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Product Management Conference -AI時代に進化するPdM-

Product Management Conference -AI時代に進化するPdM-

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Yuta Kojima

August 27, 2025
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  1. 1

  2. 1 4

  3. 5

  4. 活動の情報共有コミュニケーション 11 月1のAI活動共有会 / 20 部室以上が参加 ˆ AI活用のための「緩い繋がり」を作ることが目” ˆ 各部門の取り組み、課題、相談事項などを気軽に共

    ˆ 議事録や録音・録画は全参加者に配布されj ˆ この場での意思決定ではなく、適切なレポートライン (担当役員や本部長、部長など)を通じて決定
  5. https://developersblog.dmm.com/archive/category/AI ・ AI × SSoT で情報活用に革新が起きるか!? 〜mcp-pagoda を OSS 公開〜

    ・ DMM QA部の「AX宣言」:「AI for QA」と「QA for AI」の新 たな品質保証のかたち ・ AI × Turtle で実現する Vibe Coding:DMM デザインシステム を活用した新たな開発ワークフロー ・ AI研究と難聴から教えられた人間らしさ  ーHAZ(Human-AI Agreement Zone)ー ・ 1か月でローンチ!PF-AX流“AI自動分類”開発舞台裏 最新の記事例 AI活用事例は Developers Blogへ →→ 13 15 ビョウ マツネ
  6. 16 AI時代のPdM = “Vibe PM” https://www.pendo.io/pendo-blog/the-vibe-pm-and-the-evolution-of- product-management/ idea output AI

    AI “Vibe PM Cycle“ アイディアができた瞬間にクラフトし、 さらに、アイディアを高められる状態
  7. アルファ室の は全工数の60% 開発オペレーションコスト 19 開発オペレーション (※2) % 60 諸業務(※1) ※1

    事務雑務や室内行事、1on1などの開発生産に直接は関わらない時間を指します。 ※2 ミーティング・調整・タスク管理・品質管理などの開発オペレーション業務を指します。 % 30 意思決定や戦略検討 % 10 ここの大半を AIに置き換えていきたい ここはここでやることある
  8. 21 Cursor Chat / Input Chat / Output ・Github ・Confluence

    ・GoogleDrive ・slack ・Figma ・JIRA ・GA ・BQ MCP Agent Plan 制約・ルール 品質スコープ Execute 実行ルール 実行スコープ Memory 長期記憶 短期記憶 User 企画書・PRD〜プロトタイプなど How:Agentic AI (AI Operation)   →→→  Vibe PM 優先度の高いオペレーションに対してAIエージェントを取り入れることによって、生産性向上を目指す。 それが、VibePMへ道筋だと考えていますし、むしろAI時代のPdMは現時点ではこの領域に取り組める人かもしれません。
  9. AIは現実の業務で パフォーマンスを向上させる 22 1. 生産性の向上 • AI利用者はタスク完了量が12.2%増加 • 作業速度は25.1%高速化 2.

    成果の質の向上 • 人間評価による成果物の品質は40%向上 • 創造性や文章の明確さ・説得力の面で特に改善 3. AIの得意・不得意 • 得意領域:文章生成、ブレインストーミング、要約、アイデア展開 • 不得意領域:高度な分析やデータ解釈が必要な課題では誤りが増加する傾向 Fabrizio Dell'Acqua et al.,Navigating the Jagged Technological Frontier: Field Experimental Evidence of the Effects of AI on Knowledge Worker Productivity and Quality (2023) https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=4573321
  10. 品質を上げるのは、 初めはローカルから泥臭くやります AIではなくHUMAN 30 ローカル ・BABOK / PMBOK ・UXdesign ・室目標

    ・室ルール ・プロジェクトtemplate ・プロジェクトルール ちなみに 580TB...w md化・構造化... もちろん文書間の文脈は 簡単に読み取れない 手動 手動
  11. HCAI思考で品質チェック分担 逆に言えば、評価指標・ワークフローが整っていないものはAIに任せられない。まずは整備が必要。 32 プロセス BABOK / UX / 業務ルール フィジビリティ

    仕様書 / リソース / コスト 定量評価 KPI / KGI / 品質管理基準 質的評価 戦略 / 説明責任 / ソフトスキル 判断・執行 意思決定 / 追加の調査 AIが評価 人間が評価 企画書 / PRD / 要件書など 人間がレビューし、意思決定する余地 何でもかんでもAIに任せる前提にしない 「これは確認して守ってね」の品質チェックが Agentに任せられる≒レビューが減る
  12. 35 MCP環境 整備 データ移行 Agent開発 cursor導入 品質検証 コンテクスト整備 コンテクスト 保守環境

    ▼現在地(まだまだこれから) docs as codeの状態 ・・・ Agentのモジュール範囲など 設計も検討が必要 取捨選択・整備ができて、ようやくAgent開発 まずはどの業務からスタートするかを決定。それから、テストしながらコンテクスト整備を進めていく。 準備が整えばガッツリデータ整備と移行を自動で回す 目標管理など、比較的コンテクストが 少ないところから今やってます
  13. 最終的には で見る オペレーション業務比率 38 prj-A 1 prj-B 6 prj-C 8

    prj-D 12 ヶ月 プロジェクト特性 PM業務比率 (≒1prjあたりのオペレーション時間) リスク対応 6-7割 横断開発 2-3割 事業支援 1割 ・プロジェクトごとに稼働絶対時間は変化するため、AvsBの絶対時間の前後比較は難しい。   例えば「要求書の作成」などのタスク単位でも難しく、どうしても「難易度」の指標が入ってきてしまう。 ・一方で、プロジェクトの特性に応じた業務比率はほとんど一定。このPM比率を下げることができれば、   オペレーションコストが下がっていると言える。 ・さらに長期的には一人当たりのリリース機能数(≒ 案件の消化数)と成果で確認する(つまり質・量を高められているか) プロジェクトの絶対時間は違う プロジェクトに締めるPMの業務比率の傾向は一定