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Hasuraってナンダ!?

ikuma-t
February 10, 2023

 Hasuraってナンダ!?

Biz系のメンバー/Hasuraを使ったことのないメンバーへ向けた、Hasura社内勉強会の資料です。

ikuma-t

February 10, 2023
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Transcript

  1. そもそもWebアプリってどうやって作るんだっけ? サーバサイド(バックエンド) ・複雑な処理や外部に見せたくない処理を実行する   ために必要 ・サービス運営側の管轄になる データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が  

    必要 画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL いろいろあるけど、だいたいこんな感じ APIはお仕事を依頼するための窓口 SQLはデータを取得するための言語
  2. 実際にこの構成で作ってみると...? サーバサイド(バックエンド) ・複雑な処理や外部に見せたくない処理を実行する   ために必要 ・サービス運営側の管轄になる データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が  

    必要 画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL 1 データベースのテーブルを 追加・変更する (だいたい) バックエンドの人 はあっ!
  3. 実際にこの構成で作ってみると...? サーバサイド(バックエンド) ・複雑な処理や外部に見せたくない処理を実行する   ために必要 ・サービス運営側の管轄になる データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が  

    必要 画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL 1 データベースのテーブルを 追加・変更する 2 ロジックとデータベースへの 接続処理を書く できたわ バックエンドの人 フロントエンドの人 (だいたい) バックエンドの人 OK はあっ!
  4. 実際にこの構成で作ってみると...? サーバサイド(バックエンド) ・複雑な処理や外部に見せたくない処理を実行する   ために必要 ・サービス運営側の管轄になる データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が  

    必要 画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL 1 データベースのテーブルを 追加・変更する 2 ロジックとデータベースへの 接続処理を書く 3 APIとしてフロントエンドに 公開する できたわ バックエンドの人 フロントエンドの人 (だいたい) バックエンドの人 OK
  5. 実際にこの構成で作ってみると...? サーバサイド(バックエンド) ・複雑な処理や外部に見せたくない処理を実行する   ために必要 ・サービス運営側の管轄になる データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が  

    必要 画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL 1 データベースのテーブルを 追加・変更する 2 ロジックとデータベースへの 接続処理を書く 3 APIとしてフロントエンドに 公開する 4 APIを利用してデータを取得 ・更新する画面を実装 できたわ バックエンドの人 フロントエンドの人 (だいたい) バックエンドの人 OK は あ っ !
  6. 実際にこの構成で作ってみると...? サーバサイド(バックエンド) ・複雑な処理や外部に見せたくない処理を実行する   ために必要 ・サービス運営側の管轄になる データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が  

    必要 画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL 1 データベースのテーブルを 追加・変更する 2 ロジックとデータベースへの 接続処理を書く 3 APIとしてフロントエンドに 公開する 4 APIを利用してデータを取得 ・更新する画面を実装 できたわ バックエンドの人 フロントエンドの人 (だいたい) バックエンドの人 OK は あ っ ! テーブル変更のた び に 毎回 これやる必要が あ る APIができる ま で 、 フロントエンドは 待ち が 発生 する
  7. Hasuraで作ってみると...? Hasura ・フロントエンドとデータベースの仲介役 ・データベースの情報から自動でAPIを生成する ・真ん中のアイコンはなぜか「Lambda」 データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が   必要

    画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL 1 データベースのテーブルを 追加・変更する バックエンドの人 フロントエンドの人 (だいたい) バックエンドの人 はあっ!
  8. Hasuraで作ってみると...? Hasura ・フロントエンドとデータベースの仲介役 ・データベースの情報から自動でAPIを生成する ・真ん中のアイコンはなぜか「Lambda」 データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が   必要

    画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL 1 データベースのテーブルを 追加・変更する 2 ロジックとデータベースへの 接続処理を書く 3 APIとしてフロントエンドに 公開する バックエンドの人 フロントエンドの人 (だいたい) バックエンドの人 はあっ! Hasuraが自動でやってくれる!
  9. Hasuraで作ってみると...? Hasura ・フロントエンドとデータベースの仲介役 ・データベースの情報から自動でAPIを生成する ・真ん中のアイコンはなぜか「Lambda」 データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が   必要

