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ビジネスサイドと共創し、チーム連動性を高める「Tech2Biz」
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Hironori Tanaka
September 14, 2021
Education
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180
ビジネスサイドと共創し、チーム連動性を高める「Tech2Biz」
「スタートアップエンジニア開発課題LT: Day 2」登壇資料
https://coralcapital.connpass.com/event/224311/
Hironori Tanaka
September 14, 2021
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Transcript
「Tech2Biz」 ビジネスサイドと共創し、 チーム連動性を高める 2021/9/14 ハルモニア株式会社 CTO 田仲
自己紹介 所属企業:ハルモニア株式会社(旧:株式会社空) 役職:取締役 CTO 前職:Yahoo! JAPAN インフラエンジニア 得意分野:サーバサイド全般 キーワード:Ruby /
Lambda / クローラー / 1on1
3 プライシング変革支援 ダイナミック変革支援 デジタル・トランスフォーメーション( DX)の先にあ るダイナミック・トランスフォーメーションの実践者 として、パートナーとして、ビジネスの変革を支援 ホテル業界で培った実績と知見を元に、 交通、レジャー、小売り、物流業界など、 プライシングの改善を目指す企業を
トータルサポート サービス
4 プライシングシステム導入 本格的なダイナミックプライシングを始める企業へ、戦略のブラッシュアップ、 システム要件の整理を行い、カスタマイズされた ダイナミックプライシングシステムを提供 Step 1 リサーチと議論(3ヶ月) プロジェクトの目的や将来像を理解し、新しい プライシングのあり方を整理
する。 企業に蓄積された価格に関係するデータ分析や、現状のオペレーション調査、消費者調査などを 通じて、戦略の方向性と具体案について事業全体での合意を形成する。 Step 2 カスタマイズ開発(3〜6ヶ月) デザイン、エンジニアリングチームが入り、設定した戦略と新しいオペレーションにあわせた システムや操作画面を実装 する。クライアント企業の IT・システム部門とも密な連携を行い、 改善を繰り返す。 Step 3 運用支援(1年〜) 運用開始後も、プライシングと販売結果の振り返りを継続して行い、 必要に応じて戦略や機能のアップデートを支援 する。CSチームが伴走しながら、 プライシング担当部門の成長と自立を共に目指す。
5 Step 1 リサーチと議論 ビジネスサイド:コンサルタント・BizDev・データアナリスト Step 2 カスタマイズ開発 プロダクトサイド:PdM・デザイナー・エンジニア・データサイエンティスト Step
3 運用支援 ビジネスサイド:CS 各フェーズで主に関わっている職種
6 ビジネスサイドとプロダクトサイドの共通言語と認識を作る プロダクトサイドがビジネスサイドへの期待 ・クライアントから情報を引き出し、最高のプロダクトを共に考えてくれる ・プロダクトサイドが開発に入っている時に、不足情報を埋めてくれる 「Step 2 カスタマイズ開発」前後にビジネスサイドとプロダクトサイドの間でコミュニケーションが発生す る ・「リサーチと議論」では、具体的な開発議論が出始める
・「運用支援」では、プロダクト動作・今後のアップデートを伝える プロダクトサイドからビジネスサイドへの期待とギャップを埋める活動
クライアントから鮮度高く情報を 引き出して欲しい!
8 目指すシステム連携像
9 「Step 1 リサーチと議論」でクライアント情報を引き出す クライアントの基幹システム ・システムの概要 ・システム内部の構成要素 (システムパーツ・複数システム) ・システム製作者 ・システム操作方法
・保有しているデータ ・オンプレ or クラウド(AWS?GCP?) ・APIの有無と仕様書 クライアントの担当者 ・クライアントの基幹システムの管理者 ・MagicPriceを操作する担当者
10 「Step 3 運用支援」でプロダクト理解の深化 MagicPriceの動作 ・データ受け取り ・プライシングエンジンの分析・集計方法 ・APIやバッチの動作タイミング ・価格反映タイミング ・UIへのデータ可視化
・UIの操作性 クライアントの担当者へのコミュニケーション ・プロダクトアップデート ・改善ポイント
ここまで理解してくれていると ビジネスサイドとの共創・チーム感ありませんか? プロダクトサイド(エンジニア)が • ビジネスサイドとの共創実感 • 情報が絞れて、資料準備に役立つ と効果が出てきます。
PdM/PjMが実行するべきでは? エンジニアがフロントに立つべきでは? スタートアップは理想的なチームを すぐには作れない! ここまで聞いて、思うこと
13 ビジネスサイドが以下二点を少しでも実行してもらうだけで、プロダクトチームはありがたい • クライアント情報を引き出す • プロダクト理解の深化 やり始めた発端 ビジネスサイドから >> 社内外のホットワードを深く知りたい!
「Tech2Biz」スタート
14 「Tech2Biz」の流れ 1. 社内外のホットワード 2. ピックアップ 3. 共有(15分〜30分) 周期:2〜4週間/回 ※
共有されている資料の一部 ※ 動画
15 伝える時、気をつけたこと 実施してきたタイトル 1. APIとは? 2. SaaS/BaaSとは? 3. SaaSを深堀る 4.
データ連携...ってなんだ? 5. ネットワークとセキュリティ 6. 半構造化データのお話 7. クローリング 8. SaaSにとってのQA 9. SIerとは!? 10. 技術的負債 11. アーキテクチャ 12. 大企業のシステム戦略 前編 13. 大企業のシステム戦略 後編 14. 見積りの美学 • タイトルだけでなく、なぜ聞きたいのか、 得たい情報は何かを確認する • 経験軸だけでなく、確かな資料・書籍の 情報も交える • 職種関係なく理解でき、社内共通言語 にする • 実践に役立てる情報にする
共通言語化ができ、〇〇の情報をください!など コミュニケーションが円滑に ビジネスサイドがエンジニアの書いた 業務要件資料のレビューができるように 実際に感じた効果
プロダクトサイドがフロントに立ち、 「Step 1 リサーチと議論」のフェーズで ビジネスサイドの負荷軽減を実行していきたい。 課題はまだある! プロダクトサイドの課題
ビジネスのすべてをダイナミックにし、地球のサステナビリティを向上させる 私たちはプライシングのダイナミック化を起点に、リアルな世界における "人の動き、モノの動き、車輌の動き "を変えることにフォーカスし、時 間や資源のムダが最小化された「ダイナミックエコノミー ™」の実現を目指します。 18