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Masa, abirdwhale Kakinoki Masato, PhD / now London
August 02, 2020
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Masa, abirdwhale Kakinoki Masato, PhD / now London
August 02, 2020
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Transcript
FellowLearn 仲間、勉強会、チェックインで、 独学の成果を最大化するプラットフォーム
今、 あらゆることを独学で学べる時代 2
オンラインコース、オンライン大学講義、オンライン講座、 YouTube、Podcast、学習アプリ、電子書籍、オーディオ ブック。独学リソースはすでに十分すぎるほど世の中に あり、今後も増加は続く 3
学校、レッスン→まとまった時間とお金を割く必要がある 独学→隙間時間や移動時間で、安くあるいは無料で始 められる 4
5 でも、
課題 独学だと共に学ぶ仲間がいない 6
仲間とは何か? 7
明確かつ具体的な目標を、 同じタイミングで共有している他者 8
仲間がいないと何が困るのか? 9
10 1. モチベーション維持、学習の習慣化が困難 (独りでの習慣化には、 より多くのエネルギーと意志力を消費)
11 2. アウトプットする機会の不足 →学習効率が下がる
12 3. 学び方、リソースの情報共有をする機会が ない →間違った道筋にいることに気づけず、 時間とお金を無駄にしてしまうリスクがある
社会人が、 新しいことを独学するときに、 学習仲間を作ることは難しい 13
学校に通えば仲間はできるが、 お金と時間が余計にかかってしまう 14
そもそもニッチな領域に学校はない 15
SNS(Facebookグループ、Twitter、 LINEオープンチャット)はどうか? 16
- 仲間の発見に時間がかかる - 発見できても、信用を高めるのにさらに時 間がかかる 17 既存のSNS
- 匿名性の高い関係性や、テキストを中心とし た関係性では、信用が低い →約束を守れなかった時の痛みが小さい →習慣化を失敗しやすい 18 Twitter、LINEオープンチャット、みんチャレ
- 学習用に設計されていない →気が散る要素が多い、議論や質問が検索し にくい、勉強会の運営がしにくい 19 Facebookグループ
課題事例1(創業者) 大学生のとき、James Blakeに衝撃を受け、エレクトロ ニック・ミュージックを作りたいと思った。夏の間、国会 図書館に通って音楽機材雑誌を読み漁り、様々なソ フトや機材、入門書に散財した。学習仲間がいれば、 買う必要がないと気づけたものは多く、図書館に通っ た夏を、実際の音楽制作に使えたと思う。 20
課題事例2(創業者) 博士課程のとき、映像プログラミングスキルの習得が 新たに必要になった。同領域の仲間が学内にも街に もおらず、Maxというビジュアルプログラミング言語の YouTubeチュートリアルを朝から晩まで観る、マニュ アルを通読する、公式フォーラムで親切な見知らぬ 人からの回答を待つなど、非効率的な日々を送った。 21
課題事例3(創業者) フランス語、ドイツ語、婚姻史、セクシュアリティなどを 学ぶ必要がある。長期の個人プロジェクトで、サボっ ても誰も困らないためか、学習を習慣化できていない。 緊急ではないが重要な学習を、一人で習慣化するこ とが大変でしんどい。 22
課題事例4(創業者) 朝なかなかスイッチが入らないので、早朝の決まった 時間に、学習の進捗や計画を報告し合うような、関心 領域の仲間とのリモート朝会をやりたいが、そういっ た仲間がいない。毎朝報告し合う意義の強い領域と しては、Y Combinatorを目指すスタートアップ学習グ ループなど。 23
課題事例5(創業者) フランス語とドイツ語に関しては、独学リソースが十 分すぎるほど世の中にあるが、独学リソースの自分 の選択について、いまいち確信を持てていない。相 談し合える学習仲間がいない。 24
解決策 1. 学習仲間(明確かつ具体的な目標を、同じ タイミングで共有している他者)との出会い 2. ビデオと音声による勉強会とチェックインを、 学習仲間と運営するためのツール 25
学習仲間との出会い ユーザーは学習を進めたいオンラインコース、オンラ イン講座、書籍などを最低1つ選択あるいは登録 →そのリソースを学習している人たちのグループに参 加できる →明確かつ具体的な目標を、同じタイミングで共有し ている他者に出会える 26
