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人はなぜISUCONに夢中になるのか
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KAKEHASHI
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February 19, 2025
Technology
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人はなぜISUCONに夢中になるのか
DevRel Talks! in Tokyo #1
https://devrel-talks.connpass.com/event/343106/
での登壇資料です
KAKEHASHI
PRO
February 19, 2025
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Transcript
©KAKEHASHI inc. 人はなぜISUCONに夢中になるのか 2025年2月19日 @DevRel Talks! in Tokyo #1 櫛井
優介
©KAKEHASHI inc. 1. ISUCONとは何なのか 2. ISUCONの運営の裏側 3. 人はなぜISUCONに夢中になるのか 2
©KAKEHASHI inc. 自己紹介 3 @941 櫛井 優介 Yusuke Kushii •
2004-2024 livedoor → LINE → LINEヤフー • ISUCONの立ち上げからISUCON13までの運営 • ISUCON14からは運営アドバイザー&司会 • WEBディレクター → DevRel → 技術広報 おそらく本日唯一のエンジニアバックグラウンドではない人 • 趣味はブログ・写真・Podcast・イベント運営 株式会社カケハシ 技術広報 主に技術系イベントの運営、スポンサー担当 社内外の技術広報活動全般を担う
©KAKEHASHI inc. 自己紹介 4 https://blog.kushii.net/archives/2024/10/13/205852 昨年10月に書いた「日本におけるDevRelとは何 なのか、現状と課題と今後」というエントリが話題 になり、日本国内においての現状を整理しました とっても話題になりましたがこの話はしません
©KAKEHASHI inc. ISUCONとは何なのか 5
©KAKEHASHI inc. ISUCONとは何なのか • ISUCONとは「いい感じにスピードアップコンテスト」の略称で、ウェブアプリパフォー マンスチューニングのスコアをチームで競う大会です。優勝賞金は100万円。 6 • エンジニア志望の学生や現役のエンジニアが集う大会で、過去14回目の開催で累計 14,446名が参加。パフォーマンスチューニングとして日本最大規模のイベントです。
• 「ISUCON」は、LINEヤフー株式会社の商標または登録商標です
©KAKEHASHI inc. ISUCONとは何なのか • 制限時間は8時間 • 与えられたWebアプリケーションをあらゆる手段で高速化する • OSの設定変更、アプリケーションの書き換え、なんでもOK •
ベンチマークが実行され、そのスコアが高いチームが勝利 7 ISUCON夏期講習2017 講義編 © @fujiwara https://speakerdeck.com/fujiwara3/isucon-summer-school-1
©KAKEHASHI inc. ISUCONとは何なのか 8 これはISUCON13の参加者募集の様子です 3回に分けたうちの1つ、200チーム分
©KAKEHASHI inc. ISUCONとは何なのか 9 おわかりいただけただろうか
©KAKEHASHI inc. ISUCONとは何なのか 10 おわかりいただけただろうか
©KAKEHASHI inc. ISUCONとは何なのか 11 200枠が1分で埋まってしまう! (ISUCON9くらいから)
©KAKEHASHI inc. ISUCON運営の裏側 12
©KAKEHASHI inc. ISUCON運営の裏側 • 問題作成 ◦ 出題者探し → 問題作成 →
インフラ構築 → 言語移植 → テスト → 本番 • 運営業務 ◦ スポンサー対応・Live配信・視聴者参加企画・オフライン参加向け企画 個人スポンサー対応・グッズ制作・動画制作など 13 運営の流れ
©KAKEHASHI inc. • 問題作成 ◦ 出題者探し → 問題作成 → インフラ構築
→ 言語移植 → テスト → 本番 • 運営業務 ◦ スポンサー対応・Live配信・視聴者参加企画・オフライン参加向け企画 個人スポンサー対応・グッズ制作・動画制作など ISUCON運営の裏側 14 運営の流れ
©KAKEHASHI inc. ISUCON運営の裏側 • 出題者探し ◦ 毎年変わるのですごく大変!(ISUCON3〜12は予選・本選で問題を2つ作成) • そもそも受けてくれる会社さんも多くない ◦
エース級のエンジニアを3-5名ほど、実質3ヶ月以上まるっと稼働していただく ◦ 競技への期待、参加者のレベルが高いというハイプレッシャーな状況 • 運営メンバーの組閣 ◦ 問題作成や移植などを含めると30名以上の運営チーム、稼働は半年ほど • 2,000人近い競技参加者 ◦ 初心者から常連まで、競技経験差にばらつきがある ◦ 均一に情報を届けるため案内に工夫をしている 15 運営の大変なところ
©KAKEHASHI inc. ISUCON運営の裏側 • パスワード平文 • 競技に利用するアカウントが、Public Cloudの仕様で 通常登録と代理店経由登録で挙動が変わる •
予選が2日間開催だった時、1日目の仕様にバグがあり 徹夜で修正して2日目を迎えた • 10時に競技開始予定だったが、スタートできたのは13時 • 競技中にベンチマーカーが停止 16 過去にあったトラブル(参加者の方に見えたものに限定)
©KAKEHASHI inc. ISUCON運営の裏側 17 色々あるけど運営メンバーたちは 楽しく本番の日を過ごしています!
