Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Cloud Runハンズオンから学ぶ実践的なクラウドネイティブ構成について
Search
horsewin
July 21, 2025
Technology
1
51
Cloud Runハンズオンから学ぶ実践的なクラウドネイティブ構成について
月末 Tech Lunch Online#3 - Google Cloud を語る!-の登壇資料です。
細かな構成はなくてハンズオンを体験して学んでほしいというのが趣旨の資料なので、ご理解下さい。
horsewin
July 21, 2025
Tweet
Share
More Decks by horsewin
See All by horsewin
コントリビューションWSが与えた 影響に思いを馳せる
horsewin
1
66
Cloud Run jobsをバッチ処理基盤として使いたい
horsewin
0
200
いまならこう作りたい AWSコンテナ[本格]入門ハンズオン 〜2024年版 ハンズオンの構想〜
horsewin
10
3.9k
「teachme」で作る心地よい ハンズオン体験構築のノウハウ ~ Google Cloudのハンズオンといえばコレ!~
horsewin
1
78
Console-to-Code が出たのでCDK職人を卒業しま◯◯
horsewin
0
840
cdk8s(+)ではじめるKubernetes
horsewin
1
780
GAになったGolangでCDKを触ってみよう
horsewin
2
420
Cortana Skill 触ってみた
horsewin
0
67
Alexaスキル開発〜 Node.js から Typescript へ〜
horsewin
0
58
Other Decks in Technology
See All in Technology
非CUDAの悲哀 〜Claude Code と挑んだ image to 3D “Hunyuan3D”を EVO-X2(Ryzen AI Max+395)で動作させるチャレンジ〜
hawkymisc
1
160
re:Invent2025 コンテナ系アップデート振り返り(+CloudWatchログのアップデート紹介)
masukawa
0
320
Debugging Edge AI on Zephyr and Lessons Learned
iotengineer22
0
120
AI駆動開発における設計思想 認知負荷を下げるフロントエンドアーキテクチャ/ 20251211 Teppei Hanai
shift_evolve
PRO
2
190
第4回 「メタデータ通り」 リアル開催
datayokocho
0
120
因果AIへの招待
sshimizu2006
0
930
【AWS re:Invent 2025速報】AIビルダー向けアップデートをまとめて解説!
minorun365
4
470
[JAWS-UG 横浜支部 #91]DevOps Agent vs CloudWatch Investigations -比較と実践-
sh_fk2
1
240
Microsoft Agent 365 を 30 分でなんとなく理解する
skmkzyk
1
1k
LLM-Readyなデータ基盤を高速に構築するためのアジャイルデータモデリングの実例
kashira
0
210
re:Invent 2025 ふりかえり 生成AI版
takaakikakei
1
180
ログ管理の新たな可能性?CloudWatchの新機能をご紹介
ikumi_ono
1
530
Featured
See All Featured
Building Adaptive Systems
keathley
44
2.9k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
162
23k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
51
51k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
2.7k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
57k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.5k
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
4.9k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
37
7.1k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
21
