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ノンコーディングでも ここまでできるVoiceflow / non coding Alexa skill development with Voiceflow

ノンコーディングでも ここまでできるVoiceflow / non coding Alexa skill development with Voiceflow

#AAJUG 【神戸】re:cap Alexa Day 2019 & Newcomers day のLTの資料です。Vocieflowを使ったスキル開発がどこまでできるか?について話してきました。

https://aajug.connpass.com/event/125235/

Kuniaki Shimizu

April 10, 2019
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Transcript

  1. • ノンコーディングで一気通貫なスキル開発 ◦ ブロック並べて、発話/応答書いて、線でつなげるだけ ◦ スキルの作成・テスト・申請まで全部Voiceflowで完結 • ロジックが書ける ◦ インテント、サンプル発話、スロット

    ◦ 変数・分岐、永続アトリビュートも可 ◦ API連携やJavaScriptのコードを直接書くこともできる • 豊富な機能・活発な開発 ◦ カード、ディスプレイ対応(APL)、Google Home ◦ ISP、マルチプラットフォーム、アカウントリンク、メール 送信、等(有料プラン) • 活発なコミュニティとサポート ◦ Facebookグループ/チュートリアル/フォーラム/Intercom の特徴
  2. 構成 Alexa Skills Kit GHKit Voiceflow Google Home カード (Alexa

    アプリ) APL 連携 連携 ノン コーディング ノン コーディング
  3. 今回のスキルで使ったもの • インテントとスロット( ) ◦ 来社されたお客様の名前を取得するインテント ◦ 担当者の部署と名前を取得するインテント ◦ 取得したスロットの値を、

    に渡したり、発話に使ったり。 • 連携 ◦ 上の社員名簿を 経由で検索 ◦ を使ってプッシュ通知で にしゃべらせる • ロジックとコード( ) ◦ レスポンスの結果を変数に入れて分岐 ◦ のレスポンスを一部コード書いてゴニョゴニョ • とカード ◦ ドキュメントで基本テンプレを作って、フローに応じてデータソース内の一 部(画像)を動的に変更( ) ◦ カードにもお客様の来社を表示 • その他 ◦ 最後に音楽を流す。 ではなく で。
  4. • インテントを作る ◦ スロットを作成 ▪ シノニム設定可能 ◦ サンプル発話を作成 ▪ スロット値をサンプル発話に含める

    ◦ スロットと変数をマッピング ▪ 予め変数を作成しておく • 複数インテントを用意してフローを分岐させたり • フローごとに任意のインテントだけを起動させたり
  5. • 外部 を実行して結果を取ることができる。 ◦ ◦ リクエストヘッダ、リクエストパラメータ、 リクエストボディを指定できる ◦ 変数を渡すことができる •

    ブロックの中で動的にテストができる • 今回は2つ ◦ にある社員名簿に、部署・名前で検索 ◦ に喋らせたいメッセージをプッシュ
  6. 地味にすごいところ • ビルトインの変数 で初セッションなのか を取得可能(永続セッション) ◦ 逆に言うと変数はすべて永続。初期化考慮。 • インテントはステート管理されている ◦

    いつでも起動できるインテント ◦ 特定のフローの中でのみ起動するインテント • ヘルプを呼び出したあと、呼び出した時点に戻ってくる ◦ で任意のフローを分割できる ◦ 内ではローカル変数も可能 • 公開済みのスキルでも、 で変更可能 ◦ ただし、作りによる。対話モデルの変更は不可と 思われる。 ◦ 通常は「開発中」への変更になる。
  7. 有償プラン( ) • ◦ アカウントリンキング、ユーザープロファイ ル で許可を取る、これが基本 • ◦ 取得したユーザー情報の変数とのマッピ

    ング • ◦ 取得したメールアドレスへメール送信 • ◦ リマインドするタイマー、日時を設定 • ◦ スキル内課金 ◦ 事前に商品を登録しておいて申請?が必 要 • バックアップ・リストア可能(5世代?)
  8. サポート ドキュメント コミュニティ • サポート ◦ によるチャットサポート • グループ ◦

    かなり活発、質問すると中の人も外の人も答えてくれる • ドキュメント ◦ 各ブロックの設定画面からヘルプで動画が流れる ◦ ▪ https://university.getvoiceflow.com/ ▪ 各ブロックの説明やチュートリアルが豊富 ◦ Youtubeチャンネル ▪ 動画で説明 • フォーラム ◦ https://forum.getvoiceflow.com ◦ ここにもユーザによるチュートリアル多数あり
  9. 事前に知っておくとよいこと① • 発話を受けて処理するスキルを作るなら の仕組みは 理解しておくほうがよい ◦ インテント、スロット、サンプル発話、スロットタイプ、シ ノニム ◦ もっとシンプルに発話を受けれる

    があるが、不具合があったり使 いにくい点がある。 ◦ 現時点で発話を受け取るには 一択 ◦ 申請したいなら特に。 • 開発者コンソールは使い慣れておくほうがよい ◦ 上のテストと 上のテストは違う ◦ 上のテストは 的に使う
  10. 事前に知っておくとよいこと② • 日本語の場合のみの問題 ◦ まとめて連文節変換すると入力がおかしくなる ◦ ブロック名とかに日本語含めるとアップロードに 失敗する場合があった(修正済) ◦ 現状、申請は

    からのみ ◦ 現状、日本語を含めた場合の多言語は不可 ◦ 対応しているスロットタイプが少ない(パブリックベータ のものは使えない) • 変化が激しい ◦ 前はできたことができなくなる場合がある ◦ 今のフェーズだと致し方ないかも ◦ 側の変化も早いし
  11. まとめ • ノンコーディングにありがちな「ここまでしかできない」は感じない どころか、かなりのことができる上、無料で 十分使える • GUIで会話の流れを意識しやすい、プロトタイプにも良い • 変化は激しいが、反面、サポート・ドキュメントが充実、コミュニ ティも活発。どんどん聞いてどんどん提案すれば取り込んでもら

    えるかも ※ただし英語 • 発話を取らないなら、ホント簡単にできる(サウンド系とかランダ ムな結果だけを返すもの) • 発話を取るなら、Alexaの仕組み(インテントとか、開発者コン ソールとか)を理解しているといろいろ立ち回れる