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Qiita:Teamの開発を通して見つけてきた、Incrementsの文化を作る方法

 Qiita:Teamの開発を通して見つけてきた、Incrementsの文化を作る方法

dotsカンファレンス2016で発表した資料です。

Hiroyuki Tomine

March 31, 2016
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Transcript

  1. 目次 1. ++ってどんなチーム? 2. 何を大事にしているか a. Back to 2014 i.

    何を大事にしていたか b. そして現在 i. 何を大事にしているか 3. Qiita:Team開発から得た ヒント
  2. エンジニア vs デザイナ エンジニア:6名 Qiita 2名、Team 2名、Kobito 1名、インフラ 1名 デザイナ:

    3名(マネジメント+2名) 人数の割にはプロダクトが多い。 デザイナはプロダクト横断で 随時プロジェクトに参加。 仮説検証〜設計〜実装まで 全員が参加する。
  3. 1. 何をつくるかより、何をつくらないか 価値仮説テンプレート - 価値仮説でコミュニケーショ ンすることで、素早くブレなく 共有できる。 - 効率的にアナも見つけられ る。

    - 「この欲求本当にブレ ない?」など議論が明 確になりやすい。 https://speakerdeck.com/katsuma/service-development-for-users?slide=36
  4. まとめ:何を大事にしてきたか - Lean Startupの徹底的な実践 - 素早い意思決定で少ないリソースを補う - 価値仮説テンプレート - 足で稼ぐヒアリング力

    - 属人性の排除・自動化 - どんどん自動化する - これを強くモチベートするハッカー文化 - それが期待できる人材の採用
  5. 1. 多様化への対応 - 多様化してきた、しかも尖った人ばっかりだ! - 文化は合ってる。ただし趣向は違う。 - 多様であり、かつ同じ文化に共鳴する集団であることは、今の 強みでもある。 -

    暗黙の認知を元にした気持ちの良いコミュニケーション。 ハッカー文化への信頼・信望が支えている。 - チームとしては、この状況を支えたい
  6. 2. プロダクト体制の進化 - POを置き直す - 売上や会社の体制まで含めて意思決定できるよう、社長 に一旦POを戻す(Qiita:Team) - 開発メンバーとの対話もよりしやすくなった -

    PO経験者を採用する - 未経験のなか模索してきたのがこれまで。 - よりレベルをあげるために、経験値の高いメンバーにJoin してもらう - ていうかプロダクトの数と PMの人数合ってないし!
  7. 2. プロダクト体制の進化 - OKR の導入 - Objectives and Key Results

    - 目標とその結果の定義と達成のためのメソッド 詳細はこの辺へ: http://hiromaeda.com/2015/01/19/okr/ http://yaotti.hatenablog.com/entry/2015/02/15/001352
  8. 2. プロダクト体制の進化 ドキュメントの整備 - PRD (Product Requirements Document) の項目を統一 -

    Github Issuesにテンプレートを用意(Feature Request/Bug Report) プロダクトキックオフの手順書 - 価値仮説・LeanCanvasとの接続 - 価値仮説は要件定義の最小セット - ここはまだちょっと小慣れていない
  9. TEAMING 輪読会 - 複雑化する現代のチームで、成果を出すにはど ういうアプローチが必要か書かれている - 「学習する組織」づくり - それにはコミュニケーションと協調がいる -

    意見の相違の乗り越え - 解決策が生まれるまで 議論できる関係性 - 安心して率直に述べられる環境 - 質問したり、共有することを後押しするリーダー