1.3k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
Designing for humans not robots
tammielis
254
26k
Transcript
Cloud Runハンズオンから学ぶ 実践的なクラウドネイティブ構成について ⽉末 Tech Lunch Online#3 - Google Cloud
を語る!-
⾺勝 淳史 株式会社ヘンリー所属 @HorseVictory • Senior Web Engineer • Jagu'e'r
クラウドネイティブ分科会運営 • 夏に弱いので最近ぐったり
クラウドネイティブ分科会のコンセプト • エンタープライズにおけるコンテナ/GKEの活⽤事例、クラウドアーキテクチャ化した事 例を共有することを通して、⾃社および業界、コミュニティの発展に寄与する • ⽇本のエンタープライズ企業におけるGoogle Cloudの事例をコミュニティ内で知れる場 • ⾃社内で仲間のいないことが多いコンテナ推進者/クラウドネイティブ検討の繋がり
今回の発表が刺さる⼈ • Cloud Runについて知りたい⽅ • Cloud Runを学ぶ場を探している
今回の発表が刺さる⼈ • Cloud Runについて知りたい⽅ • Cloud Runを学ぶ場を探している まずはここから
Cloud Runとは ref: 「The Cloud Run」第1章より参照 • Google Cloudのサーバレスランタイム •
コンテナアプリケーションを簡易に素早く、セキュアに起動できる • 開発者体験、コスト効率、⾮機能対応など幅広いユーザニーズを満たすサービス
Cloud Runのリソース種別 • 2025年7⽉時点では⼤きく3つのリソースが選択可能(Public Preview含む) Cloud Run services Cloud Run
jobs Cloud Run worker pools(*1) *1: 2025年7⽉時点ではPublic preview
Cloud Run servicesとは • HTTPトラフィックの処理とロードバランシングを⾏ うリソース ◦ HTTPS、イベント、WebSockets、HTTP/2、 gRPCを通じて呼び出し可能 ◦
リクエスト処理時のみ課⾦ ◦ HTTPSエンドポイントを提供 ◦ リクエストベースまたはCPUベースの⾃動ス ケーリング、または⼿動スケーリング ◦ リビジョン履歴機能 ◦ トラフィック分割機能 ref: Google Cloud Next 2025: What’s new in Cloud Run (https://www.youtube.com/watch?v=PWPvX25R6dM)より⼀部参照
Cloud Run jobsとは • ワンショットのタスクを実⾏するリソース ◦ 指定された数のタスクを最⼤7⽇間実⾏ (⼿動またはスケジュール実⾏) ◦ ジョブ実⾏時のみ課⾦
◦ HTTPエンドポイントは不要 ◦ 最⼤値を設定した⾃動スケーリング ◦ 実⾏履歴機能 ref: Google Cloud Next 2025: What’s new in Cloud Run (https://www.youtube.com/watch?v=PWPvX25R6dM)より⼀部参照
Cloud Run worker poolsとは ref: Google Cloud Next 2025: What’s
new in Cloud Run (https://www.youtube.com/watch?v=PWPvX25R6dM)より⼀部参照 • 継続的なバックグラウンド処理を⾏うリソース ◦ 常時稼働してワークロードをさばく(PULL ベースの実⾏モデル) ◦ インスタンス実⾏時に低価格な課⾦ ◦ HTTPエンドポイント不要 ◦ ⼿動またはCPUベースの⾃動スケーリング (最⼩/最⼤値設定可) ◦ リビジョン履歴機能 「勝⼿に!深堀り!Cloud Run worker pools / Deep dive Cloud Run worker pools」 より了承をいただいて参照
Cloud Runの設計パターン • Cloud Run はGoogle Cloud が提供するさまざまなサービスと連携させることで、 開発者のニーズに合わせた処理が実現可能 ref:
「The Cloud Run」第3章より参照
Cloud Runを利⽤したユースケース • Webアプリケーションサーバ & APIサーバ ◦ SPA、SSR、API Gateway、BFFなどとして活⽤可能 •
イベント駆動アーキテクチャ ◦ イベント(ファイル書き込み、アラートなど)をトリガとしたパターン • ジョブ‧バッチ処理 ◦ 定期呼び出しなど • ⽣成AI向けサービス ◦ GPU利⽤、RAGシステム、MCPサーバ、Function callingなど
