rights reserved. 問題設定 Elix Discovery™の構造⽣成モデルを活⽤し、pan-KRAS阻害剤を⽣成する Pan-KRAS阻害剤に取り組む意義 • KRASは細胞の増殖等に関わるタンパクで、その変異はがんを引き起こす • ポケットが浅いため、阻害剤の探索が難しい • G12Cに関してはSotorasibとAdagrasibが2021年と2022年に上市。これ らは共有結合性阻害剤 • 共有結合では狙えないようなG12Dなどの変異に対して、共有結合を⽤い ないpan-KRAS阻害剤の同定が期待される • BI-2865という⾮共有結合性pan-KRAS阻害剤が2023年6⽉に論⽂で報告 されているが、まだ⾮臨床試験の段階 Image Sources: Fell, J. B. et al., J. Med. Chem., Vol. 63, pp. 6679-6693 (2020), Kim, D. et al., Nature, Vol. 619, pp. 160–166 (2023)