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カオナビ労務におけるAI活用の裏側〜開発フローへの組み込みと、非エンジニアへの推進プロセス〜 ...

カオナビ労務におけるAI活用の裏側〜開発フローへの組み込みと、非エンジニアへの推進プロセス〜 / Behind AI Adoption in HR Management

2026年9月9日に開催された「kaonavi Tech Talk #23 〜 AIを組織に浸透させるリアル 〜」での登壇資料です 。
https://kaonavi.connpass.com/event/404312/

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株式会社カオナビ

September 10, 2026

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  1. 電⼦申請 帳票追加の課題 帳票追加に必要な⼯程 課題 1. 電⼦申請の仕様書を読み解く • 1帳票あたり 1.5〜2ヶ⽉ かかっていた

    2. 仕様に合わせてシステムを構築する • 経験者でないと難しく、属⼈化していた 3. 正しく動くか検証‧修正する ただし、電⼦申請には仕様書という「正解」がある → AIを活⽤できるのでは? © kaonavi, inc. 6
  2. どうやってAI活⽤したか ① まず業務を分解する STEP 1 業務の全体像を洗い出す → STEP 2 各⼯程で何をやっているか整理

    → STEP 3 どこをAIに置き換えられるか判断 ② 壁打ちを重ね、固まった⼿順を「スキル」化 STEP 1 AIと壁打ちを重ねる → STEP 2 最適な⼿順が固まる → STEP 3 「スキル」として保存 最終的に9つのスキルへ整備し、帳票⽣成の全⼯程をつないだ © kaonavi, inc. 8
  3. 9つのスキル 1. egov-figma-analysis 2. egov-spec-reader 3. egov-form-data-helper FigmaデザインURLからUI情報を抽出し JSON化。階層的に取得しトークン制限を 回避。

    XML/Excel仕様を読み込み構造化データを ⽣成。 form_data JSON仕様(フィールド型 ‧config‧タブ制御)のリファレンス。 4. egov-json-generator 5. egov-validator 6. egov-ui-checker Figma解析結果と仕様を統合し、DB登録可 能なform_data JSONを⽣成。 ⽣成されたJSONの形式検証‧エラー修 正。 FigmaとConfluence仕様の⽭盾検出、 Figma修正提案。 7. egov-json-import 8. egov-sql-generator 9. generate-egov-xml 帳票番号指定だけでSQLマイグレーション ⽣成‧DBインポートを実⾏。 rules.yamlで帳票情報を⾃動判定しSQLを ⽣成するサブスキル。 form_data JSONからGo template構⽂の XMLテンプレートを⾃動⽣成。 © kaonavi, inc. 9
  4. 堅牢性を確保する3つの設計制約 01 トークン制限への対応 02 既知帳票の判定 03 ユーザー承認の徹底 ⼤規模なFigmaデータをメタデータ→詳細へ 階層的に取得し、安定した解析を実現。 既知の帳票はrules.yamlに例外ルールを定

    義し、帳票情報を⾃動判定できる仕組みに。 完全⾃動化による暴⾛を防ぐため、各ステッ プに⼈の承認を組み込む。 AIに任せる範囲を設計で縛ることが、信頼して使える前提になる © kaonavi, inc. 10
  5. どれだけ変わったか After Before → 1.5〜2ヶ⽉ 1帳票あたり 2〜3週間 1帳票あたり ⼯数 60%以上

    削減 未経験メンバーでも3週間で1帳票 • 電⼦申請の開発経験がないメンバーにスキルを渡した • オンボーディング含め3週間で1帳票を実装完了 • スキルに経験者のノウハウが⼊っているため「誰がやっても同じ品質」 © kaonavi, inc. 11
  6. 1ヶ⽉のAI活⽤トライアル 実施内容 1ヶ⽉間、業務効率化そのものに時間を割く期間を設けた テーマは「テスト × ⽣成AI」に集中 3つのルール 01 週1回2時間を チーム全員で確保

    02 エンジニアだけでなく QC‧ディレクターも参加 03 成果物は必ず アウトプットして共有 個⼈の知⾒で終わらせないことがルールの⽬的 © kaonavi, inc. 12
  7. テスト領域のAI⾃動化 テスト仕様書の⾃動化 E2E⽣成パイプライン QC業務のスキル化 仕様書を読み込ませ、既存フォーマッ トのテスト仕様書に⾃動変換 雛形作成 → AI対話 →

    整形 → レビュー の4ステップで実⾏可能なコードへ バグ起票‧デグレ影響分析‧品質レ ポートを⾃動化 型が決まっている⼯程はAIに、観点の判断は⼈が厚くする © kaonavi, inc. 14
  8. 「斧を研ぐ」取り組みの成果 テスト仕様書の作成期間 テスト観点のぬけもれ発⾒ 1〜2週間 → 数⽇ 28件 → 68件 観点が増えた要因はインプットの量

    チケットのみ → チケット+仕様書+Figmaを渡すようにした 速くなっただけでなく、正常系から異常系‧境界値まで網羅できた © kaonavi, inc. 15
  9. ⾮エンジニアにも広がった QC(品質管理) • • • テスト観点の洗い出し 不具合調査の再現⼿順の⾃動抽出 エラー通知の平易な⾔葉への翻訳 ディレクター •

    • • ラフ資料の統合‧ブラッシュアップ PRDの抜け漏れチェック Jira更新‧タスク集約の⾃動化 専⾨性はAIに奪われるものではなく、AIへの指⽰書になる © kaonavi, inc. 16
  10. まとめ 本⽇のポイント まず業務を分解する ⼿順をスキル化する 全員を巻き込む ⾃分の業務を理解していないと AIには渡せない 固まった⼿順をスキル化すれば 「誰がやっても同じ品質」にな る

    しっかりと時間を確保し、個⼈ の知⾒をチームの知⾒に変える 「この業務、AIに置き換えられないか」がまず浮かぶ状態が浸透のゴール © kaonavi, inc. 18