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サーバーレスとコンテナを活用したアプリケーションの開発の今 〜クラスメソッドMADの顧客は何を採用しているのか?〜

サーバーレスとコンテナを活用したアプリケーションの開発の今 〜クラスメソッドMADの顧客は何を採用しているのか?〜

昨今、サーバーレス、コンテナなどの技術を活用したアプリ開発が広がりを見せています。クラスメソッドのMADチームはこの領域を専門に扱うチームとして2020年7月に発足しました。
これらの技術を採用することで、ビジネスを加速させるアジリティと安定性を手に入れることができると我々は実感していますが、実際に進めようとすると実装〜テスト〜デプロイ〜運用の全フェーズに渡って考慮点があり、悩みは増すばかりです。
言語、フレームワーク、テスト方針、デプロイ方針、CI/CD、IaC、etc...
本セミナーでは、実際にクラスメソッドが支援を行った顧客事例をご紹介しながら、MAD(Modern Application Development)の領域で、今顧客が採用している技術やフレームワークについて、ご紹介します。みなさんの、MAD領域開発におけるヒントとしてもらえれば幸いです。

濱田孝治

March 22, 2021
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Transcript

  1. サーバーレスとコンテナを活⽤した
    アプリケーション開発の今
    クラスメソッドMADの顧客は何を採⽤しているのか︖
    濱⽥孝治(ハマコー)
    1

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    ⾃⼰紹介
    濱⽥孝治(ハマコー)
    • CX事業本部 MADチーム マネージャー
    • Japan APN Ambassador 2020
    • JAWS-UG コンテナ⽀部運営
    • 好きなサービス︓ECS, EKS, CloudFormation
    • 好きな⾔葉「わっしょい」
    • @hamako9999

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  3. 3
    お品書き
    • クラスメソッドMADチームとは
    • 実際の案件例
    • 顧客やエンジニアが狂気した最近のAWSアップデート
    • データで⾒るMADチームの案件概要

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    今⽇の趣旨

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  5. 5
    MAD領域(サーバーレス・コンテナ)
    において、今顧客はどんな構成で
    どんなテクノロジーを採⽤しているのか
    肌感をもってお届けする

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    クラスメソッド
    MADチームとは

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    MAD(Modern Application Development)

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    クラスメソッドMAD
    なんでやっているのか︖

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    MAD(Modern Application Development)

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    MAD(Modern Application Development)
    ・迅速な開発
    ・素早いフィードバック
    ・コントローラブル

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  12. 12
    実際やろうとすると悩みは深い

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    MAD(Modern Application Development)

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    MAD(Modern Application Development)
    サーバーレス
    コンテナ専⾨の
    開発集団

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  15. 15
    実際の案件例

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  22. 22
    顧客やエンジニアが狂気した
    最近のAWSアップデート

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  23. 23
    ECR Public

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    ECR Public
    リリース内容
    • 今までAWSの認証情報が必須だったECRに、パブリック
    で誰でもアクセス可能に︕︕
    • 単純に⾔うとECRがDockerHubの代替になりうる
    • 「ECR Public Gallery」も公開済み
    現場の声
    • DockerHubからのプルでダウンロード制限に引っかかっ
    ていたものを、ECR Publicに切り替えるだけで特にリスク
    なく対応可能。公式提供されているものは積極的に乗り換
    えていきたい。デメリット特になし

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  25. 25
    Managed Service
    for
    Grafana / Prometheus

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    Managed Service for Grafana / Prometheus
    リリース内容
    • Prometheus
    • CNCF Graduated なインフラ監視ツールPrometheusのマネー
    ジド化
    • マルチAZのHA構成
    • Grafana
    • CNCF なログデータ可視化ツールのマネージド化
    • データソース︓CloudWatch, Elasticsearch, X-Ray, IoT
    SiteWise, Timestream, CloudTrail, Organizations

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    タイトルだけを⼤きく⾒せます

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    タイトルだけを⼤きく⾒せます

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    Managed Service for Grafana / Prometheus
    現場の声
    • 「監視インフラは作るものではなく、使うものという最近
    の潮流にドハマリ」
    • 「オープンソースのマネージド化はAWSのお得意技。こ
    れが最⾼と⾔わずになにが最⾼か」
    • 「インフラ管理せずに使えるとしたら、今までの痛みが解
    消される」
    注意点
    • PrometheusはPublic Beta。GrafanaはPrivate Beta。本
    番投⼊には今しばらく時間がかかる

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  30. 30
    Lambda
    1ms Billing