Cloud Runを利⽤したユースケース • Webアプリケーションサーバ & APIサーバ ◦ SPA、SSR、API Gateway、BFFなどとして活⽤可能 •
イベント駆動アーキテクチャ ◦ イベント(ファイル書き込み、アラートなど)をトリガとしたパターン • ジョブ‧バッチ処理 ◦ 定期呼び出しなど • ⽣成AI向けサービス ◦ GPU利⽤、RAGシステム、MCPサーバ、Function callingなど ユースケースを実践したい
今回の発表が刺さる⼈ • Cloud Runについて知りたい⽅ • Cloud Runを学ぶ場を探している 次はここ
Cloud Runを体験してもらうハンズオンの 紹介
ref: https://jaguer-cloud-native.connpass.com/event/359646/
⾺勝 淳史 株式会社ヘンリー所属 @HorseVictory • Senior Web Engineer • Jagu'e'r
クラウドネイティブ分科会運営 • 夏に弱いので最近ぐったり
⾺勝 淳史 株式会社ヘンリー所属 @HorseVictory • Senior Web Engineer • Jagu'e'r
クラウドネイティブ分科会運営 • 夏に弱いので最近ぐったり
「The Cloud Run」について *1: https://booth.pm/en/items/5757590 BOOTHのURL(*1) • 「Google Cloud が提供するCloud
Run の素晴らし さを知り、学ぶことを楽しみながら、本番運⽤に通 ⽤するGoogle Cloud設計‧構築スキルを獲得するこ と」を⽬指した書籍 • サービスや設計のポイントが伝わりやすいように⼯ 夫し、図の数は実に130 個以上 • インタラクティブなチュートリアルになるよう意識 をした(後述)
「The Cloud Run」のハンズオンを体験してもらう • Google Cloudが提供するCloud Runの素晴らしさを知り、学ぶことを楽しみながら、 本番運⽤に通⽤するGoogle Cloud設計‧構築スキルを獲得していただきたい •
イベント内で収まるように少しコンテンツを削ったバージョンで実践いただく • ⼀部、近年のアップデートを取り⼊れた⼿順もあり!
ハンズオンで構築する構成図(前半) • servicesを中⼼としたWeb&API、 DBの3層構造 • CI/CDも含めた構成
ハンズオンで構築する構成図(後半) • 実践的なクラウドネイティブ構成に 近づけるための考慮を追加 ◦ セキュリティ ◦ 堅牢なプロセス ◦ 運⽤監視
インタラクティブなチュートリアル?
インタラクティブなチュートリアル? →teachme コマンドの活⽤
teachmeとは? ref: https://cloud.google.com/shell/docs/cloud-shell-tutorials/tutorials?hl=ja この部分のこと
teachmeとは? • Google Cloudのコンソール上に表⽰されるサイドパネルコンテンツ • インタラクティブに実⾏可能なドキュメントとして表⽰され、 画⾯操作のチュートリアルを読みながらコンソール操作が可能
teachme に備わっているユニークな機能 • スポットライトポインタ • Cloudshellへのコマンド⾃動貼り付け
スポットライトポインタ • ハンズオン資料へ特定のXMLタグを 記述することでスポットライトポイ ンタを表⽰するリンクとなる • 画像や⽂⾔で説明するよりも直感的 に伝達が可能
Cloudshellへのコマンド⾃動貼り付け • サイドパネル上でターミナル表現 箇所をしたコマンドをCloudshellに 転記して実⾏可能 ◦ マークダウンで「```」ブ ロックで囲う箇所 ◦ ハンズオンで⼿間取るコマン
ド転記の⼿間が省ける
teachme に備わるその他機能 • 脚注の表⽰ • ファイルを開く • スポットライトポインタ (⼀部機能のみ対応) •
所要時間の表⽰ • Cloudshellを開く • アイコンの表⽰(数個) • プロジェクトの選択 • APIの有効化
利活⽤例 • オンボーディング資料としての利活⽤ • インフラ操作時のランブックとしての活⽤ ◦ 特に焦っているときは、コピペでスペースが含まれているなどありがち ◦ (⾃動復旧が理想だが)押して即実⾏できるような形式だと安⼼感がある
ref: https://jaguer-cloud-native.connpass.com/event/359646/ ご予定が空いている⽅は是⾮!
まとめ • Cloud Run の概要について簡単に解説をしました • 学びを深めるためには⼿を動かすことが⼀番であるため ハンズオンイベントの紹介 • ぜひCloud
Runを利活⽤した事例を分科会で発表お待ちしています
Fin.