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人口ダッシュボード作成講座資料

Jo-shin
March 05, 2024

 人口ダッシュボード作成講座資料

BIツールでダッシュボードを作成してみよう。行政向け、BIツールの初心者ハンズオンの資料です。
静岡市の学区別の人口データをもとに、人口ダッシュボードを作成していきます。
誰もが行政の情報をダッシュボード化できることを目指した資料になります。
専門知識は必要ありません。

この資料で作成されるダッシュボードのイメージはこちらになります。
https://lookerstudio.google.com/reporting/4b5f3d68-7f27-4c4e-9a50-253889ae45f6
※実際の作成内容と異なります。イメージです。

なお、ダッシュボードを作成するためのcsvデータや講座資料pdfはこちらからダウンロードください。
※GitHubになります。
https://github.com/daisukeshin/dashiboard_Populaton_ShizuokaCity

静岡市の人口データは3カ月に一度オープンデータとして提供されているものを利用しています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_001589_00003.html

ハンズオンは2回行っており、資料は2回目を中心にした抜粋版になります。

こんな方にお勧めです。
・情報を見える化して、みんなと簡単に共有したい方
 特に 紙資料で表を張り付けるのが嫌になっちゃった方
・デジタル技術を自分の業務にどう生かせばいいか分からない方
・自分の仕事を楽にしたい方
・新しいことにチャレンジしたい方

Jo-shin

March 05, 2024
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Transcript

  1. 皆さんはデジタル技術がない
 状況に戻れますか?
 
 仕事で Web会議、電子申請、CADのない時代に
 
 サブスク、EC、QRコード決済のない時代に Spotify 2008、Amazon 1995、PayPay 2018


    SNS、LINEのない時代に facebook 2004、Twiiter(X) 2008、LINE 2011、Tiktok 2017
 スマホのない時代に iphone 2007、Android1.0 2008
 インターネット・メールがない時代に WWW 1989、Google 1998、Gmail 2004
 パソコン・officeソフトがない時代に Macintosh 1984、Windows3.x、Windows95
 遡れる?
 17
  2. 覚える・使いこなすと
 工夫で色々なことができそう 
 タスク管理
 • Backlog • Trello デザイン作成
 • Figma

    • Canva ノーコードアプリ
 • Appsheet • Gride • kintone BIツール
 • Looker Studio • Tableau • Power BI コミュニケーション
 • Slack 自動処理化
 • PowerQuery 行政PCで利用できる 
 • PowerAutomate • Google App Script • Zapier 人それぞれで必要なツールは異なりそう 
 地理空間情報
 • Quantam GIS • Arc GIS 自分が使った記憶があるサービス 
 結構あるww
 今回はこれ
 21
  3. 1 2 3 Tableau SalesforceのBIツール
 機能限定での無料プランもある
 Power BI MicrosoftのBIツール
 ExcelやPower

    Queryの相性抜群
 Looker Studio GoogleのBIツール
 基本無料のBIツール 本日利用のツール
 BIツール3選 一長一短あるけど大体同じと思ってください
 勝手に主なBIツール 
 35 他にも  Flourish 地理空間情報、アニメーションではの ダッシュボード
  ※BIツールは沢山のサービスがあります

  4. 36 行政利用は Tableau、Power BI
 BIツールの比較
 製品名
 Tableau Power BI Looker Studio

    企業
 Salesforce
 Microsoft
 Google
 ダッシュボード作成
 無料※1 アカウント必要 
 無料 アカウント必要無 
 無料 アカウント必要 
 個人利用
 無料※1 アカウント必要 
 無料 アカウント必要無 
 無料 アカウント必要 
 一般公開
 無料※1 アカウント必要 
 有料 アカウント必要 
 無料 アカウント必要 
 内部組織共有
 有料
 有料※2
 無料※3
 自前地図(ポリゴン) 
 基本機能
 基本機能
 BigQuery連携
 ※1 条件により機能限定で無料利用可能 : ローカルへの保存ができない Tableau public 
 ※2 Teamsでの共有可能  Microsoft 365 E5に含まれる
 ※3 Google Workspace(有料)にて組織内の共有権限管理可能
 ※BIツールは沢山のサービスがあります ※ この資料の正確性は担保されません。

  5. データソースを見てみる
 データソースの追加2 
 1
 データソースの管理 ← 編集 
 ディメンション、指標? Looker Studioで使う名前 


    • ディメンションは 分類・グループ化できるもの 
 • 指標は 集計する値
 〇〇ごとの 〇〇数
 ↑ディメンション ↑指標
 52 ←全国地方公共団体コード 
   日付からテキストに変更 
 2
 タイプ(データ型)の変更 
 ←学区コード
   数値からテキストに変更
 期間や合計の対象に 
 しないため
 自動分類されたのを変更 
 3

  6. スコアカードのコピーと配置
 スコアカードの作成② 
 4
 スコアカードの
 コピー&ペースト
 5
 指標の変更
 6
 均等配置


    54 1. スコアカードを選択して
 2. コピー
 Windows : 「Ctrl」+「C」
 Mac : 「command」+「C」 
 3. ペースト
 Windows : 「Ctrl」+「V」
 Mac : 「comannd」+「V」 
 4. 同じことを5回
 各スコアカードの 指標変更

