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シェアドサービスとしてのデータテクノロジー

gree_tech
November 11, 2021

 シェアドサービスとしてのデータテクノロジー

GREE Tech Conference 2021 で発表された資料です。
https://techcon.gree.jp/2021/session/Session-5

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November 11, 2021
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Transcript

  1. インターナルなサービスの例 • データ基盤 / BIツール / KPIダッシュボード / 仮説検証支援 /

    LTVレポーティング etc エクスターナルなサービスの例 • レコメンドロジック / push通知最適化 etc データテクノロジー部の場合 14
  2. スケールメリット • クラウドベンダーがここのメリットを取っていく • 「事業ごとにオンプレミスHadoopクラスタを作り、個別に 運用する」 vs 「事業ごとにGCPプロジェクトを作り BigQueryを個別に運用する」 •

    ストレージやCPUの遊びは少なくなる • 多重運用しないといけないソフトウェアも少なくなる • つまり、スケールメリットが少なくなった • グリーの会社規模では、デメリットを凌駕するほどの経済的 メリットは無いと思っている 共有サービスのメリットは年々小さくなる 18
  3. 気を付けてること • エンドユーザードリブン • エンドユーザー向けML応用 • 業務のフレキシビリティ • 管理会計 •

    「自働化」 メリット • 定着実験 • 標準化・情報流通 • 事業やプロダクトの立ち上がりの支援 目次 22
  4. 勘違いを避けるため、後工程に入り込む • DT部では主にデータアナリストの役割 • 事業部門の一員として業務を行い、エンドユーザー価値について深 く理解する • 理解したことを部内に広める / 情報共有定例の実施

    • エンドユーザーへの価値提供が意識できれば、帰属意識にも 繋がる • 自社プロダクトに帰属意識を持てるかどうかはリテンションの面で 大切 共通部門として気をつけてること エンドユーザードリブン 24
  5. 職務の拡張 • リソース不足への対応 • メンテできなくなったサービスの受け入れ • マネージできなくなったチームの受け入れ 職務の縮小 • リソース増加への対応

    • 新設された事業部門内の類似業務部門の支援 共通部門として気をつけてること 占有サービスとの業務の受け渡し 28
  6. 新しい技術が既存事業に根付くか実験する • (グリーにとって)新規な技術に対するvisibilityを高める • AIリサーチ部門の創設 / 国際会議やジャーナルへの投稿・採択 • 技術が根付く土壌を耕す •

    有志での社内勉強会の定期開催 / 大人数向け社内セミナー実施 • 定着実験 • リスク高い導入プロジェクトの実施 • 実験コストはこちらで持つことで、事業側の理解を得る 共通部門のメリットを活かす 定着実験 33
  7. 38