Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ジャンプフローターサーブに対するレセプションの人数に関する比較 ~男子ブラジル・ポーランドナシ...
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
HQ_VASIS
March 30, 2024
Research
0
54
ジャンプフローターサーブに対するレセプションの人数に関する比較 ~男子ブラジル・ポーランドナショナルチームにおける2014年と2018年の比較~
日本バレーボール学会 第24回大会(2019/03/03)
一般研究発表 演題番号 No. 4
作成者|手川 勝太朗
HQ_VASIS
March 30, 2024
Tweet
Share
More Decks by HQ_VASIS
See All by HQ_VASIS
hq vasis 第34回配信 プレゼン用スライド
hq_vasis
0
15
hq vasis 第32回配信 プレゼン用スライド《ポジション用語の解説》
hq_vasis
0
9
同時多発位置差攻撃に対するディフェンス戦略をディグフォーメーションから読み解く 〜ワールドカップ2015 男子大会 ポーランドチームのデータから〜
hq_vasis
0
7
hq_vasis 第27回配信 プレゼン用スライド
hq_vasis
0
22
hq_vasis 第24回配信 プレゼン用スライド
hq_vasis
0
32
hq vasis 第23回配信 プレゼン用スライド
hq_vasis
0
25
1stテンポで攻撃参加するアタッカー人数がアタックの成績に与える影響 ならびに ファーストタッチの返球位置との関係
hq_vasis
0
28
中国女子のリオ五輪金メダル獲得の理由を戦術面から検証する ~「2mの長身選手がいたから優勝した」は本当なのか? ~
hq_vasis
0
24
hq vasis 第21回配信 プレゼン用スライド
hq_vasis
0
42
Other Decks in Research
See All in Research
Self-Hosted WebAssembly Runtime for Runtime-Neutral Checkpoint/Restore in Edge–Cloud Continuum
chikuwait
0
340
SREのためのテレメトリー技術の探究 / Telemetry for SRE
yuukit
13
3k
J-RAGBench: 日本語RAGにおける Generator評価ベンチマークの構築
koki_itai
0
1.3k
Pythonでジオを使い倒そう! 〜それとFOSS4G Hiroshima 2026のご紹介を少し〜
wata909
0
1.3k
2026-01-30-MandSL-textbook-jp-cos-lod
yegusa
0
240
データサイエンティストをめぐる環境の違い2025年版〈一般ビジネスパーソン調査の国際比較〉
datascientistsociety
PRO
0
720
Collective Predictive Coding and World Models in LLMs: A System 0/1/2/3 Perspective on Hierarchical Physical AI (IEEE SII 2026 Plenary Talk)
tanichu
1
250
第二言語習得研究における 明示的・暗示的知識の再検討:この分類は何に役に立つか,何に役に立たないか
tam07pb915
0
1.2k
Tiaccoon: Unified Access Control with Multiple Transports in Container Networks
hiroyaonoe
0
650
情報技術の社会実装に向けた応用と課題:ニュースメディアの事例から / appmech-jsce 2025
upura
0
310
LLM-jp-3 and beyond: Training Large Language Models
odashi
1
760
CoRL2025速報
rpc
4
4.2k
Featured
See All Featured
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
46
8.1k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.9k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
287
14k
Game over? The fight for quality and originality in the time of robots
wayneb77
1
120
世界の人気アプリ100個を分析して見えたペイウォール設計の心得
akihiro_kokubo
PRO
66
37k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
698
190k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
356
21k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
52
3.6k
Building the Perfect Custom Keyboard
takai
2
690
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
122
21k
Discover your Explorer Soul
emna__ayadi
2
1.1k
The Anti-SEO Checklist Checklist. Pubcon Cyber Week
ryanjones
0
70
Transcript
ジャンプフローターサーブに対する レセプションの人数に関する比較 ~男子ブラジル・ポーランドナショナルチームに おける2014年と2018年の比較~ 手川勝太朗(神戸市立大原中学校)
はじめに バレーボールにおいて、サーブレシーブ戦術のトレンドやその変化に ついて理解しておくことは重要である 北口ら(2018) サーバーの視点から「サーブの軌道及び着弾点をチーム戦 術として統一している可能性」を示した先行研究が報告され ている 川村ら(2016) レセプションアタック戦術の視点からレセプションの返球位置 とアタックの攻撃参加人数を記録した先行研究が報告されて
いる •先行研究ではレセプションの人数や配置については報告がない
レセプションの人数や配置に トレンドや変化はあるのだろうか? 本研究の目的 2014年と2018年の世界選手権男子大会の決勝カードである 男子ブラジルチームと男子ポーランドチームに着目し, ジャンプフローターサーブに対するレセプションの 人数,位置を分析・比較する.
