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SRE課が開発中システムのCI/CDで取り組んでいるGitOpsの話 / GitOps with ArgoCD

Imamoto Hikaru
December 09, 2022

SRE課が開発中システムのCI/CDで取り組んでいるGitOpsの話 / GitOps with ArgoCD

Imamoto Hikaru

December 09, 2022
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  1. #RAKUSMeetup kubectl applyにおける課題 • (1) 誰がいつ変更を適用したかのログが取りづらい ◦ 開発者のローカル環境で直接コマンド実行したりすると誰がコマンド実行したか 追えなくなる •

    (2) コマンドミスが発生する可能性がある ◦ 人の手でコマンド実行する場合、コピペミスや反映する環境の設定ミスで事故が 発生する可能性がある • (3) クラスタの認証情報を外部に公開する必要がある ◦ Kubernetesクラスタの認証情報をコマンド実行者や実行元システムが保持す る必要がある
  2. #RAKUSMeetup GitOpsを実現するためのツール • CI:GitHub Actions ◦ GitHub上のリポジトリへのPushやPRマージをトリガーに特定の処理を 実行する • CD:ArgoCD

    ◦ Kubernetes環境でGitOpsを実現するためのCDツール ◦ Gitリポジトリ上のKubernetesマニフェストを監視して、変更を検知した らKubernetesクラスタに適用(=デプロイ)
  3. #RAKUSMeetup GitOpsによって得られるメリット • デプロイ手順の簡略化 ◦ GitHubのCIとPRマージのみで完結するのでデプロイ手順がシンプル • デプロイ情報のログが残せる ◦ GitHub上でのPRマージがデプロイの契機となるので、操作者やデプロイ時刻、デプ

    ロイ内容のログが自動的に残る • セキュアなデプロイ手順となる ◦ kubectlコマンドでのデプロイと比較して、デプロイ手順ミス等のヒューマンエラーが 起きない ◦ クラスタの認証情報もAWS内部で保持すれば良いので、外部に持つ必要があない