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AWS DevOps Agentはチームメイトになれるのか?/ Can AWS DevOps ...
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Masanori Yamaguchi
April 21, 2026
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AWS DevOps Agentはチームメイトになれるのか?/ Can AWS DevOps Agent become a teammate
OpsJAWS #40 登壇資料
https://opsjaws.connpass.com/event/385011/
Masanori Yamaguchi
April 21, 2026
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Transcript
山口 正徳 JAWS-UG 千葉支部 AWS Community Hero Ops-JAWS Meetup40 Frontier
Agents × Ops特集 AWS DevOps Agentは チームメイトになれるのか? - DevOps現場での実力検証 1
© 2025, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All
rights reserved. 山口 正徳 JAWS-UG千葉支部 AWS re:Inforce 最後の日本人登壇者 グローバル認定/表彰 ・AWS Community HERO ・AWS Ambassador ・APJ AWS Community Leaders Award 2回受賞(2022、2024) ・AWS Gold Jacket Club 日本国内認定/表彰 ・AWS Samurai 2020 ・Japan AWS Top Engineer 2019 – 2023、2025 ・APN ALL AWS Certifications Engineers 2023 – 2024 自己紹介
3 これまでの AWS DevOps Agent に関する登壇資料 AWS DevOps Agent x
EC2 の検証 https://speakerdeck.com/kinunori/aws-devops-agent AWS DevOps Agent x ECS on Fargate の検証 https://speakerdeck.com/kinunori/aws-devops-agent-x-ecs-on-fargate ※ プレビュー版を対象とした検証の為、現在の仕様と差分があります。
4 本セッションについて 登壇者の所属企業において、システム開発プロジェクトでAWS DevOps Agentを 活用し、DevOpsの実現にどのような効果があるかを検証しました。 セッションでは、その検証結果を共有することを目的としています。 ・話すこと ・DevOpsの実現に必要な要素 ・各要素における
AWS DevOps Agent の定性的な検証結果 ・話さないこと ・AWS DevOps Agent の機能に関する説明 ・AWS DevOps Agent の使い方に関する説明
プロジェクトチーム 5 アプリケーション開発事業部 (自社プロダクト、受託開発) 登壇者(私)の仕事 AWS事業部 (自社プロダクト、AWS技術支援) プロジェクトマネージャー・ ソフトウェアエンジニア AWSエンジニア
技術者育成、プロジェクトおよび作業品質強化、チーム間の連携促進 や 事業運営など 私の役割(アプリケーション開発事業部長長代行 兼 AWS事業部長)
6 チームに必要な4つの要素 (Effective DevOps) Collaboration – 協働 Affinity – 親和性
Tools – ツール Scaling – スケーリング 能力を組み合わせて協力する AWS DevOps Agentは、チームメンバーとして 足し算ではなく掛け算の関係になれるのか? AWS DevOps Agent は信頼を獲得できるか? チームは AWS DevOps Agent を信頼できるか? チーム間の信頼と共感 文化を加速させるもの 既存のツールチェーンと価値観にどう馴染むのか? 組織・技術・文化の同時拡張 チームのスケールに対応することができるのか? チームのスケールに貢献することができるのか?