学習仲間との出会い ユーザーは学習を終えたオンラインコース、オンライ ン講座、書籍などを最低1つ選択あるいは登録 →そのリソースの学習を終えた人たちのグループに 参加できる →同じ目標を達成した他者に出会え、横と斜めの繋 がりができる 27
ビデオ、音声による勉強会とチェックイン 勉強会: →アウトプットの機会 →学び方、リソースの情報共有をする場 →関係性の構築(信用を高める) 28
ビデオ、音声による勉強会とチェックイン チェックイン(進捗と計画を報告し合う): →モチベーション維持、習慣化 →関係性の構築(信用を高める) 29
トラクションと洞察を得るための3つのアクション 1. 既存サービスを使った、学習グ ループの構築と運用 目的:顧客ニーズの検証、初期ユーザーの獲得、 既存サービスで実現できないことの検証 30
トラクションと洞察を得るための3つのアクション 2. 既存サービスと手作業で、MVP を作り、使ってもらう 機能:学習仲間との出会い、ビデオと音声による 勉強会とチェックインの運営 31
トラクションと洞察を得るための3つのアクション 3. ブログでの情報発信 テーマ:独学の成果を高める方法 32
トラクションと洞察を得るための3つのアクション 3. ブログでの情報発信 目的: 「独学家」としての発信力を得る、顧客ニ ーズの検証、初期ユーザーの獲得、チームメン バーとの出会い 33
ビジネスモデル 学習ユーザー: 月額サブスクリプション オンラインコース、オンライン講座運営企業: 提携あるいは月額サブスクリプション 34
国内EdTech市場規模 2019年 2,354億円(前年度比7.7%増) BtoC 1,670億円(同8.8%増) 学習プラットフォーム・支援ツール 477億円 35 矢野経済研究所(2020年4月27日) 野村総合研究所(2019年12月4日)
国内EdTech市場規模 2020年 2,460億円(前年度比4.5%増) BtoC 1,770億円(同6.0%増) COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で遠 隔教育の需要が高まり、ユーザー数が増加 36 矢野経済研究所(2020年4月27日)
国内EdTech市場規模 2025年 3,210億円 2019年から1,166億円拡大(57%増) 学習プラットフォーム・支援ツール 603億円 2019年から126億円拡大(26.4%増) 37 野村総合研究所(2019年12月4日)
グローバルEdTech市場規模 2019年:1,630億ドル 2025年:3,680億ドル~4,060億ドル (126~149%増、 COVID-19の影響で3,420億ドルから上方修正) 38 EdTechX Global Report(2020年5月)
グローバルBtoC EdTech市場規模 2019年 1,210億ドル 2019~2025年 年平均成長率25~32% 39 EdTechX Global Report(2020年5月)
グローバルBtoC EdTech市場規模 COVID-19の影響 デジタル学習リソースとオンライン学習の急速な普及 長期的トレンド 継続するオンライン学習へのシフトによる拡大 40 EdTechX Global Report(2020年5月)
EdTech市場の将来展望 もともと拡大市場→COVID-19の影響で成長が加速 1. オンライン学習やリモートワークの必要性による、 リモート環境の急速な普及と定着 2. 働き方や価値観の変革による、 新たな分野やスキルの学習需要 41
競合(日本語圏) みんチャレ: 匿名性の高いサービス設計、目標一致の精度の低さ、テキ ストとスタンプベースのコミュニケーション →信用が高まらず、「仲間」意識は生まれてこない →約束を守れなくても痛みはない。質問がスルーされること も多い 42
競合(英語圏) Facebook Group: 汎用SNSゆえの使いづらさ 情報の蓄積性がない 43
競合(英語圏) SPAR!(ビデオチェックイン、罰金および賞金): 罰金、賞金による動機づけ 情報の蓄積性がない 44
競合(英語圏) stickK(罰金): 罰金による動機づけ チームではなく、個人同士が監視し合う設計 →仲間と出会えない、関係性を構築しづらい 情報の蓄積性がない 45
柿木 真人 慶應法学部法律学科卒業。英国 にて学術博士号(音楽)を取得。 平成30年度ポーラ美術振興財団 在外研修員。英国特別才能ビザ により、ロンドン在住。独学家
[email protected]
Twitter @abirdwhale
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