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    Lambda 1ms Billing
    リリース内容
    • 100ms単位の課⾦が1ms単位に
    • 特に実⾏時間が短く数が多いワークロードで圧倒的に安価
    になる
    • Lambdaの実⾏時間が28msの場合、70%のコスト抑制に
    なる試算が紹介されている
    現場の声
    • 「安くなることは正義」
    • 「Lambdaのチューニングへのモチベーションがあがる」

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    Glue関連
    ・DynamoDBのS3エクスポート
    ・課⾦単位が10分から1分に

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    DynamoDBのS3エクスポート
    リリース内容
    • DynamoDBの機能だけでS3へエクスポート可能
    • S3格納後は、AthenaやSageMaker、Lake Formationな
    どをつかって、よしなに処理可能
    現場の声
    • 「これまではGlueとかを駆使しないとできなかったんです
    が、このアップデートでDynamoDBの機能だけでできる
    ようになったので便利です」

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  34. 34
    課⾦単位が10分から1分に
    リリース内容
    • Glue バージョン2.0から、ジョブの起動時間が10倍速く、
    請求単位が1分に
    現場の声
    • 「10分以内の処理が⼤半だったので、だいぶ︕やすくな
    りました」

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    AWS AppSync
    GraphiQL Explorer対応

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  36. 36
    AppSyncのGraphiQL Exproler対応
    リリース内容
    • AppSyncが、オープンソースツールのGraphiQLを採⽤
    • ブラウザ内で、簡単に操作ができる
    • GraphQLクエリのテスト実⾏が簡単になりました
    現場の声
    • 「GraphQL の動作確認やデバッグがやりやすくなり、
    AWSコンソール上で完結できることも増えた」
    • 「まだ、OIDCトークンをセットするのが⾯倒。それ⽤に
    取得が必要」

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  37. 37
    ALB
    HTTP2/gRPC対応

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    ALBのHTTP2/gRPC対応
    リリース内容
    • 今まで、ALBはエンドツーエンドでのHTTP2に対応してい
    なかった(バック側はHTTP1)
    • このリリースでエンドツーエンドでHTTP2に対応して、
    gRPCが使えるようになりました︕
    現場の声
    • 「案件利⽤中。マイクロサービスで接続する際にサービス
    ディスカバリをALBに任せられる。 サービスメッシュと
    ⽐べてよりマネージドなので運⽤が楽」

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    データで⾒るMADチームの案件概要

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  40. 40
    集計対象
    MADチーム創設 2020年07⽉
    メンバー数 12⼈
    案件数 10件

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  41. 41
    規模感 (1案件あたり)
    1⼈
    50%
    2-4⼈
    50%
    開発者(クラスメソッド)
    1⼈ 2-4⼈
    3ヶ⽉以内
    31%
    半年以内
    38%
    1年以内
    8%
    1年以上
    23%
    期間
    3ヶ⽉以内 半年以内 1年以内 それ以上

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  42. 42
    ⽀援内容
    AWS技術コンサル
    22%
    AWS構築⽀援
    39%
    フロント開発
    13%
    バックエンド開発
    26%
    ⽀援内容
    AWS技術コンサル AWS構築⽀援 フロント開発 バックエンド開発

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  43. 43
    開発
    React
    75%
    Angular
    25%
    フロントエンド開発
    React Angular
    Lambda
    63%
    ECS
    25%
    EKS
    6%
    AppSync
    6%
    バックエンド開発
    Lambda ECS EKS AppSync

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  44. 44
    Infrastructure as Code
    CloudFormation
    21%
    Serverless Framework
    16%
    CDK (Typescript)
    31%
    Terraform
    32%
    IaC
    CloudFormation Serverless Framework CDK Terraform

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  45. 45
    開発⾔語
    Typescript
    54%
    Python
    33%
    Golang
    13%
    開発⾔語
    Typescript Python Golang

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  46. 46
    CI/CD
    Github Actions
    20%
    GitLab Runner
    13%
    CircleCI
    27%
    AWS Code Series
    33%
    Terraform Cloud
    7%
    CI/CD
    Github Actions GitLab Runner CircleCI AWS Code Series Terraform Cloud

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  47. 47
    SaaS
    CircleCI
    40%
    Auth0
    40%
    Mackerel
    10%
    Twillio
    10%
    SaaS
    CircleCI Auth0 Mackerel Twillio

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  48. 48
    MADチーム案件の特徴
    • インフラとアプリの境⽬とかない
    • IaC化やCI/CDは必須
    • 便利なSaaSはどんどん利⽤する
    • 案件規模はめっちゃでかいという程でもない

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  49. 49
    最後に

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  50. 50
    ⼀⾔
    めっちゃ
    ごっつ
    はいありんぐ

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