Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

ユーザーストーリー マッピングを使って プロダクトバックログを作ろう

izumii19
October 02, 2021

ユーザーストーリー マッピングを使って プロダクトバックログを作ろう

「スクラムにおけるPOがプロダクトバックログを作成するときに、ユーザーストーリマッピングを使ってプロダクトバックログを作成する」というワークショップをやった際の資料です。
ユーザーストーリマッピングのかんたんな説明が書いてあります

izumii19

October 02, 2021
Tweet

More Decks by izumii19

Other Decks in Technology

Transcript

  1. プロダクトオーナー つまり、プロダクトオーナー(PO)は ⚫ プロダクトの価値を最大化する ⚫ 効果的なプロダクトバックログ (PBL)管理を行う • プロダクトゴールを策定し、明示的に伝える •

    プロダクトバックログアイテム (PBI)を作成し、明確に伝える • PBIを並び替える • PBLに透明性があり、見える化され、理解されるようにする ⚫ プロダクトの増加について受け入れるかどうかを判断する 9
  2. 1.プロダクトのゴールを理解する インセプションデッキ 18 • 我々はなぜここにいるのか • エレベーターピッチ • パッケージデザイン •

    やらないことリスト • 「ご近所さん」を探せ why • 技術的な解決策 • 夜も眠れない問題 • 期間を明確にする • トレードオフスライダー • 何がどれだけ必要か how 今日はこれ
  3. 2-1. ユーザーストーリーを書く ⚫ 顧客が実現したいと思っているフューチャー*1 ⚫ 書き方に決まりはない(よく使うテンプレはあるよ) *1 フューチャー=顧客の価値。お金を払ってでも欲しいと思えるもの *2 こういうのも顧客の価値。テンプレにこだわらず価値であれば書き出しておく

    22 ストーリーカード [ユーザーの種類]として [達成したいゴール]をしたい なぜなら[理由・目的]だからだ 制約*2 ◦秒以内に 表示できること ストーリーカード [一般ユーザー]として [買った本を簡単に管理]したい なぜなら [同じ本をダブって買いたくない] からだ
  4. 2-2. ナラティブフローを作る ⚫ ユーザーストーリーを並べて物語を作る ⚫ マップの左から右へ向かうフロー ⚫ 「まず私はこれをした」「” それから私は”これをした」 23

    制約 ストーリー カード ストーリー カード ストーリー カード ストーリー カード これは 置いといて ・・・ まず私は これをした それから私は これをした それから私は… それから私は…
  5. 2-3.別のストーリーを探る ⚫ ナラティブフロー以外のバリエーション • ユーザー別 • シチュエーション • 詳細、代替え、制約、例外など 24

    制約 詳細 詳細 制約 制約 ナラティブフロー 新規登録者 一般ユーザー A-1 A-2 ユーザーに よる違い 非機能っぽい やつとか 大きい ストーリーの 分割 新しく 出てきた ストーリー 例外 Sign in
  6. ⚫ 共通の目標に向かうタスクを集約する(アクティビティの作成) 2-5.バックボーンを抽出 26 制約 制約 制約 ナラティブフロー 新規登録者 一般ユーザー

    A-1 A-2 ユーザーは 使用する 準備を行う ユーザーの 情報を 管理する 本の情報を 管理する アプリの 使い方 を知る バックボーン Sign in アクティビティ 例外
  7. ⚫ Minimum Viable Product(MVP:望まれる成果を実現できる最小の製品) 2-6. MVPリリースを切り出す 27 制約 制約 制約

    ナラティブフロー 新規登録者 一般ユーザー A-1 A-2 ユーザーは 使用する 準備を行う ユーザーの 情報を 管理する 本の情報を 管理する アプリの 使い方 を知る バックボーン Sign in MVP 最初のリリース! 例外
  8. ⚫ 特的の目標を実現しやすいようにタスクをスライスする 2-7.リリーススライスを引く 28 ナラティブフロー A-1 A-2 ユーザーは 使用する 準備を行う

    ユーザーの 情報を 管理する 本の情報を 管理する アプリの 使い方 を知る バックボーン Sign in リリース1 制約 制約 制約 例外 やらない! リリース2 リリース3 MVP 新規ユーザー向け 機能 操作性の向上
  9. 2-8.ユーザーストーリーマップ完成 29 ナラティブフロー (物語) A-1 A-2 ユーザーは 使用する 準備を行う ユーザーの

    情報を 管理する 本の情報を 管理する アプリの 使い方 を知る バックボーン (骨格) Sign in リリース1 MVP 制約 制約 制約 リリース3 例外 リリース2 優先順位
  10. PBLにする 30 1 2 4 5 リリース1 MVP リリース3 …

    8 リリース2 7 各リリースの中でも 優先順位をつける PBL PG 1 2 4 5 7 …
  11. この形に近づけよう ⚫ 優先順位の高いPBIには詳細な記述が必要 ⚫ 優先順位の低いPBIは曖昧でも良い ⚫ 見積もり可能 ⚫ 受け入れ基準が明確 ⚫

    1スプリント内で終わる大きさ ⚫ デモ手順を決めることができる ⚫ 可能な限り独立 良いPBIになっているか確認 31 PBL PG 1 2 4 5 7 …
  12. 参考資料 ⚫ ユーザーストーリーマッピング ⚫ SCRUM BOOT CAMP THE BOOK ⚫

    アジャイルサムライ−達人開発者への道− ⚫ 5分で分かるスクラム用語集 ⚫ プロダクトバックログ項目の明確化の必要性 インセプションデッキのテンプレート ⚫ 簡単!楽しい!5分でわかるユーザーストーリーマッピング(User Story Mapping) 35