− Jd )−1 は (z − i )−1 = 1 z − i が対角要素の対角行列. P∗ = (p1...pn ), Q = (q1...qn ) とおくと u∗Q1 (zId − Jd )−1P1v = u∗q1 · · · u∗qd (zId − Jd )−1 p∗ 1 v . . . p∗ d v = d j=1 u∗qjp∗ j v z − i = d j=1 j z − i 12 / 46
∈ D において, f が 微分可能かつ f′ が連続であること. • 例) f (z) = 1 z は z = 0 を除いて C 全体で正則 • 複素積分: ∫ C f (z)dz は複素平面上の曲線上 C で f (z) の線積分を 考えたもの. • コーシーの積分定理: 単連結領域(ドーナツみたいな形をしていない領域)D において 正則な関数 f (z) と D 内の区分的に滑らかな閉曲線 C に対して, ∫ C f (z)dz = 0 16 / 46
を考えると, • S が空でない有限集合のとき, a は極と呼ばれる. また, n の最大 値を位数と呼ぶ. • f (z) = g(z) z − a (g(z) は z = a で正則) のような形でかけるとき, a は f (z) の 1 位の極になっている • ( S が空集合のとき a は除去可能な特異点と呼ばれる, S が無限 集合のとき a は真性特異点と呼ばれる) 18 / 46
孤立特異点 a における f (z) の留数と 呼ぶ. • a が f (z) の 1 位の極の場合は, わざわざローラン展開して係数を 考えなくても, lim z→a {(z − a)f (z)} で留数が求まる. • f (z) = g(z) z − a の形のとき, f (z) の a における留数は g(a) となる. 19 / 46
する. D 内に有限個の点 a1, ..., am があり, f (z) は C および D を含むあ る開集合で, a1, ..., am を除き, 正則であるとする. このとき ∫ C f (z)dz = 2i m k=1 Res[f (z), ak ] ただし Res[f (z), ak ] は f (z) の ak における留数 20 / 46
A)Q = zId − Jd O O zJn−d − In−d そして, P∗ = (p1...pn ), Q = (q1...qn ) とおいて, f (z) = u∗(zB − A)−1v = d j=1 u∗qjp∗ j v z − i + g(z) = d j=1 j z − i + g(z) という式変形を考えた(ただし j = u∗qjp∗ j v とおいた). 33 / 46
..., m として k = 1 2i ∫ Γ (z − )kf (z)dz = m j=1 j (j − )k = m j=1 u∗qjp∗ j v(j − )k と書けるのであった. k = u∗sk より, sk = m j=1 qjp∗ j v(j − )k となる. ここで k = p∗ k v とおくと, sk = m j=1 jqj (j − )k (1) 37 / 46