Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
フィッシュボウルのやり方 / How to do a fishbowl
Search
Pauli
December 21, 2025
Technology
850
2
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
フィッシュボウルのやり方 / How to do a fishbowl
Pauli
December 21, 2025
More Decks by Pauli
See All by Pauli
登壇の自信を奪う3匹のオバケ / 3 Ghosts That Rob You of Your Confidence in Public Speaking
pauli
9
1.1k
勉強会企画をアプリで構造化してみた 〜そこで見えた、AIとの付き合い方〜 / I've structured a study group plan using an app.
pauli
0
460
建設的な現実逃避のしかた / How to practice constructive escapism
pauli
5
700
「任せる」をちゃんとする / To delegate effectively
pauli
0
110
そんなのおかしいよ! 高い椅子に座って、素敵な事業開発に<中略>... それがどれだけ幸せなことか、 わかってるぅ!? / That is ridiculous! Sitting in a high-end chair, contributing to wonderful business development, using tools in an enterprise environment... do you have any idea how lucky you are!?
pauli
2
100
「決め方」の渡し方 / How to hand over the "decision-making process"
pauli
8
1.8k
新任部長から学ぶ 1on1 / Learning 1-on-1 Techniques from a New Department Head
pauli
1
130
好奇心という宝石 / The jewel of curiosity
pauli
1
93
マネージメントプリキュア!/ Management Precure !
pauli
3
150
Other Decks in Technology
See All in Technology
C#未経験の僕がAIに読めるコードを書かせるまで
maguroalternative
0
280
開発投資の期待値を上げるプロダクトロードマップづくり ~プロダクトエンジニアが越境して事業を伸ばす~
kekekenta
1
250
Why Agent Cost Needs Observability
nttcom
0
150
AWS DevOps Agent スキルをつかいこなそう / Master AWS DevOps Agent Skills
kinunori
1
440
「大丈夫そう?」をObservabilityで確かめる
mrmtsu
0
140
技術的負債から考える、AI時代のエンジニアリング投資 — ビズリーチの技術的負債と向き合った経験から、変更し続けられるソフトウェアを考える/ technical-debt-con2026
visional_engineering_and_design
4
3.7k
Kiro Meetup #8 Kiro アップデート (2026/3/21〜2026/9/24)
katzueno
1
210
リアーキテクチャ後の障害ゼロを目指したShadow Testingの取り組み
nihonbuson
PRO
1
180
事業課題から技術的負債に向き合う
sansantech
PRO
2
2.3k
2026-09-08 そのJavaモダナイゼーション、AIに丸投げで大丈夫?IBM Bobで変わる品質と効率
yutanonaka
1
190
高負荷プロダクション環境におけるAWS Lambdaのリアル 〜スケールとコストを左右する実行ライフサイクルの技術仕様〜
maimyyym
2
550
aws-iot-platform-architecture-use-cases.pdf
ma2shita
0
660
Featured
See All Featured
Between Models and Reality
mayunak
4
470
[SF Ruby Conf 2025] Rails X
palkan
3
1.4k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
270
14k
Practical Orchestrator
shlominoach
192
12k
Building the Perfect Custom Keyboard
takai
2
880
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
59
7k
AI: The stuff that nobody shows you
jnunemaker
PRO
10
1.1k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
254
22k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.9k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
12
1.3k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
4k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
6.3k
Transcript
フィッシュボウル 解釈を深め、全員で共有する対話手法ガイド
フィッシュボウルとは? 対話の構造 フィッシュボウルは、少人数の「話し手」を内 側に、その他の「聞き手」を外側に配置して 行う対話手法です。金魚鉢(Fishbowl)の中 を覗き込むような構造から名付けられまし た。 基本コンセプト 全員が一度に対話に参加するのではなく、 話す役割と聴く役割を明確に分けることで、
質の高い「傾聴」と、深いレベルでの「共有」 を促進することを目的としています。
3つの主要な目的 傾聴の促進 外側の円にいる参加者は「聴くこと」 に集中できるため、普段よりも相手 の意見を深く理解し、異なる観点を 受け入れることができます。 全員での共有 一部の人だけで議論が終わるのを 防ぎ、参加者全員が対話のプロセス と内容を共有し、認識を合わせること
が可能です。 対話の深化 内側の円(話し手)を少人数に限定 することで、散漫な議論を防ぎ、テー マについて深く掘り下げた対話を実 現します。
内側の円(インナーサークル) 中心に2〜10脚の椅子を円形に配置します。ここ が対話を行うステージとなります。 外側の円(アウターサークル) 内側の円を囲むように、残りの椅子を同心円状 に配置します。ここは対話を観察し、傾聴する席 です。 会場レイアウトと準備
2つの進行スタイル 1. オープン・スタイル(動的) 内側の円に「空席」を一つ設ける方法です。外側の人は いつでもその空席に座って対話に参加でき、代わりに誰 かが外に出ます。参加者の自発性を促し、議論を活性化 させます。 2. クローズド・スタイル(固定) 話し手のメンバーを固定して一定時間対話を行う方法で
す。時間経過後、合図とともにメンバーを総入れ替えしま す。全員に均等に話す機会を与えたい場合に適していま す。
オープン・スタイルの特徴 空席の活用 常に一つ空席がある状態を維持します。 自発的な参加 話したい人は外側から空席に移動して発言権を得ます。 新陳代謝 誰かが入ったら、既存のメンバーの一人が席を譲り、外側 に戻ります。 効果 議論の停滞を防ぎ、多様な視点をダイナミックに取り入れ
ることができます。
クローズド・スタイルの特徴 メンバー固定 指定されたメンバーが中心に座り、一定時間集中して対話 し、常に一つ空席がある状態を維持します。 タイムマネジメント ファシリテーターが時間を管理し、区切りがついた時点で ベルなどを鳴らします。話したい人は外側から空席に移動 して発言権を得ます。 総入れ替え 時間が来たら話し手全員が外側の席へ移動し、次のグ
ループと交代します。誰かが入ったら、既存のメンバーの 一人が席を譲り、外側に戻ります。 効果 落ち着いて議論を深めることができ、全員が「一度は中心 で話す」という公平感を醸成できます。
標準的な進行プロセス セットアップ テーマ設定と座席配置。 最初の話し手を決定し、 内側の円に着席します。 対話・観察 内側の円で対話を開始。 外側の人はメモを取りながら 静かに傾聴・観察します。 交代・参加
スタイルのルールに従い、 話し手を入れ替えたり、 空席を使って参加します。 全体共有 対話終了後、ペアなどで 感想や気づきを共有し、 理解を深め合います。
成功のための 3つのポイント 対話の可視化 グラフィックレコーディングなどを活用 し、議論の内容を可視化することで、 認識のズレを防ぎ、振り返りを容易に します。 全員参加の意識 「一度は中心に入る」という意識を持つ ことで、外側にいる間も当事者意識を
持って深く聴く姿勢が生まれます。 概念の具体化 抽象的なテーマ(ビジョン等)の場合、 概念構造を具体化する工夫をすること で、より建設的な議論が可能になりま す。
導入のメリット 大規模グループでの対話 大人数(50人以上など)でも、全員が議論の プロセスを共有しながら、秩序ある対話を行 うことができます。バズセッションとの組み合 わせも有効です。 本音と深い理解 立場の異なる参加者がお互いの話を遮らず に聴く構造があるため、表層的な議論に終 わらず、相手の背景や意図を深く理解するこ
とにつながります。