7 検証環境(チーム構成) 外的要因による評価への影響を避けるため、今回の検証環境は小規模な環境、かつ AWS DevOps Agent が扱う情報や利用シーンに一定の裁量を持てるプロジェクト(チーム)を対象としています。 プロジェクト: ・AI-DLCを使った社内プロダクト開発 -
AWS SDK を使い必要情報を収集し、AWSパラメーターシートを自動作成するツール チーム構成: ・プロジェクトマネージャー ・ソフトウェアエンジニア(シニアレベル)1名 ・ソフトウェアエンジニア(ジュニアレベル)1名 ・インフラエンジニア(AWSエンジニア・シニアレベル) 1名 ルール: ・AWS DevOps Agentが出力した内容は、必ずチーム内で評価する。 ※ 本検証は、2026年2月1日〜4月7日の間で行っているため、登壇時点における AWS DevOps Agentの仕様と異なる可能性があります。
8 検証環境(AWS構成)
9 観点 【Collaboration – 協働】 Collaboration – 協働 能力を組み合わせて協力する DevOps
Agentは、チームメンバーとして 足し算ではなく掛け算の関係になれるのか? シチュエーション ジュニアレベルのソフトウェアエンジニアが開発したリソースをAWS上にデプロイした時にエラー が発生。ジュニアエンジニアがトラブルシューティングを行うために AWS DevOps Agent を利用。
10 効果【Collaboration – 協働】 通常はインフラエンジニアが主に担当する AWS CodePipeline の仕組みや、各ステージの詳細を 理解していなくても調査指示を出すことができる。 調査指示は「CodePipeline
“param-sheet-pipeline” が失敗しています。原因を調査してくださ い。」のみ。調査対象の時間帯も厳密に入力せず、調査指示入力時のデフォルト時間を実行。
11 観点【Affinity – 親和性】 Affinity – 親和性 能力を組み合わせて協力する AWS DevOps
Agent は信頼を獲得できるか? チームは AWS DevOps Agent を信頼できるか? シチュエーション ジュニアエンジニアがStep Functionsのステートマシン実行した際にエラーが発生。今までシニア エンジニアに対応を相談していたが、相談前に AWS DevOps Agent を利用して原因調査を実施。
12 効果【Affinity – 親和性】 AWS DevOps Agent が、エンジニア間のコミュニティケーションのハブとなり、 チーム内の Affinity(アフィニティ)を強化につながるアクティビティを生み出した。
・ジュニアエンジニア と シニアエンジニア のコミュニケーション AWS DevOps Agent の調査結果をもとにシニアエンジニアの見解を共有。 ジュニアエンジニアは、その見解を知識とする他、調査結果を具体例とし、 不明点を質問ぶつけることで経験として次回から使える知識に昇華させていた。 ・ソフトウェアエンジニア と インフラエンジニアのコミュニケーション ソフトエンジニアとインフラエンジニアがDevOpsエージェントの調査結果を もとに、その内容の審議や対策について議論することにより、お互いの考えや 強みをより深く理解する機会となった。
13 観点 【Tools – ツール】 Tools – ツール 文化を加速させるもの 既存のツールチェーンと価値観にどう馴染むのか?
プロジェクトで利用しているツール ・チーム内コミュニケーション(テキスト): Slack ・チーム内コミュニケーション(音声) : oVice ・システム通知受信 : Slack ・リポジトリ : GitHub ・情報共有、タスク管理 : Notion ・テレメトリー : Amazon CloudWatch 3rd Partyのツールとの連携は、Amazon DevOps Agent の 「コミュニケーション」、「MCP サーバー」、「ウェブフック」で設定可能。今回は、「コミュニケーション」の設定より AWS DevOps Agent と Slack を連携させ、AWS DevOps Agent の調査状況等を Slack から 確認できるようにした。(Notion、GitHubとの連携は社内規定により未設定)
14 効果【Tools – ツール】 今回は、メンバーがコミュニケーションを行うSlackチャンネルにAWS DevOps Agentの通知 を送信した。インシデントごとに情報がスレッド内に整理されるため、通知が煩雑になること もなく、誰が対応しているかを自然に把握できる点で、良い体験につながった。 Notion
と連携して AWS DevOps Agent が参照できる情報量が増えると、スキルによる指示 など簡略化できるかもしれない。(要検証)
15 観点【Scaling – スケーリング】 Scaling – スケーリング 組織・技術・文化の同時拡張 チームのスケールに対応することができるのか? チームのスケールに貢献することができるのか?
