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【AWS Lambda(SAM)でつくるクローラー】Crawler Night 2020 Wi...

【AWS Lambda(SAM)でつくるクローラー】Crawler Night 2020 Winter

Lambda(SAM) x Layer でリアルタイムクローリングした知見を発表してきました。

#crawler_night

Hironori Tanaka

December 03, 2019
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 2 2012年〜2016年 ヤフー アドテクのインフラエンジニアや社内システムの開 発・保守を主に担当。 その他に、新卒研修のメンター・次世代リーダー育成 Yahoo!アカデミアにも参加をし、育成⼒とリーダーシ ップ⼒を向上させる。 2013年頃から副業も⾏い、AWSや開発などの技術サ

    ポートを初めて経験。 2016年〜 空 ホテル向け料⾦設定サービス「MagicPrice」の⽴ち上 げ期からエンジニアとして携り、2016年6⽉取締役兼 エンジニアとして参画。現在はプロダクト責任者 (Chief Production Officer)。
  2. Components Frontend クローリング結果 Backend 顧客データDB クローリング結果 DB Proxy Crawler Batch

    クロール対象の⼀部 ログ保存 集計結果保存 MagicPrice 共通基盤 Machine Learning データ基盤 予約サイト イベント 予約台帳・料⾦更新連携 サイトコントローラ PMS Batch 11
  3. 【個⼈的に】インフラの前提として、気にしていること • ローコストで本番稼働できる ◦ 一度開発したら、なかなか修正できないから設計段階で考える • ローカルで単体テスト + 周辺の結合テストまで実⾏できる ◦

    クラウド環境でできるだけ動かさない ◦ 周辺の結合テストはできる限り • 可能な限りデフォルトを利⽤する ◦ あれこれライブラリ入れない ◦ 小難しいことしない 19
  4. クローリングに選択した構成 20 AWS Lambda Amazon S3 Amazon SQS queue クロール対象サイト

    1. ホテル単位など分割して、 SQSにキューを貯める 2. キューをフックにLambdaを 起動させ、クローリングする 3. 2と同時にスクレイピングし、 S3にデータを保存する
  5. 実⾏環境 • ランタイム︓Ruby 2.5 • ライブラリ ◦ nokogiri:HTMLやXML、SAXのパーサー。XPath または CSS

    セレクタを利用して要素抽出 ◦ robotex:robot.txt からクローラーの判定可否 ◦ aws-sdk-xxxxx(AWSは個別のサービス):AWSのサービスを操作 24
  6. ライブラリは、Layer 使おう(1) 26 • インストールしたライブラリのパス追加や イメージビルドなどしなくても、 デフォルトでパス追加されている • 別のLambda関数で利⽤したい場合、 共通で扱うこともできます。

    ⾃作したライブラリの共通化もできる • バイナリやスクリプトも配置できる 例.クローリングでは、HeadlessChromeで遷 移していきたいケースがある (参考︓https://github.com/hirontan/sam- template/tree/master/scraping_using_headless_c hrome_from_lambda) CloudFormation
  7. ⼀つだけ、Layer のハマりポイント 28 • Rubyのバージョンが揃っていないとライブラリの読み込みされない可能性がある。 • イメージ「 lambci/lambda:build-ruby2.5 」を利⽤して、ビルドした結果をローカルに配置 し直した結果を利⽤する

    • スクリプト⽤意しているので参考にしてください layers/ ├── builds │ └── build_ruby-serverless-crawling-gems.sh ├── docker │ └── Dockerfile_ruby-serverless-crawling-gems └── gemfiles ├── Gemfile_ruby-serverless-crawling-gems └── Gemfile_ruby-serverless-crawling-gems.lock https://github.com/hirontan/sam-template/tree/master/scraping_from_lambda/layers
  8. イベント︓⾮同期的に呼び出す(1) 29 • リアルタイムに実⾏できる • S3 / SQS / CloudWatch

    Events など 扱えるイベントはデフォルトで備わっている • ローカルでは、jsonファイルで擬似的に実⾏できる sam local generate-event でイベント作成 • 本番環境では、プロパティに Events を書いて、 デプロイする。CloudFormationの yaml ファイル に記述するだけ CloudFormation
  9. 同時実⾏数 31 • クローリング対象サイトにダメージを与えない ように同時アクセス数は気にしなければいけない。 そのコントロールとして、同時実⾏数の制御を⾏う (もちろんソースコード内でもスリープも考える) • プロパティ ReservedConcurrentExecutions

    で 同時実⾏の予約数を制御することを忘れない • もしRDSも接続するなら、データベースへの 同時接続数制御にも。 情報があまり変わらないのであれば、 DataPipelineなどでデータベースのテーブルを CSV化して、CSVにアクセスする⽅法もあります。 CloudFormation
  10. コスト⾯での注意(CloudWatch PutLogEvents) 32 • S3 / SQS / CloudWatch Events

    / Lambda など、⼀つ⼀つは、正直積み重ならない。 しかし、無闇にログをCloudWatchに履き続けると PutLogEventsが発⽣し、料⾦が嵩む。 正常系はログに出さないなど、障害に備えられるログ出しにしてください
  11. 35

  12. 参考⽂献 • AWS サーバーレスアプリケーションモデル https://aws.amazon.com/jp/serverless/sam/ • AWS Lambda レイヤー https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lambda/latest/dg/configuration-

    layers.html • AWS CloudFormation https://aws.amazon.com/jp/cloudformation/ • AWS::Lambda::EventSourceMapping https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSCloudFormation/latest/User Guide/aws-resource-lambda-eventsourcemapping.html 36