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消滅都市5周年の運営を支えた技術とその歴史
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gree_tech
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June 10, 2019
Technology
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350
消滅都市5周年の運営を支えた技術とその歴史
「WFS Tech Talk #1」で発表された資料です。
https://gree.connpass.com/event/129292/
gree_tech
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June 10, 2019
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Transcript
消滅都市5周年の運営を支えた 技術とその歴史 2019/6/6 北松 伯彬
自己紹介 北松 伯彬 • 消滅都市チーム ◦ クライアントエンジニア • 前職 ◦
スマートフォン向けアプリ開発などのサービス開発 • グリー ◦ 2012年にグリー株式会社に入社 ◦ GREE Platform SDK開発 ◦ 2014年より消滅都市のクライアント開発
本日の内容 • ゲーム概要 • 開発・運営体制 • 開発・運営フロー • オフショア開発
ゲーム概要
現代を舞台にした ドラマ × アクション × RPG
• バイクアクション • バトルシステム ◦ シングル ◦ マルチ ◦ レイド
• Cocos2d-x を採用 ◦ 内製プロダクトで初採用 アクション
• 本開発 約半年 • 2014. 05 「消滅都市」リリース • マルチバトル •
2016. 11「消滅都市2」アップデート • 大型リニューアル • レイドバトル • 2018. 11「消滅都市0.」アップデート(現在) • 大型リニューアル • 新章突入 • 現在、950万ダウンロード達成 歴史
TVアニメ化 「消滅都市」放送中! ついでに・・・ 本日『AFTER LOST 消滅都市』がリリースされました! 是非、遊んでみてください!
開発・運営体制
4名 プロデューサー 1名 クライアント エンジニア アート 4名 テクニカル アート 1名
ディレクター 1名 サーバー エンジニア 1名 プランナー 8名 合計 20 名 開発・運営体制
開発・運営フロー
ゲームデータ(マスターデータ) 作成からデプロイまでのフロー
• Excel でマスターデータ作成 ◦ クエスト、ノベル、バトル、etc. • Excel → JSON に変換
• Git によるデータ管理 ◦ プランナー、デザイナーもGitを使う文化 マスターデータ作成
• EMT(Exec Master Tool) ◦ 機能 ▪ Excel → JSON
▪ バリデーション ▪ Git ◦ Visual Studio で開発 ▪ C# データ作成ツール①
• ステージエディタ ◦ 機能 ▪ ステージ作成 • 足場、アイテム、 トラップなどの配置 ▪
JSON 出力 ◦ Visual Studio で開発 ▪ C# データ作成ツール②
• EMT・ステージエディタ ◦ Visual Studio で開発 ▪ C# • 背景
◦ 開発当初からプランナーは全員Windows環境だった ◦ 環境に合わせて短期間の開発を実現するため プランナーが(誰でも)使いやすいようにする必要がある
• Jenkinsによるデプロイパイプライン • 開発環境の場合、誰でもデプロイできる デプロイ
データによる事故防止 ストレスフリー ホスピタリティー エンジニアが運営で常に意識にしていること
オフショア開発
• WFSとオフショア ◦ 他プロダクトとの実績があった • 消滅都市は新規開発などの開発フェーズから運用フェーズへ とはいえ、やりたいこともたくさんある • エンジニアの増員が必要! •
昨年の6月からオフショア開発を開始 経緯
開発体制 JP VN 消滅都市 エンジニア BSE 1名 クライアント エンジニア サーバー
エンジニア コミュニケーター
• 業務の進め方 ◦ タスクの割り当ては JIRA ベースでチケット化 ◦ チケットや仕様書を日本語で記載して翻訳する ◦ 成果物(コード)は、PR形式で日本側でコードレビュー
◦ 週1回以上はビデオチャットでエンジニアMTGを実施 ベトナムとの連携
• 必要に応じてベトナムへ出張し ます • 主な業務 ◦ 仕様共有 ◦ 機能開発、QAなどの進行管理 ◦
各メンバーのフォロー ◦ 1on1 ベトナム出張
実際に何を担当してしてきたか?(当初) • CS調査(お問い合わせ) • サポートツールなどの機能追加・改善 • クライアントのデバッグ機能 細かい修正やサービスに影響が出ない対応のみ。
実際に何を担当してしてきたか?(現在) • CS調査(お問い合わせ) • サポートツールなどの機能追加・改善 • クライアントのデバッグ機能 • バトル、スキルなどの新機能開発 •
Android 64bit 対応 ◦ libdispatch 対応など • Cocos2d-x のメジャーVer.のアップデート対応
現在、日本とベトナムで 安定した開発体制を目指しています!
ご静聴ありがとうございました