方法 分析対象 〇2014年と2018年の世界選手権男子大会 ブラジル対ポーランド戦の両チームを分析対象とした. ◦2試合でのジャンプフローターサーブに対するレセプションの 人数,位置を記録した. ◦テレビ放送(BS-TBS)の映像より測定
方法 収集データ ◦データを測定しレセプションの人数とレセプション方法を調べた. ◦レセプションの位置は,コートをSlot(1m)と距離(1.5m)の 9×6で分割したゾーンで記録した. ◦測定したデータをまとめ,ヒートマップを作成した.
結果 男子ブラジルチームの レセプション参加人数とレセプション方法の割合 ※JFレセプション数は,ジャンプフローターサーブのレセプション数, Oはオーバーハンド,Uはアンダーハンドでのレセプションを表す. 2014年の3人及び2018年の2人はデータが少ないため参考値. 2014年 JFレセプション数 51 2人
45 (88%) O 4 (8%) U 41 (80%) 3人 6 (12%) O 2 (4%) U 4 (8%) 2018年 JFレセプション数 32 2人 1 (3%) O 0 (0%) U 1 (3%) 3人 31 (97%) O 2 (6%) U 29 (91%)
結果 男子ポーランドチームの レセプション参加人数とレセプション方法の割合 ※JFレセプション数は,ジャンプフローターサーブのレセプション数, Oはオーバーハンド,Uはアンダーハンドでのレセプションを表す. 四捨五入の関係で割合の合計は100になっていない場合がある. 2014年 JFレセプション数 38 2人
10 (26%) O 1 (3%) U 9 (24%) 3人 28 (74%) O 8 (21%) U 20 (53%) 2018年 JFレセプション数 11 ※データが少ないため 参考値 2人 8 (73%) O 4 (36%) U 4 (36%) 3人 3 (27%) O 0 (0%) U 3 (27%)
考察 • 男子ブラジルチームにおいて,2014年と2018年を比較すると,JF に対して2人レセプションから3人レセプションになっていることが分 かる. • こうした背景には,JFサーブの「質の変化」の可能性が考えられる. 具体的には,2014年の男子ポーランドチームに,JFのフォームから 比較的スピードの早いサーブが見られ,2人レセプションでの対応 が難しくなったことが要因の1つであると考えられる.
結果 男子ブラジルチームのサーブレシーブ位置(対JF) 2014年(n=51) 2018年(n=32)
考察 • 2018年の男子ブラジルチームは,レセプションの29/32(約 91%)を3人のアンダーハンドで行っていることから,レセプション 位置が後方になっていることが予想されたが、分析の結果は特に変 わらず、距離4でのレセプションが多かった。今回は,距離1.5m毎 に記録をとったため,もっと精度の高い測定をすれば異なる結果が 出る可能性がある.
今後の展望 本研究の対象を他の男子ナショナルチームや女子ナショナルチーム でも行うことで、ジャンプフローターサーブに対するサーブレシーブ戦 術のトレンドを検証することができる 男子ナショナルチームのデータに限らず国内のデータでも同様の研 究を行い、結果を把握しておく必要がある
本研究はVolleyball Labのグループ研究の一環として行われたものです Volleyball Labとは バレーボールを客観的な根拠に基づき理解すること(Evidence-based Volleyball :EBV) を目的とするグループです. Volleyball Labメンバー
・浅野 暢介 ・大沢 仁 ・小田部 剛 ・垣花 実樹 ・川村 貴彦 ・木曽 司 ・北口 剛一 ・後藤 浩史 ・午坊 健司 ・佐藤 文彦 ・住田 達二 ・角力山 淳 ・辻村 茉莉江 ・手川 勝太朗 ・縄田 亮太 ・三村 泰成 ・百生 剣太 ・渡辺 寿規
参考資料 男子ポーランドチームのサーブレシーブ位置(対JF) 2014年(n=38) 2018年(n=11)
参考資料:2014 POL サーブレシーブ例 後衛WSがサーブレシーブから外れていない
参考資料:2014 BRAサーブレシーブ例1 後衛WSがサーブレシーブから外れている
参考資料:2014 BRAサーブレシーブ例2 後衛WSがサーブレシーブから外れている
参考資料:2018 BRAサーブレシーブ例1 後衛WSがサーブレシーブから外れていない
参考資料:2018 BRAサーブレシーブ例2 後衛WSがサーブレシーブから外れていない
参考資料:2018 BRAサーブレシーブ例3 後衛WSがサーブレシーブから外れていない