    画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない API SQL 1 データベースのテーブルを 追加・変更する 2 ロジックとデータベースへの 接続処理を書く 3 APIとしてフロントエンドに 公開する 4 APIを利用してデータを取得 ・更新する画面を実装 バックエンドの人 フロントエンドの人 (だいたい) バックエンドの人 はあっ! Hasuraが自動でやってくれる!
  10. GraphQLとSQL GraphQL SQL 参照( EAD) R 更新( PDATE) U 削除(

    ELETE) D 登録( REATE) C Mutation INSERT SELECT UPDATE DELETE Mutation Mutation Query ・GraphQLはHasura独自の仕組みではなく、一般的なAPIの様式の1つ ・HasuraはGraphQLでリクエストを受け付けて、リクエストに合わせた形式のSQLに   変換してDBへアクセスしてくれている
  11. 単純なケース Hasura ・フロントエンドとデータベースの仲介役 ・データベースの情報から自動でAPIを生成する ・真ん中のアイコンはなぜか「Lambda」 データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が   必要

    画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない バックエンドの人 フロントエンドの人 はあっ! データ このデータ使って、 ユーザー情報登録頼む! テーブル OK! ...
  12. 複雑なケース Hasura ・フロントエンドとデータベースの仲介役 ・データベースの情報から自動でAPIを生成する ・真ん中のアイコンはなぜか「Lambda」 データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時には翻訳が   必要

    画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や重たい処理には   向いていない バックエンドの人 フロントエンドの人 はあっ! データ このデータ使って、 ユーザー情報登録頼む! もし名前が空欄だったらエラーで、 あとフラグが立ってたら、追加で 別のテーブルへも登録して!! テーブル む〜り〜 ... ...!
  13. これが だ! Hasura Actions Hasura ・フロントエンドとデータベースの仲介役 ・データベースの情報から自動でAPIを生成   する データベース

    ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時   には翻訳が必要 画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や   重たい処理には向いていない バックエンドの人 フロントエンドの人 はあっ! データ このデータ使って、 ユーザー情報登録頼む! もし名前が空欄だったらエラーで、 あとフラグが立ってたら、追加で 別のテーブルへも登録して!! サーバサイド(バックエンド) ・複雑な処理や外部に見せたくない処理を   行するために必要 ・サービス運営側の管轄になる まかせた!! (Hasura Actions) 登録処理等々
  14. Hasuraが対応できる操作 Hasura GraphQL GraphQL SQL 参照( EAD) R 更新( PDATE)

    U 削除( ELETE) D 複雑な処理 登録( REATE) C Mutation GraphQL Mutation GraphQL Mutation INSERT SELECT UPDATE DELETE - Hasura Actions Query
  15. メタデータとマイグレーションファイル Hasura コア部分 DB定義変更 Hasura Console データベース DB定義変更のSQL実行 メタデータ マイグレーション

    変更後のDBの状態 を表したもの 変更差分のSQL を記載したもの メタデータ マイグレーション 変更後のDBの状態 を表したもの 変更差分のSQL を記載したもの 出力 Hasura Consoleで操作をすると、 ・DBの現在の状態:  メタデータファイル ・変更差分: マイグレーションファイルとして出力する。 これを適用することで、他の環境のDBも同じ状況にすることができる。
  16. メタデータ マイグレーション 変更後のDBの状態 を表したもの 変更差分のSQL を記載したもの データベース ・ユーザーのデータを保存するために必要 ・SQLしかしゃべれないので、アクセス時  

    には翻訳が必要 画面(フロントエンド) ・ユーザーが操作するために必要 ・ユーザー側で動くので危ない処理や   重たい処理には向いていない バックエンドの人 サーバサイド(バックエンド) ・複雑な処理や外部に見せたくない処理を   行するために必要 ・サービス運営側の管轄になる 登録処理等々 Hasura コア部分 DB定義変更 Hasura Console 定義変更時に出力 SQL Hasura Actions (複雑な処理) GraphQL 他環境のDB 反映 Hasura社が提供するサービス Hasura World