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20221201_CMC_Nagoya
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Hide69Oz
December 01, 2022
Marketing & SEO
1
300
20221201_CMC_Nagoya
2022/12/01 開催 CMC_Meetup 名古屋のコミュニティマーケティング紹介資料です。
Hide69Oz
December 01, 2022
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Transcript
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コミュニティ マーケティングの キホンとギモン【R4年版】 2022/12/01 Hideki Ojima | Parallel Marketer /
Evangelist @hide69oz http://stilldayone.hatenablog.jp/
小島 英揮 パラレルマーケター Still Day One 合同会社 代表社員
これまでのキャリアとカバー領域、スキルの変遷 C/Sシステム RDB ERP インターネット Web OSS RIA クラウド モバイル
(スマホ) アプリ SaaS AI VR/AR/MR 電子決済 1991 1999 2002 2009 2017 XML マーケティング 英語・異文化コミュニケーション IT/B2B チーム/コミュニティ/会社マネジメント プレゼンテーション 非IT/B2C
2014年:「コミュニティマーケティング」 について、初めてアウトプット!!
コミュニティマーケティングの効果や進め方に ついての書籍発刊 2009 - 2016 2017 ~ 2019 コミュニティマーケティングの進め方や事例共有のため のコミュニティ。
過去4年半で50回以上開催、メンバー3,100名以上 AWS日本法人一人目の社員としてJoin。マーケティン グ統括としてクラウド市場開拓をコミュニティ構築 (JAWS-UG)を通じて実施。 コミュニティ x ビジネスでの経験値
この本に書いてあること ①コミュニティマーケティング とは何か? ②新しい視点をもたらす コミュニティマーケティング ③コミュニティマーケティング 成功の鉄則 ④コミュニティマーケティング の実践ケーススタディ ⑤コミュニティマーケティング
は人生もグロースさせる
書籍で学ぶこともできるけど、 コミュニティのことは コミュニティで
Welcome!! コミュニティマーケティングを考える コミュニティへ!
東京 京都 福岡 札幌 高知 ・東京:23回 ・札幌:4回 ・名古屋:1回【New】 ・京都:4回 ・大阪:3回
・福岡:4回 ・高知:4回 ・沖縄:1回 ・B2C:2回 ・DeepDive:3回 ・Beginners:1回 ・焚き火部:1回 ・MAX:1回 大阪 Facebook Group 参加メンバー数: 3,200+ Meetup 回数: 52 CMC_Meetup の歩み(2016/11~) 沖縄 名古屋
今日の皆さんの立場は? コミュニティ 運営者 コミュニティ 参加者 コミュニティ 運営者の 支援者
作りたいコミュニティは? ビジネス系 プライベート系
会社での所属は? 経営者 マーケティング/ 事業開発関連 営業関連 カスタマー サクセス関連 技術関連
・理解する :コミュニティマーケティング の意義を理解する ・自分ゴト化:自社のサービス、商品、または 自分のキャリア形成での適用を考えてみる ・実践する :コミュニティに参加したく なる、または運営したくなる 本日のゴール
ホントのゴール ギモンを解消する Q&A で、皆さんが質問 してくれること
アウトプット しながら ゴールへ
前回の東京での オフライン開催時の ツイート:約400件 https://togetter.com/li/1945595 アウトプットの連鎖例 本日の登壇者へ 名古屋からの ツイートが・・・
コミュニティ と マーケティング 本日のテーマ
マーケティングがコミュニティを 必要とする背景 マスマーケティング、 大量露出の行き詰まり 人口の減少=従来のやり方 ではビジネス減少 利用者の声 >メーカーの宣伝
既存のマーケティングファネル コミュニティマーケティング のファネル MAL MQL SQL POC MRR YoY Growth
20% 20% 30% 50% ファン スケーラブル!! 減少 増加
コミュニティを通じて 知られることで… 正しいターゲットに (=見つけて欲しい人たちに) 正しいイメージで (=見つけて欲しいコンテキストで) 見つけてもらいやすくなる
コミュニティは新規、既存顧客双方に効果 認知 興味 関心 比較 検討 購入 追加 継続 紹介
発信 コミュニ ティ コミュニティが、「想起」を必要なステージに供給 【顧客獲得】 従来のマーケティングの メイン領域 【顧客育成】 今後のマーケティングで 更に注力が必要な領域
コミュニティの4分類 賛同者・理解者が 増え続ける コミュニティ の領域 関心軸 所属組織 ・地域軸 クローズド オープン
町内会などの 領域 今日お話する 領域
コミュニティ×マーケティング で成功しているビジネスって?
