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作曲家がボカロを使うようにPdMはAIを使え

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 作曲家がボカロを使うようにPdMはAIを使え

asken tech talk vol.12でお話した内容です。

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Takuya Ito

June 30, 2025
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Transcript

  1. © asken.inc 2 自己紹介 伊藤 拓哉 AX推進部 シニアプロダクトマネージャー 経歴 • 2014年:

    博報堂アイ・スタジオ入社 (Webディレクター) • 2017年: 博報堂 出向 (コンサルタント) • 2019年: asken 入社 (マーケター) • 2021年: マーケターからプロダクトマネージャーに転向 • 2025年: AX推進部が発足し所属 趣味 • DTM (Macを使って作曲) • キーボード演奏 ◦ 自分で作った曲をバンドで演奏 ◦ YOASOBIを40分間で9曲、ぜんぶ人力で演奏
  2. © asken.inc 11 「価値の検討を高度化・活性化する」とは? チームで考える問いのレベルを上げ、その頻度も増やすこと • 「ただ作る」ことのハードルは当然に下がる。 • そのため、今後の世の中は、「作ってみました」レベルのプロダクトで溢れか えることになる。

    • このなかで抜きん出るためには、いかに良質な問いに対して、良質な解を出せ ているか?が試される。 「AIが進化すると、エンジニアの仕事が奪われるのではないか?」 →「奪われるというより、高度化する」と思う
  3. © asken.inc 13 プロダクト企画/開発における2つの壁 やり始める壁 やり抜く壁 とあるイシューが大事そうだと思っていても、 実際に重要度の高さを証明・実感できないと、 組織のなかで取り組む機運が生まれない ある程度のところまで価値を磨き込まないと、

    「なんか違うな...」というフェーズを超えられず、 様々なことが起こる開発現場においてはうやむやになり 本来は良い仮説だったとしてもそれをホールドしきれない PdM自らが迅速にバージョン1を作り、磨き込むことで、 良いアイデア・良い仮説が葬られるリスクを減らしたい
  4. © asken.inc 16 AIツールを活用しPdMが「バージョン1」を実装 「バージョン1」を作る 「バージョン1」を ユーザーさんに使ってもらう 価値の検討を高度化/活性化 「バージョン2」へ 各種AIツールを用いてPdM(伊藤)自ら実装

    →社内ハンズオンを数日単位で実施し、 イテレーションを回す。 新機能をWebViewベースで利用できる 「あすけんラボ」で、ユーザーさんに 使っていただきFBを収集。オフラインイ ベントでも生の声を聞いた。 バージョン1を基に、UI/UXデザイナー ・エンジニア・栄養士と議論を重ね、 提供価値をさらに磨いた「バージョン 2」を実装。
  5. © asken.inc 18 とにかく、「まず作れないか?」を考える • 「作ればいいじゃん」と思ってみるマインドセット ◦ アイデアを思いついたらとりあえずプロンプトを書いてみる。 ◦ 仕事に関係ないことでもいいので、作ってみる。

    ▪ 例えば「あったらいいな」というChrome拡張機能を気軽に作ってみたり • 「自分はエンジニアじゃないし...」という、 尊敬のような、遠慮のような、逃げのような、そういう感情は捨てる • PdMがバージョン1を作ることは、 チームにとっても、プロダクトにとっても絶対に有意義なことだと信じる
  6. © asken.inc 20 AIに頼むコツ:要件を分解する AIは万能ではないので、作りたいものの理想像だけを伝えても どこかで破綻してしまい、技術的素養がないと直せなくなり、心が折れやすい →積み重ねのプロンプトで徐々に動作確認しながら作り上げる! なんでも作る よ〜 空を自由に

    飛びたいな ユーザーに出せるレベルまで スケールせず破綻するパターン 実用に耐えうる バージョン1までスケールしていけるパターン なんでも作るよ〜 竹とんぼの羽が自動で回るようにして 揚力を得られるようにパワーを増強し て 頭に吸着できるようにして 羽は触っても怪我しないようにやすり をかけて 黄色いデザインにして 光沢をつけて