私たちのスケーリングの考え方(抜粋) ・チームに対する柔軟なライフサイクルを実現する チームメンバーの入れ替えを阻害する属人化を排除する。所属組織は長期継続するプロジェクト が多いため、プロジェクトメンバーのモチベーションを維持するためのローテーションが必要。 ・英雄的行動を求めない 長時間労働や独力での問題解決、「すごさ」を求め必要以上の労力を使わない。 再現性を重視する。 ・コラボレーションを重視する 頼ることをネガティヴに捉えず、自己の能力とメンバーの能力を組み合わせて実現することに チーム全体が理解をもつ。相互依存はあるべき形と考える。
16 効果【 Scaling – スケーリング】 ・プロンプトの質への依存を抑える AWS DevOps Agent への調査指示に使うプロンプトは個人に大きく依存するため、プロンプ
トの質が AWS DevOps Agent の調査結果に影響しないように注意した。 具体的には、AWS DevOps Agent が調査を完了した後、チャットで調査の振り返り行い、次 回から同様の調査に活かせるようにスキル化を指示することを徹底した。
17 効果【 Scaling – スケーリング】続き 調査のサイクルを回すことで、類似するトラブルシュートの調査を効率化できる。 また、スキルとして調査方法が蓄積されるため、プロンプトに大きく依存しないエージェント スペースを構成できる。 一方で反省点として、取り組み開始時に「調査名」の命名規約を設けなかった点が挙げられる。 現時点では調査名を後から変更できないため、デフォルト(調査
YYYY-MM-DD…)のまま開 始すると、名称から内容を把握できず、個別に中身を確認する必要がある。 プロジェクトの期間が長期となり、調査件数も増えると運用に致命的な影響を与える可能性が ある。
18 チームに必要な4つの要素 (Effective DevOps) Collaboration – 協働 Affinity – 親和性
Tools – ツール Scaling – スケーリング 能力を組み合わせて協力する AWS DevOps Agentは、チームメンバーとして 足し算ではなく掛け算の関係になれるのか? AWS DevOps Agent は信頼を獲得できるか? チームは AWS DevOps Agent を信頼できるか? チーム間の信頼と共感 文化を加速させるもの 既存のツールチェーンと価値観にどう馴染むのか? 組織・技術・文化の同時拡張 チームのスケールに対応することができるのか? チームのスケールに貢献することができるのか? 特にジュニアレベルのエンジニアのスキルを掛け 算で向上させることができる。 AWS DevOps Agentはチームの親和性を強化 するために有用なツールである。 Slack連携、MCP、Webhookなどで既存のツール チェーンへ自然に組み込むことができる。 個人に依存しないための使い方を工夫することで スケーリングに大きく貢献する可能性がある。
19 AWS DevOps Agent は、プロジェクトチームにおいて作業のオフロード をするためのチームメイトとして扱うものではなかった。 トラブルシュート、ポストモーテムを自動化してくれるサービスではなく、 それらは提供する機能の1つに過ぎない。 DevOpsを持続可能な形で運用するには、チーム内の文化に大きく依存し、 形を変えていくことを忘れてはいけない。
文化の醸成に必要な4つの柱を繋ぐチーム内のハブとして、取り扱うこと で AWS DevOps Agent は真価を発揮する。 まとめ
20 チームに必要な4つの要素 (Effective DevOps) Collaboration – 協働 Affinity – 親和性
Tools – ツール Scaling – スケーリング 能力を組み合わせて協力する AWS DevOps Agentは、チームメンバーとして 足し算ではなく掛け算の関係になれるのか? AWS DevOps Agent は信頼を獲得できるか? チームは AWS DevOps Agent を信頼できるか? チーム間の信頼と共感 文化を加速させるもの 既存のツールチェーンと価値観にどう馴染むのか? 組織・技術・文化の同時拡張 チームのスケールに対応することができるのか? チームのスケールに貢献することができるのか? 特にジュニアレベルのエンジニアのスキルを掛け 算で向上させることができる。 AWS DevOps Agentはチームの親和性を強化 するために有用なツールである。 Slack連携、MCP、Webhookなどで既存のツール チェーンへ自然に組み込むことができる。 個人に依存しないための使い方を工夫することで スケーリングに大きく貢献する可能性がある。 文化の醸成に必要な4つの柱を繋ぐチーム内のハブとして、 取り扱うことでAWS DevOps Agent は真価を発揮する。
21 ー Effective DevOps, Jennifer Davis & Ryn Daniels ツールは文化を加速する。
しかし、決して代替しない。
22 AWS DevOps Agentは、 チームメイトを代替しない。 文化を加速するためのツール。
23 ご清聴ありがとうございました。