コミュニティで成功している企業 B2B / B2C の垣根なく存在
企業系コミュニティでの主な効果 ・上位15%のファンが売り上げの 75%を支える ・ファンからのフィードバックから新しい オンラインイベントフォーマットを創出 ・コミュニティプログラム参加者(出店者) の50%が、半年で売り上げ倍増 ・受注商談金額が2.5倍 ・パイプラインが2倍 ・顧客離れ(チャーン)を25%削減
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2010年2月23日 初回エントリー:120名 JAWS-UGの成長:2010 → 2020 2020年6月 各支部の総登録数*: 約40,000人 年間イベント200以上 *
重複あり
JAWS DAYS 2021 (2021/03/20 開催) オンライン対応 することで、 過去最高の4,000名 近いエントリーを記録 コロナ禍でのオンライン環境でも更に成長
コミュニティマーケティング 成功のメカニズム
Sell Through The Community 直接「売り込む」方法ではスケールしない コミュニティを通じてスケールさせる ベンダー コミュニティ ベンダー コミュニティ
コミュニティを通じて スケールするには? コミュニティに「売る」のではなく コミュニティに「満足」してもらう その結果、コミュティ経由で 「想起」が拡がる
認知 想起 “知っている、 聞いたことがある” 状態 “考えたり行動するときに 思い出される” 状態 マーケティングでは コチラが重要
すぐ欲しい! 連絡したい! 売りたい! 〇〇したい! Your Brand
コミュニティで「想起」が伝播する ためのマジック3 • ポリシー:3つのファースト • メンバー:3つのレイヤー • 帰属意識:3つのアイテム
• コンテキスト ファースト • トラストファースト • アウトプットファースト コミュニティ成長のための 3つのファースト
ピザとビールは コンテキストではない
とりあえず人数を 集めてから 「コンテキスト」 「トラスト」 「アウトプット」 は後回し・・ ダメ!絶対!
= ファーストピン リーダー フォロワー ワナビーズ 20% 80% コミュニティ参加者の 3層レイヤー
コミュニティ参加者の 3層レイヤー = 商品、サービスのファン、かつ 「アウトプット」ができている人 = ロールモデルの「アウトプット」を 「フォロー」(追随)できる人 = 興味はあるが、インプットのみを要求
「アウトプット」も「フォロー」も しない人 リーダー フォロワー ワナビーズ 初期はここにフォーカス
フォロワーがリーダーを作る https://www.ted.com/talks/derek_sivers_how_to_start_a_movement?language=ja
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リーダー フォロワー ※リーダーの数をフォロワーが超えたところで、拡大がスタート
助走期間と成長期間でステージを 分けるのも効果的 熱量が高い人から リーダー、フォロワーを 選定してワナビーズにも オープンなカタチに移行 関心軸 地域軸 クローズド オープン
クローズド メンバーで 熱量を高める
エンゲージメント、帰属意識を高める 3つのアイテム アイコン・ロゴ (on Stickers, T-Shirts, Web…etc) ハッシュタグ (for Twitter,
facebook, Blog, Youtube..) リコグニション (by Award, Hero Program...) #jawsug
コミュニティ成長のための3つのNG • ヒト軸主体の集まり • インフルエンサー偏重 • 知識マウンティング
インフルエンサー マーケティングとは 根本的に 異なることに注意
早く行きたければ 一人で行け 遠くへ 行きたければ みんなで行け!
最後に・・・ コミュニティマーケティング 実践者のための役立ち情報
コミュニティが「正しく」成長 していることを説明しなければ いけない人のための 定量・定性のKPI
定量的KPI • オフラインでの新規参加者率(40~60%) • アウトプット数(ツイート/ブログ/スライド公開数) • 参加者総数の増加 (オフライン / オンライン)
• #オフライン(ミートアップ)開催の拡大(回数、地域軸、 関心軸) • NPS ツールで測定可能
熱量が発生する・伝播 するのは「行動」起点なので、 アンケ―ト調査よりも、 実際の行動量調査が おススメ
定性的KPI • 熱量・熱気 • コミュニティリーダーの「質」 • 参加者の「自分ゴト」になっているか? → コミュニティマネージャーがセンサーとなり測定 測定が難しいが、重要!
会社・事業戦略に沿った コミュニティ施策の設計方法
OWWHのフレームワークで整理 ・Objective(目的)達成の ために ・Who(誰に) ・What(何を) ・How(どう伝えるか)
ビジネス全体のObjectiveから、 コミュニティのObjectiveを設定 3-5年後のビジネス全体の Objective - 定量的Goal - 定性的Goal 1年後のビジネス全体の Objective
- 定量的Goal - 定性的Goal 3-5年後のコミュニティの Objective - 定量的Goal - 定性的Goal 1年後のコミュニティの Objective - 定量的Goal - 定性的Goal Who① コミュニティの 成長に必要なの は誰か? What① コミュニティ参 加のメリットは 何? How① WhoにWhatを 体感させる方法 は? Who② コミュニティの 成長に必要なの は誰か? What② コミュニティ参 加のメリットは 何? How② WhoにWhatを 体感させる方法 は? ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
コミュニティ施策の 運営者に求められるスキル
信用力 製品愛 言語化 能 力 調整力 ファネル の理解 □信用力:顧客に信用される力 □製品愛:製品、サービスに対する
理解と愛情 □調整力:コミュニティ施策で必要な ことを会社、組織に要求できる力 □言語化:数値以外の状況をステーク ホルダーに理解してもらう力 □ファネルの理解:マーケティング 全体施策を理解し、コミュニティ 施策と結び付ける力 コミュニティマーケティング推進者(チーム) に求められるスキル
チームと コミュニティの違い
出典:ソニックガーデン・倉貫 義人さん https://kuranuki.sonicgarden.jp/2020/08/team-and-community.html
【重要】コミュニティの中でも 運営側(グループ)は 「チーム的」である必要がある
・理解する :コミュニティマーケティング の意義を理解する ・自分ゴト化:自社のサービス、商品、または 自分のキャリア形成での適用を考えてみる ・実践する :コミュニティに参加したく なる、または運営したくなる ゴールにたどり着きましたか?
より理解を深める =QUESTする ための質問タイム!
You can start TODAY!