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UXから考えるクライアントサイドのパフォーマンス監視設計

 UXから考えるクライアントサイドのパフォーマンス監視設計

リファクタリングによるデグレーションは、機能は正しく動いているのに体験が劣化するという、テストでは捕捉しにくい領域で起こります。
ユーザーからの問い合わせが届く前に検知したい。しかし、すべての指標を監視するのは現実的ではありません。
本LTでは、「ユーザーの体験に悪影響を与えるか?」を基準に監視対象を絞り込む設計指針と、その基準をもとに筆者が実際にどのように指標を選定し運用したのかを紹介します。
特定の技術スタックに依存しない設計思想の話なので、どなたにも持ち帰れる内容です。リファクタリングに限らず、日々の開発で「何を監視すべきか」を判断するためのヒントになればと思います。

https://fortee.jp/fec-nagoya-2026/proposal/4b846089-31f2-4dad-8f7f-e01708380c03

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kentaro ishida

May 09, 2026

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Transcript

  1. 2 自己紹介 石田 健太郎(いしだ けんたろう) • 2002年生まれの23歳 • 株式会社kubell ◦

    新卒3年目のフロントエンドエンジニア ◦ 「Chatwork」のブラウザ版・デスクトップ版の開発を担当 • パフォーマンスチューニングとかが好き • 今日はパフォーマンス監視について話します
  2. 19 基準を再定義 「ユーザーの体験が悪化していないか」を監視するため、3つの基準を定義 • 処理時間が人間に体感できる長さか ◦ 3msが30msになっても気付かないが、1000msが1500msになったら気付く • サービスのコア機能にあたるか ◦

    チャットが重かったら大問題だが、設定の変更が重くても大きな問題ではない • ユーザーの操作がブロックされるか ◦ バックグラウンドで動く処理が遅くなっていてもユーザー体験は損なわない
  3. 20 基準を再定義 「ユーザーの体験が悪化していないか」を監視するため、3つの基準を定義 • 処理時間が人間に体感できる長さか ◦ 3msが30msになっても気付かないが、1000msが1500msになったら気付く • サービスのコア機能にあたるか ◦

    チャットが重かったら大問題だが、設定の変更が重くても大きな問題ではない • ユーザーの操作がブロックされるか ◦ バックグラウンドで動く処理が遅くなっていてもユーザー体験は損なわない これらの基準を満たす処理の中で監視の優先度を決めるため、さらに2つの基準を定義 • データの母数が十分か ◦ 稀にしか呼ばれない処理は監視の優先度を落とせる • 変更されやすいか ◦ そもそも変更されない箇所は見なくていい