘れていたり、ソースの確認が浅かったり。 寝ぼけていたり同じことを繰り返したりやる気が出なかったり。 あ、社歴が長くなってくると常に「自分は老害になっていない か?」。 「そろそろ定年なんじゃねーの?(35歳定年説)」のジレンマと向き 合わされ恥ずかしきことばかり増える昨今です。
でも自分が失敗と思っていることなんて、意外と人から見たら些細 なことだったりもする。 古くから言われてきたように、失敗は成功の母なのです。
少なくとも今日 そう思っていただけはしないでしょうか 引用: 子供2
チャレンジ そして楽しむことなしに失敗もない。 相変わらず不具合や仕様をお客様に説明するのは得意ではないで す! それでも振り返ってそれを次に生かしたり、学びを記事にできるな ら、まあ美味しいんですよね~。だから、それを書いているし、だ からネタは尽きない。
私がそれなりに界隈に居座れているのだから、皆どんどん失敗した らいいぞー、と自分の周りには言いたい。無責任もたまには大事。 早20年近くサバイブしてきた身として、失敗をどうとらえるか、ど う受け流すかを改めてまとめてみるのは、大事だと思いました。
そのようなわけで 今日のスライドは以下に基づいております。 「失敗を許容する」なんて言われても失敗したくないです - Qiita スライド作成にはオシャレを無駄遣いしまし た。 Markdownでオシャレなスライドを作るSli.dev - Qiita
そしてもちろん Qiita芸人としてはまだまだ若輩者です。 テクニカルライティングチームのお仕事 2021年7月版 - Qiita Markdownファイル校正手順 - 実務編 -
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以上、いささか自己紹介が長くなってしまいま した。 少しでも面白いものを見つけていただけたら、さいわいです。またこ れによって「失敗」なんて大したこと無いなと思っていただけたらう れしいです。
Learn More 続きはこれからもよろしくおねがいします。 https://qiita.com/e99h2121 https://twitter.com/e99h2121 https://e99h2121.github.io/