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協創するベクトルタイルを目指して
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Hidenori FUJIMURA
December 08, 2021
Technology
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120
協創するベクトルタイルを目指して
2021-12-08T10:00/15:00@G空間EXPO 2021&Online
第13回地理院地図パートナーネットワーク会議
<ベクトルタイルに関する最近の動向>
Hidenori FUJIMURA
December 08, 2021
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Transcript
協創するベクトルタイル を目指して 藤村 英範(ふじむら ひでのり) 国土地理院地理空間情報部企画調査課長 国連ベクトルタイルツールキット共同主任 2021-12-08T10:00/15:00@G空間EXPO 2021&Online 第13回地理院地図パートナーネットワーク会議
<ベクトルタイルに関する最近の動向> 1
最近の進捗 日本政府内における国土地理院の動き 2
2021-05-26 ベース・レジストリの指定について (内閣官房IT総合戦略室) 社会的ニーズ・経済効果・即効性の視点に基づいて指定 ① 即効性の観点から、早期に利活用を実現するものとして指定 土地・地図分野の地図情報として、電子国土基本図 ←ベクトルタイル ② 今後、あり方も含め検討するものとして指定
土地・地図分野のアドレス(町字)情報として、電子国土基本図 3
4 国土地理院 クライアント 目標 地理空間情報によるパートナーシップ 地理空間情報 の専門性 理解 理解 達成
5 高解像度土地被覆を持つJAXAとの連携 →総務省・FAOを通じてSDG指標の議論に貢献
6 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/statistics/goal15.html
7 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/statistics/goal15.html
8 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/statistics/data/15/ Indicator15.4.2(metadata)_ja.pdf
9 https://www.soumu.go.jp/main_content/000763967.pdf
10 経産省の要望に応じ静岡県データのボクセルタイルを開発 →三次元空間IDの検討に貢献
11 https://www.digital.go.jp/meeting/posts/ZBbSJpVd
12 https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/digital/ 20211202_meeting_data_strategy_wg_03.pdf
13 国土地理院 クライアント 目標 地理空間情報によるパートナーシップ 地理空間情報 の専門性 理解 理解 達成
国連ベクトルタイル ツールキット 最近の動き 14
ベクトルタイル Ø私たちの時代の地図刊行技術 デジタル・プラットフォーマー以外の私たち にも使える技術であることを確保したい。 Ø国連ベクトルタイルツールキット 職員の国連出向を機会に、ベクトルタイルの 生産・ホスト・スタイル・最適化の技術を オープンソースソフトウェアプロジェクト として構成したもの 15
ふ
16 https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r02/hakusho/r03/html/n2a13c01.html
17 https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r02/hakusho/r03/html/n2a13c01.html
国連ベクトルタイルツールキット 開発・能力構築インフラとして、GitHub 及び Raspberry Pi を多用。 ウェブやUnixのコマンドラインインタフェース文化を引き継ぐ。 国連活動や開発協力の現場にも対応できる頑健性を特徴とする。 18 第一世代
2018 第二世代 2021 生産 produce tippecanoe ホスト host budo, nginx スタイル style hocon-parser charites 最適化 optimize vt-optimizer 利用 use storytelling
https://github.com/unvt 19 Equinox にリリース。 毎年2回記念日がくる。 タミル語で友達という意味。 アルバニアへの技術移転の中でタミル語 を話す技術者がいたことにちなむ。 JICAプロジェクトを通じた アルバニア当局への能力構築に使用。
国章にちなむ。 2021-10-19に国連オープンGIS イニシアティブに寄贈。 プロジェクト管理もオンラインで オープンに実施している。
20
FTS Kit - 自由なベクトルタイルサービス 在宅勤務で開発された UNVT の可搬パッケージ Free 自由 自由で開かれたソフトウェアに立脚
Fast 高速 地理院地図で培われた運用ノウハウ Fair 公正 誰もが平等な条件で使える技術 Fun 楽しい Maker Movement を引き継ぐ Fine 高品質 世界最高水準の美しい地図表現技術 Flexible 柔軟 Linux のあらゆる機能が使える Future-oriented 未来志向 最先端ウェブ地図技術 Field-oriented 現場志向 進出・前進配備が可能 21
22 https://www.nipr.ac.jp/antarctic/
南極地域観測第X期6か年計画 (2021-10-27 南極地域観測統合推進本部 最終案) • 空中写真等により大縮尺地形情報を、衛星画像により小縮尺地形情報 を整備 • 観測データは、人類の共有資産であり、広く社会にオープンにして、 還元すべき
• 積極的にインターネット等を活用し測量成果の公開・提供を行う • 昭和基地デジタルトランスフォーメーション(エネルギーマネジメン トシステムとローカル5Gシステムによるスマートシティ化) 23
24 http://maps.gsi.go.jp/#16/- 69.004845/39.581945/&base=std&ls=std%7Csouthpole_2500_2%7Csouthpole _2500_ort_2%7Csouthpole_2500%7Csouthpole_satellite_250000%7Cantarctic_b ase&disp=100100&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1&d=m
第63次越冬隊長 澤柿先生のご期待 基地の建物・道路・雪上車のルートなどの地理情 報をベクトルタイルにして,インターネットが使 えない場所でもオンプレミスで使えるようにする のが最終目標となります.そのシステムとして UNVTに期待しているところです. 25 https://github.com/optgeo/63ants/discussions/2
26 https://github.com/optgeo/63ants/discussions
南極地形図ベクトルタイル 27
28 https://github.com/optgeo/antarctica-style
29 国土地理院 クライアント 目標 地理空間情報によるパートナーシップ 地理空間情報 の専門性 理解 理解 達成
2022-01-19 再び国連と連携 国連 GGIM 防災作業部会のウェブ会議を主催予定 オープン参加方式を予定しており、近日ご案内予定 30 https://ggim.un.org/unggim-wg5/
31 UNVT optgeo FTS Kit 地図に自由を データに愛着を 現場をめざして