©KAKEHASHI inc. 人はなぜISUCONに夢中になるのか 18
©KAKEHASHI inc. 人はなぜISUCONに夢中になるのか 19 エンジニア5000名が参加するISUCONとは何か- Speaker Deck https://speakerdeck.com/line_developers/what-is-isucon-where-5000-engineers-participate?slide=32
©KAKEHASHI inc. 率直に聞いてみた 20 人はなぜISUCONに夢中になるのか
©KAKEHASHI inc. 52件の回答いただきました(ありがとうございます) 21 人はなぜISUCONに夢中になるのか
©KAKEHASHI inc. あなたはなぜISUCONに参加しているのですか?回答結果 (回答52件・複数回答あり・) 22 人はなぜISUCONに夢中になるのか 参加理由 回答 自分の技術力を試したい・実力を把握するため 92.3%
新しいスキルの獲得・自己成長 67.3% 普段の業務で経験できない技術課題に挑戦するため 67.3% 新しい刺激を得るため 63.5% 賞金・賞品や名誉を得たい 42.3% チームメンバーと協力してチャレンジしたい 38.5% 限られた時間の中での達成感を得るため 38.5%
©KAKEHASHI inc. 23 人はなぜISUCONに夢中になるのか あなたはなぜISUCONに参加しているのですか?回答理由 コメントの抜粋(一部意訳あり) • 技術力という曖昧な概念をスコアとして見せつけられるのは新鮮で楽しい • 他の参加者と比較して今の自分のスキルがどのぐらいなのかを知ることができる
• 多くのエンジニアが同じお題に挑戦するため得られる知見の質も量も高い • いろんな場所で共通の話題として使いやすい • 日常の開発業務でこのように雄叫びを上げてハイタッチするような機会はない • ISUCONで学ぶことは多いがコミュニティも良い。本当に技術の話をする人しかいない。こ ういうコミュニティは貴重。 • これまで深く向き合ってこなかったサービスや技術領域に触れることができ、ISUCONを通 じて得た経験は、日々の開発にも大いに役立っている
©KAKEHASHI inc. 24 人はなぜISUCONに夢中になるのか ISUCONに夢中な理由は… 1. 技術的挑戦 未知の課題に挑み、問題解決する楽しさ 2. 成長実感
スコアが可視化する技術力の向上 3. 競技のゲーム性 リアルタイムで変動するスコアと戦略性 4. コミュニティと交流 仲間と切磋琢磨し、エンジニア文化を育む
©KAKEHASHI inc. まとめ 25
©KAKEHASHI inc. 26 人はなぜISUCONに夢中になるのか ISUCONはエンジニアにとって 技術を磨き仲間と切磋琢磨 しながら競える場であり、 単なるコンテストを超えた 魅力を持つイベントである
©KAKEHASHI inc. 27 人はなぜISUCONに夢中になるのか なんとなくわかってたけど 言語化できてよかったです
©KAKEHASHI inc. 28 人はなぜISUCONに夢中になるのか それを支えているのは、これまで 運営に関わってくれた皆さんのおかげ
©KAKEHASHI inc. おまけ 29
©KAKEHASHI inc. 30 ISUCONへの思いや、ISUCONに参加して印象的だったエピソード • ISUCONが業界内に与えた影響は計り知れないし、参加して技術力を上げた人は多いは ず。続けば嬉しいし、ISUCONから出てきた技術が活用されているのを見るのも嬉しい。 • 5年間挑戦し続けてついに3位に。練習すれば結果がついてくる成功体験がある。 •
ISUCONの醍醐味は「一人では解決できなかった課題を、チーム全員の力で乗り越えるこ と」それぞれが自身の役割を全うし、互いにサポートし合いながら最終的に結果を出せたとき の達成感は格別 • 参加してみてたくさんの人がISUCONに愛を持って取り組んでいて、みんなで高め合って 技術を楽しんでいることを実感して、温かいと感じた • ISUCONを通していくつもOSSを作ったり、それをテーマにRubyKaigiで登壇ができた • 優勝には程遠くて、賞品も賞金ももらえる可能性全然ないのに、チーム一丸となって熱くな れるエンジニアイベントを他に知らない
©KAKEHASHI inc. 31 • 完全に理解して参加した回がsqliteの回で視界がぐにゃあってなりました • 終わったあとの懇親会は楽しい。どう解いたのか何をしたのか8時間同じ課題に向き 合った仲間としての意識が強く楽しい時間を過ごせる • 採用面接でkazeburoさんが出てきて、ISUCONトークで全部時間を使ってしまったが
合格したとき、ISUCONやっててよかった〜になりました。 • 上位入賞できるスコアを残していたけど最後の最後でFAILした • 第12回からの新参ですが、事前勉強会やコンテンツの提供などが手厚くてビビりまし た!これだけでも凄い価値がある • ISUCON14公式反省会で「ISUCONにはバックエンドのすべてがある」という旨を発 表している方がいて、わたしもこれからISUCONを通じてバックエンドを学びたいとい う気持ちになりました ISUCONへの思いや、ISUCONに参加して印象的だったエピソード
© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. ご清聴ありがとうございました アンケートご回答いただいた皆様も ありがとうございました!
©KAKEHASHI inc. 33 カケハシの技術に関連する情報を 発信しています。 𝕏 @kakehashi_dev 是非フォローしてください!