  7. スコアカードの別年度の対応
 スコアカードの作成③ 
 7
 スコアカードの全体
 コピー&ペースト
 8
 データソースの変更 
 9


    こんな風になりました? 
 55 1. スコアカードを選択して
 2. コピー
 Windows : 「Ctrl」+「C」
 Mac : 「command」+「C」 
 3. ペースト
 Windows : 「Ctrl」+「V」
 Mac : 「comannd」+「V」 
 コピーした6つのスコアを変更
 22107_population_CombYear

  8. コントロールの作成 【年月日の選択】 表示項目の限定
 フィルタの作成③
 4
 コントロールの追加
 プルダウンリスト
 58 5
 コントロールの設定
 6


    スタイルの設定
 単一選択
 調査年月日でコントロール
 デフォルト日を指定
 単一選択
 他の年月のデータと
 一緒に計算しなくします
 調査年月日

  9. コントロールの作成 【行政区と学区】 表示項目の限定
 フィルタの作成④
 7
 コントロールの追加
 固定サイズのリスト
 同じことを 行政区 と 学区・地区で実施
 59 8
 コントロールの設定


    9
 スタイルの設定
 単一選択
 「行政区」と「学区・地区」で コントロール
 単一選択を外す
 複数地域選択できないと
 意味ないですよね

  10. 学区・地区ごとの年代別人口割合グラフ
 グラフの追加①
 1
 グラフを追加
 100%積み上げ縦棒グラフ
 60 2
 コントロールの設定
 3
 スタイルの設定


    単一選択
 年代別
 積上100%
 期間設定
 必要なしのデータ
 学区・地区ごとの
 分析
 ※指標が追加出来ない場合、一度グラフの選択を外す
 見た目は
 自分の好み

  11. 地図について① 
 63 エリアの塗分け地図は今日、できません ↓参考
 GISで地図を作れる方へ 自由エリア地図作成
 (恐らくこんな感じ、正確性は担保されていません) 
 製品名
 Tableau Power

    BI Looker Studio 自由エリア地図
 <空間ファイル>
 基本機能
 基本機能
 BigQuery連携
 データ形式
 Shape、
 GeoJSONなど
 GeoJSON
 (Topo) ※容量小
 GeoJSON
 (改行区切り)
 背景地図
 Mapbox経由、 WMS
 BingMaps、 AzureMaps、ArcGIS経由 
 GoogleMaps

  12. 地図の作成 【ポイントの地図】 
 地図の作成③
 1
 グラフの追加
 Googleマップ
 65 2
 フィールドを追加
 3


    グラフの設定
 文字の結合 CONCAT関数 
 CONCAT(地方公共団体名,行政区,町丁字) 
 位置:「地域」 
 ツールチップ: 
  「学区・地区」 
 バブルのサイズ: 
  「総数」

  13. 別年度のデータの増減比較
 期間の比較①
 1
 BIツールでの期間別のデータ比較 
 68 簡単にできます
 
 ただ、
 今回のデータではやり方が??だったので


    
 最新データとそれ以外のデータに分けました
 スプレッドシートの解析がネック?  
 PowerBIやTableauだとまた違います
 最新データと前年度比較の表現例

  14. フィールドの追加と計算式①
 期間の比較②
 1
 グラフを追加
 スコアカード
 69 2
 データの統合①
 3
 データの統合②


    2つのデータソースを
 統合して計算
 できるようにします
 
 
 標準のやり方でなくても、工夫でできる 

  15. フィールドの追加と計算式②
 期間の比較④
 4
 データの統合③
 70 5
 データの統合④
 データソース名の変更と保存 
 6


    フィールドの追加①
 データソースの結合方式の設定
 ※興味のある方
  データベースのリレーションシップで勉強できます。
  今回はテーブル構造が同じなので計算のための設定
  full outer join を使います(ベン図参照)
 SUM(総数(表1))/SUM(総数(表2)) 

  16. フィールドの追加と計算式②
 期間の比較④
 7
 フィールドの追加②
 71 8
 データの統合⑤
 総数以外のデータも同様 
 簡単な計算式を追加


    
 最新と過去の総数を比較
  表1  221007_population_202303 
  表2  221007_population_CombYear 
 データソース名
 過去比較

  17. ここまでの成果
 74 何ができてるの?
 • 総人口と年代別人口が分かる
 • 最新と過去の人口比較ができる
 • 行政区ごとの人口が分析できる
 •

    学区ごとの人口が分析できる
 • 年代別割合が学区ごと比較できる
 • 学区ごとの地図選択ができる
 • 過去からの増減率がわかる

  18. 総人口・世帯数グラフ作成 
 年度比較できるデータ使用 
 静岡市の人口はどう偏移してる?
 期間比較のグラフ作成 【過年度のデータ比較】 
 期間グラフの作成① 
 1


    グラフの追加
 期間グラフ
 79 2
 3
 スタイルの設定
 線形補間で連続グラフに 
 2009年以降データ 
 横軸(X) :期間
 年、月表記に変更 
 縦軸(X) :総数、世帯数 
 線形補間
 系列1
 系列2

  19. コントロールの作成 【行政区と学区】 復習
 フィルタの作成⑤
 1
 コントロールの追加
 固定サイズのリスト
 1ページ目の復習
 82 2
 コントロールの設定
 3


    スタイルの設定
 単一選択
 「行政区」と「学区・地区」で コントロール
 単一選択を外す
 複数地域選択できないと
 意味ないですよね