Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

生成AI時代に求められる3つの能力

 生成AI時代に求められる3つの能力

グロービス教育クラブで講演した際のスライドです。皆さんと議論・意見交換することを目的にアップします。(一定期間が経過したら、非公開にする予定ですmm)

Koji Torigata

May 02, 2023
Tweet

More Decks by Koji Torigata

Other Decks in Business

Transcript

  1. 2 自己紹介 鳥潟幸志(とりがた こうじ)  ・グロービス経営大学院 教員   - ベンチャーマネジメント科目責任者、企業研修では事業開発系・思考系 講師 ・株式会社グロービス  デジタル・プラットフォーム  マネジング・ディレクター

      - グロービス学び放題 事業リーダー <職歴> サイバーエージェント入社 (1.5年) ビルコム株式会社 共同創業 取締役COO (約10年) グロービスへ入社  教員/ 新規事業 リーダー (現在)
  2. 11 読書会を経ての感想 • 生成AIによって影響を受けない産業・領 域はない。 • 得意なこと、苦手なことがある(ex:計算や 記憶が苦手) • 日進月歩で生成AI自体も進化している。

    今後、政策・規制の影響は受けるだろう。 • 半分GPTが生成しているこの書籍を、 我々が読んでいるのは、「リード・ホフマ ン」という人の信頼性。 読書会を通じて感じたこと
  3. 12 (参考)Generative Agents: Interactive Simulacra of Human Behavior ▪概要 LLMを活用した信頼性の高い人間の行動をシミュレートするソフトウェア上のエージェントを構築し、

    ”25体のエージェントからなる小さな町 ”という設 定において、エージェント同士が自然言語での会話を通じてどのような行動をとるか実験 を行ったところ、信頼性の高い社会的な振る舞い・行動を取 るようになることがわかった。 例えば、エージェントがユニークに保有していた 「バレンタインパーティを開きたい」という概念が、やがて他のエージェントへ伝播し、パーティへの招 待をするような行動をするようになり、日時を示し合わせて、その通りに集まるといった事象 を観測する事ができた 生成AI 同士でコミュニケーションをして、 一つの解を導いていく、社会性も備えてい る可能性。 感情の生成も今後は可能になるのではな いか?(感情パラメーターの調整で、人と 類似したコミュニケーションも可能になって いる) (出典)Generative Agents: Interactive Simulacra of Human Behavior
  4. 16

  5. 34 鳥潟が意識している決断力を高めるポイント モノの見方 三原則 多面的 長期的 根源的 意思決定の作法 頭で考え(知力) 心で感じて(共感力)

    腹で決める(胆力) 日常的に、自分が関わる事業の情報を多長根で収集し、考える癖をつける。 実際に意思決定する際には、知力・共感力・胆力のバランスを意識する。