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スクラムを一度諦めたチームにアジャイルコーチが入ってどう変化したか
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kyamashiro
January 08, 2026
Technology
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スクラムを一度諦めたチームにアジャイルコーチが入ってどう変化したか
RSGT2026 スポンサーセッション
kyamashiro
January 08, 2026
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Transcript
スクラムを一度諦めたチームにアジャイル コーチが入ってどう変化したか 2026.01.09 | Regional Scrum Gathering Tokyo 2026 ©
kaonavi, inc.
© kaonavi, inc. 2 社員の個性・才能を発掘し 戦略人事を加速させる タレントマネジメントシステム タレントマネジメントシステム『カオナビ』
自己紹介 © kaonavi, inc. 3 土井航太 PO/マネージャー 山城和紀 開発者 中村洋(レッドジャーニー)
アジャイルコーチ
INDEX 1 . 一年前の開発状況 2 .スクラムに失敗した話 © kaonavi, inc. 4
3 .アジャイルコーチの支援によってどういう変化 があったか
チームの紹介 © kaonavi, inc. 5 メンバー構成 (11名) PO 開発者 QA
デザイナー 20〜30代で構成されたチーム 特徴:他のチームよりも若いメンバーが多い
チームの紹介 © kaonavi, inc. 6 スキルの定義から見える化までを ワンストップで行うことで最適な配置や育成を実現
1年前のチームの開発状況 © kaonavi, inc. 7
1年前のチームの開発状況 © kaonavi, inc. 8 1. 分断された作業 2. POの過負荷 3.
希薄なチーム感
1年前のチームの開発状況 © kaonavi, inc. 9 1. 分断された作業 同じチームでも他の人が何をしているか知らない状態。
1年前のチームの開発状況 © kaonavi, inc. 10 2. POの過負荷 仕様書の作成や更新などPOが本来の職務以外の作 業に追われる。
1年前のチームの開発状況 © kaonavi, inc. 11 3. 希薄なチーム感 助け合いが生まれづらい、共通の目標に向かう感覚が不足していた。
スクラムを導入 © kaonavi, inc. 12 チームとして目標を立てて短いサイクルでリ リースすることを目指してスクラムに取り組 むことに
挫折・・・ © kaonavi, inc. 13 スクラムをやってみたものの失敗 以前の開発スタイルに戻ってしまった
なぜうまくいかなかったのか © kaonavi, inc. 14 1. 規模が大きい案件 2. 急進的な変化 3.
透明性・勇気の欠如
なぜうまくいかなかったのか 開発規模が大きくすでにスケジュールも決まっていた。 1. 規模が大きい案件 © kaonavi, inc. 15
なぜうまくいかなかったのか スクラムの導入だけではなくペアプロ、職能横断などの取り 組みも一度に実施。 2. 急進的な変化 © kaonavi, inc. 16
なぜうまくいかなかったのか • 一部の人たちでタスクの洗い出しをしたり透明性が低か った。 • 耳の痛い話をきちんとする勇気がなく、改善のサイクル を阻んだ。 3. 透明性・勇気の欠如 ©
kaonavi, inc. 17
スクラムへの再挑戦 © kaonavi, inc. 18
カオナビがよりアジャイルな開発組織になるために、パイロットチーム として組織的な支援を受けられることに • 部長やマネージャーの支援 • チームに任せるだけではなく外部からプロダクトコーチ・アジャイ ルコーチの支援 再度、スクラムに取り組む機会が生まれた © kaonavi,
inc. 19
ただしチーム内から不安や懸念の声も © kaonavi, inc. 20
もう1度やって軌道に乗ることができたのはなぜか? 1. 組織的な支援 ◦ アジャイルコーチの支援と変化 2. ベイビーステップ 3. 「How」をチームに任せる
もう1度やって軌道に乗ることができたのはなぜか? • マネージャー・部長陣のサポート • 障害になっている組織的課題の解決 • アジャイルコーチ・プロダクトコーチの支援 1. 組織的な支援 ©
kaonavi, inc. 22
アジャイルコーチの支援と変化 © kaonavi, inc. 23 • 伴走支援 • スクラムガイドの読み合わせ •
真摯なフィードバック • マインドの変化
アジャイルコーチの支援と変化 • スクラムイベントに参加してもらって伴走 • 成果が出るまでには時間がかかるがコーチの存在が継 続する上での大きな心強さになる。 伴走支援 © kaonavi, inc.
24
アジャイルコーチの支援と変化 スクラムイベントに対して新たな視点を得ら れたり、スクラムの理論をみんなで学んで共 通認識を持つことができた。 スクラムガイドの読み合わせ/1dayト レーニング © kaonavi, inc. 25
アジャイルコーチの支援と変化 自分たちに足りない部分は何なのか、チームの改善のためにお互い に「耳の痛いこと」を言う勇気を持つ。 真摯なフィードバック © kaonavi, inc. 26
アジャイルコーチの支援と変化 できていない事だけではなく、できるようになった事にも目を向 ける。うまくいったことを更に伸ばす。 マインドの変化 © kaonavi, inc. 27
もう1度やって軌道に乗ることができたのはなぜか? 一度にすべてを変えるのではなくステップを区切って少しづつで きることを増やした。 • まずはスプリントを2〜3サイクルまわせるようになる。 • 成果物をきちんとスプリント内で作れるようになってからス テークホルダーをスプリントレビューに招待する。 2. ベイビーステップ
© kaonavi, inc. 28
もう1度やって軌道に乗ることができたのはなぜか? 仕様書を作ってチームに渡すではなくチームで何をどう作るか考え る形へ権限移譲。 • POがユーザーインタビューやディスカバリーについて考える時 間が増えた。 • チームで「この機能は本当に必要か?」考えるきっかけに。 3. 「How」をチームに任せる
© kaonavi, inc. 29
まとめ © kaonavi, inc. 30 失敗したとき 現在 組織的な支援 チーム内で孤軍奮闘 部長・マネージャー陣が積極的
に支援 マインドセット 課題に目が向きがち 良いところに目を向け伸ばす( 発展途上) スクラムの5つの価値基準の勇気 問題があっても言わない 波風を立てることを恐れず、チ ームの改善のために「耳の痛い こと」を言う勇気 (発展途上) 導入スタイル 様々な施策を一度に実施 段階的な「ベイビーステップ」 権限移譲 POがどういう機能を作るか考える チームで何をどう作るか考える
We are hiring! https://corp.kaonavi.jp/recruit/list/ 選考を希望する方 https://hrmos.co/pages/kaonavi/jobs/casual21 まずは話を聞いてみたいという方 © kaonavi, inc.
ご清聴ありがとうございました!