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OpenSharing について熱く語る 〜AI アセットの共有について〜

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October 02, 2026

OpenSharing について熱く語る 〜AI アセットの共有について〜

JEDAI Meetup! 秋のDatabricks技術トーク(https://jedai.connpass.com/event/405514/)の登壇資料です

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October 02, 2026

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Transcript

  1. 発表者 亀井 友裕(きゃめい) 会社 株式会社RONNABYTE(ロナバイト) (↑10/1 に社名が変わりました!) 所属 AI エンジニアリング本部

    職業 データエンジニア / AIエンジニア X @Camay119 所属コミュニティ JEDAI #大阪 #RADWIMPS #ライブ #オモコロ #毎月登壇チャレンジ #2026_JEDAI_Knight © 2026 RONNABYTE Inc. 2
  2. Delta Sharing から OpenSharing へ 2021年にリリースされた Delta Sharing の進化系という立ち位置です。Delta Lake

    プロジェクト配下か ら独立し、併せて機能が追加&強化されました。 独立&機能強化 2021年リリース © 2026 RONNABYTE Inc. DAIS 2026 で発表 6
  3. 進化の3本柱 アセット共有における既存の課題を受け、共有できるアセット種別・共有先の拡大や、クラウドを跨ぐ共有に対 応する新機能が追加されました。本発表では、AI アセットの共有をピックアップします。 AI-Native Sharing Share any asset with

    anyone 課題 AI アセットの共有に標準がない フォーマットやプラットフォームが 違うと共有できない ネットワークの調整と egress コストが かかる 対応 Genie Agent・モデル・スキルなどの 共有 Iceberg 相互運用、共有先の 拡大 SecureConnect(Public Preview) Global Distribution(Private Preview) Cross-Region / Cross-Cloud ▲ 本発表では AI-Native Sharing のみ触れます! 出典:DAIS 2026 セッション “OpenSharing: The New Open Standard for Sharing of Data and AI Assets Across Platforms and Organizations” より © 2026 RONNABYTE Inc. 7
  4. 予備知識:「OpenSharing」は2種類ある OpenSharing には、オープンソースプロトコルとその Databricks 実装があります。 オープンソース 版(プロトコル) Databricks 版(実装) ・

    誰でも実装できる公開仕様 ・ Unity Catalog などの既存実装の上に構築されて いる ・ ライブラリとして提供されているものではない ・ Databricks への共有は Databricks-to-Databricks Sharing その他への共有は Databricks-to-Open Sharing と呼ばれる ※以降では、両者を「OS 版」「Databricks 版」と呼び分けます © 2026 RONNABYTE Inc. 8
  5. 共有先×アセットの対応表 Databricks 版 OpenSharing では、AI アセットの共有は現時点で Databricks-to-Databricks の みが対象になっています。 受信者

    表形式のアセット 他の種類のアセット(ML モデルなど) 同一メタストアの Databricks OpenSharing 不要 OpenSharing 不要 (同アカウント&同リージョン) (UC の権限管理で OK) (UC の権限管理で OK) OpenSharing(D2D) OpenSharing(D2D) (AI アセットはここだけ) 異なるメタストアの Databricks (異リージョン/異アカウント/異クラウド) 非 Databricks © 2026 RONNABYTE Inc. OpenSharing(D2O) MCP・エンドポイント経由など ※OpenSharing の外の手段 9
  6. AI アセットの種類とステータス一覧 OpenSharing では、モデル・エージェントと、その周辺アセットがカバーされています。エージェントの共有は OS 版で提案段階であり、まだ Databricks には実装されていません。 アセット OS

    版 Databricks 版 備考 ML モデル Specified GA エージェントスキル Specified Coming Soon オントロジー&用語集 Proposal Coming Soon エージェント Proposal - エンドポイントと一時トークンを共有する形式(提案段階) Genie Agent(旧 Genie Space) - Beta 構成(テーブル一式・指示・SQL 例)をスナップショットとして共有 する。上のエージェント共有とは別物 セマンティックレイヤ(Metric View) - GA(2026/9) 出典:OS 版は OpenSharing リポジトリ(spec/protocols/AGENTS.md、ROADMAP.md)、 Databricks 版の Coming Soon は DAIS 2026 セッション “OpenSharing: The New Open Standard for Sharing of Data and AI Assets Across Platforms and Organizations” より © 2026 RONNABYTE Inc. 11
  7. エージェント共有について OS 版では、提供側はエージェントのエンドポイントとその一時的な呼び出しトークンのみを共有して、受信側は その情報をもとに直接呼びだす形式が提案されています。 受信者 共有サーバー エージェント (提供側) (提供側) ポイント

    ・ エージェントの実体は提供側 ① アクセスを要求 ・ 受信側に提供するのは「呼び出す 権利」だけ ② エンドポイントと短期トークンを発行 ・ 提供するエンドポイントは、ガバナンス 付きのプロキシやゲートウェイ経由が 推奨されている ・ この呼び出し方法自体、まだ未解決 の論点とされている ③ エンドポイントを直接呼び出す(エージェントは提供側で動く) 出典:OpenSharing リポジトリ(spec/protocols/AGENTS.md)より © 2026 RONNABYTE Inc. 12
  8. センシティブな動作をするエージェントの共有は難しいかも...? OpenSharing の既存実装では、提供側で制御できるのは「どの受信者組織に何を見せるか」までです。 エージェント共有もそれに沿うならば、センシティブな動作をするエージェントの共有は難しい可能性があります。 ※既存のデータ共有実装と、現時点でのプロトコル案から推察したイメージ図 受信者組織 X 提供側 ユーザー① ユーザー②

    ユーザー③ 同じ認証情報 (3人で共通) エージェント ツール・データ 提供側で決めた同じ権限でアクセス ・ 発行される認証情報は、エンドポイント・トークン・セッション ID・有効期限・呼び出しプロトコルだけで、受信側のエンドユーザーを識別する項目がない ・ データ共有でも同じ傾向がある。ABAC ポリシーは受信者のアクセスには適用されず、制御できるのは受信者組織の単位まで 閲覧制限のある情報を参照するエージェントや、書き込みを伴うエージェントを提供しにくい... © 2026 RONNABYTE Inc. 15
  9. エージェント共有への期待 現時点では、データ共有の拡張としての機能として捉えておくのが良さそうだと考えています。 4段目 エージェント (OS 版の提案) 3段目 Genie Agent (Chat

    モード) 2段目 構造化データの読み手 4段目も、データ共 有の延長として捉 えるのがよさそう 非構造化データの読み手 / 複数の読み手(Genie Agent)のオーケストレーショ ン セマンティックレイヤ (Metric View) 1段目 構造化データの読み方 データ (構造化・非構造化) データそのもの © 2026 RONNABYTE Inc. 19