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HTTP/2 Desync Attacksを解説する
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kuzushiki
September 30, 2021
Technology
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HTTP/2 Desync Attacksを解説する
第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会(
https://sfb.connpass.com/event/224489/)の発表資料です
kuzushiki
September 30, 2021
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Transcript
HTTP/2 Desync Attacks を解説する kuzushiki 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki
今回の発表内容 HTTP/2: The Sequel is Always Worse James Kettle |
Director of Research, PortSwigger HTTP/1.1とHTTP/2との同期ズレ (DeSync) を突いた攻撃手法について 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki Black Hat USA 2021で興味深かった発表を紹介する 2 / 20
HTTP/1.1 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki 3 / 20
HTTP/2 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki 4 / 20
HTTP/2で追加された概念 Binary Protocol HTTP/1はテキストベースなので曖昧な文字列のパースが必要 ex) ヘッダの終わりを知るために「:」を探す TCPのようなバイナリのプロトコルを採用 Message Length HTTP/1ではメッセージボディの長さを以下のヘッダで定義
Content-Length Transfer-Encoding HTTP/2では削除 メッセージボディに長さのフィールドが組み込まれているため不要 メッセージ長を曖昧にする余地がほとんどない 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki 5 / 20
HTTP/2 Desync Attacks 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki ようやく本題 6 / 20
Request smuggling via HTTP/2 downgrades プロトコルの違いを利用してリクエストを密輸 (smuggling) 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki
7 / 20
H2.CL Desync on Netflix 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki リアルワールドの脆弱性を紹介 8 /
20
Before HTTP/2ではContent-Lengthヘッダは不要 なぜかRFCでは付与してもOK After リクエストを挿入し罠サイト 02.rs に誘導 Netflixのアカウントを侵害し,クレジットカード番号など の重要な情報を窃取できた 報奨金は200万円
第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki 9 / 20
H2.TE Desync on Application Load Balancer 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki リアルワールドの脆弱性を紹介
10 / 20
Before HTTP/2ではTransfer-EncodingヘッダはNG AWSはこれに従っていなかった After リクエストを挿入し罠サイト psres.net に誘導 報奨金は70万円 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会
kuzu7shiki 11 / 20
H2.TE via Request Header Injection 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki リアルワールドの脆弱性を紹介 12
/ 20
Before HTTP/2はバイナリベース \r\nなどの特殊な文字列を挿入可能 After 被害者は悪意のあるNetlifyドメインからコンテンツを受け取 ることに 報奨金はMozilaから20万,Netlifyから20万円 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki
13 / 20
H2.X via Request Splitting 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki リアルワールドの脆弱性を紹介 14 /
20
Before chunked encodingを使わず,2回の\r\nでリクエストを 中断させようとした After しかし失敗 フロントエンドはHostヘッダを\r\n\r\nで終わらせるため, 独立したリクエストを挿入してしまった その結果... ->
第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki 15 / 20
結果,障害レベルの事態に 1回の通信で2つの独立したリクエストを送信してしまった リクエストとレスポンスが一つずれてしまった Set-Cookieヘッダを含むレスポンスがあったため,異なるユーザのアカウントにログインできてしま った Atlassianは全ユーザのセッションを失効することで対処 報奨金は150万円 著者はかなり影響が大きいと考えている 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会
kuzu7shiki 16 / 20
Desync-Powered Request Tunnelling Smugglingの例とは異なり,IPごとにコネクションが張られている 他ユーザのレスポンスに影響が出ない この場合でも キャッシュポイゾニング が可能 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会
kuzu7shiki 17 / 20
Tunnelling Exploitation: Cache Poisoning 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki リアルワールドの脆弱性を紹介 18 /
20
Before POSTではレスポンスボディが大きすぎて上手く検知できず… HEADを用いてレスポンスボディをカット After 通常レスポンスヘッダはhtmlとしてみなされない 今回はレスポンスボディとして解釈されているためXSSが 発火 この時点でキャッシュが汚染される 他のユーザが /blog/?x=dontpoisoneveryone
に アクセスしてもXSSが発火 報奨金は150万円 第11回 初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki ` ` 19 / 20
おわりに HTTP/2 Desync Attacksを解説した 報奨金の多さ(計560万円!)から,とても深刻な脆弱性だということが分かった 紹介した脆弱性は以下のツールで発見できる(BApp Storeからインストール可) https://github.com/PortSwigger/http-request-smuggler E2EでHTTP/2を使うことが大切 第11回
初心者のためのセキュリティ勉強会 kuzu7shiki 20 / 20