Up date 2014年から2016年にかけて、3人参加が基本は変わっていなかった。 しかし、攻撃参加人数がアタック成績に及ぼす影響は異なっていた。 このような結果になったのは、攻撃参加するサイドアタッカーの助走動作 が変化し( 2ndテンポから1stテンポへ )、シンクロ遂行率が高まったこ とが寄与していると考えらえる。
Up date 攻撃参加3人の状況は、2014ではAパスの範囲で実現していた。 一方、2016ではAパスの範囲に加え、Bパスの範囲でも実現している。 つまり、シンクロ3を実現するのにAパス依存ではないことが示唆された。 また、Bパスが「in system」となったことで、結果としてシンクロ遂行率 の高まりにも寄与していると考えられる
~ http://www.fivb.org/TechnicalEvaluation/Competitions/wch2014women/intr o Up date (※5)バレーボールクロニクル, 2017 FIVB の Technical Evaluation によると、2014年世界選手権女子大会の上位4 チームは「中国を除いてスイングブロックが浸透していた」と報告している。一方、 2016ではポジションに関わらず、スイングブロックの徹底がされ、世界標準である スイングブロックがチームのコンセプトとして、徹底されていることが示唆された。
2014ではボックス&オフブロッカーマンアップでの対応であったが、 スイングブロックが浸透したことによって、バンチリードの効果が表れ、 3枚ブロックやストレートを意図的にあけてスパイクを誘導するような 形が見受けられた。それに連動するように、2016では相手の攻撃に位 置に関わらずペリミターで対応しており、トータルディフェンスが効果 的に機能してることが示唆された。 Up date