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What We Talk About When We Talk About XP

What We Talk About When We Talk About XP

XP祭り2026 XPについて語るときに私たちの語ること

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September 05, 2026

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Transcript

  1. 自己紹介 関将俊 プログラマー。2001年からXPを実践。RubyKaigi 2006-2024, 2026、RubyConf2013、 RubyWorld Conference 2023-2025スピーカー。主な著作は『The dRuby Book』、『プ

    ログラマが知るべき97のこと』(日本語版エッセイ)。 深谷美和 ソフトウェア開発に従事。eXtremeな開発者(テスター)。動かして試すのが好き。 🥷 2026/1より現職。なんとふたりで三菱電機に転職 5
  2. XPのかけらである私たちが語ればXPの話 という論理で押しきります ✦ 語り合うスタイル ✦ その様子からXPを感じて欲しい 僕ら エクストリーム は プログラミング

    の かけら 角谷信太郎(@kakutani) 09/21(土), XP祭り2019 🥷XP祭りに集まる人を信じている https://speakerdeck.com/kakutani/xpmatsuri2019-keynote 6
  3. いつも通りの問題が見つかった! 心配なこと、気になることすべて ✦ 動いてない ✦ 役に立たなそう ✦ 評判が落ちそう ✦ ほかにも気になることすべて

    🥷ソフトウェアそのものだけでなく周辺のユーザー向けドキュメントなども含めたさまざまなこと 14
  4. SECIモデル 知識の伝播のモデル - スパイラルしてるのは組織でなく知識の方だよ SECIモデルを誤解するぞ [Nonaka 98] Nonaka, I. and

    N. Konno (1998). "The Concept of 'ba': Building a Foundation for Knowledge Creation," California Management Review , 40-3, pp.40-54, 1998. http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/umemoto/ai_km.html デブサミの廊下ゲリラライブ「表出化は誤解を期待してるよ仮説」 22
  5. SECIモデル 知識の伝播のモデル - 暗黙知 チームで動いてるとき SECIモデルを誤解するぞ 知はみんなの血肉になっている 暗黙知 内面化 共同化

    情報は濃密に交換されててエラー訂正頻繁 [Nonaka 98] Nonaka, I. and N. Konno (1998). "The Concept of 'ba': Building a Foundation for Knowledge Creation," California Management Review , 40-3, pp.40-54, 1998. http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/umemoto/ai_km.html 形式知のままでは行動できない。暗黙知にする必要がある(内面化)。同じ場で活動しながら伝え合う(共同化) 23
  6. SECIモデル 知識の伝播のモデル - 形式知へ チームの外へ言いふらす SECIモデルを誤解するぞ 短期間で全てを伝えられない コンセプトにして外に出す ある視点/モデルで切り取って誇張する 表出化

    [Nonaka 98] Nonaka, I. and N. Konno (1998). "The Concept of 'ba': Building a Foundation for Knowledge Creation," California Management Review , 40-3, pp.40-54, 1998. http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/umemoto/ai_km.html 全部伝えるのは無理(当たり前) 24
  7. SECIモデル 知識の伝播のモデル - 形式知を解釈 誰かが受信 SECIモデルを誤解するぞ 受信側のもってるコンセプトと混ぜて受ける 結合化 エラー訂正はないし100%伝わることは期待 してない

    [Nonaka 98] Nonaka, I. and N. Konno (1998). "The Concept of 'ba': Building a Foundation for Knowledge Creation," California Management Review , 40-3, pp.40-54, 1998. http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/umemoto/ai_km.html エラー訂正がないのはよいことかも! 25
  8. SECIモデル 知識の伝播のモデル - 暗黙知と形式知のループ 表出化と結合化 SECIモデルを誤解するぞ 花粉をまく 受粉する 積極的に伝播エラーを誘うことで似ているよ うで違うものを生み出す

    よりよくなるとも限らない 挿し芽みたいなクローンじゃない [Nonaka 98] Nonaka, I. and N. Konno (1998). "The Concept of 'ba': Building a Foundation for Knowledge Creation," California Management Review , 40-3, pp.40-54, 1998. http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/umemoto/ai_km.html スパイラルしてるのは組織ではなく知識の方である 26
  9. 今回のケース 劣化しやすい形式知を経由しないダイレクトな知識の伝播 SECIモデルを誤解するぞ [Nonaka 98] Nonaka, I. and N. Konno

    (1998). "The Concept of 'ba': Building a Foundation for Knowledge Creation," California Management Review , 40-3, pp.40-54, 1998. http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/umemoto/ai_km.html 🥷あのチームのかけらである私たちが、同じ場で一緒に活動することによって、あのチームの暗黙知を伝えたのであった!!お買い得!! 27
  10. ふたつのチームに影響を与えたと思う! ✦ チームA ✤ 用意してもらったチーム。できそうで、やっぱりできた ✦ チームB ✤ 出会い頭の事故的なはじまり ✤

    意図してなかったが、できてしまった ✤ えも言われぬ感じでよくなった(目がキラキラしてた) 🥷そういえばラムダノート📕でも似たようなことが起きた! 28
  11. ふたりのやってること ✦ 表面的には「テストして、問題を見つけて、直してもらう」ことだけに見える ✤ 同じ場で一緒に仕事をした→共同化 ✤ 言葉にならない価値観や知が伝わった ✤ 「品質重要」「テスト大事」とかキャッチフレーズは言ってない -

    (やってないことはたくさんあるがそれを知るには一緒に仕事しないとわからない) ✦ 表面的な結果としてモノがよくなる ✤ 同時にチームもちょっと変わる 🥷XPの本にあるプラクティスはひとつもやっていないがXPになってる気がする 29
  12. 言いにくいことを言う係 ✦ あの仕様がなんで必要なのかわかんないんだよね(例) ✤ 作った方も、作ってもらった方も言えない ✤ issueとして指摘しちゃう ✦ 具体的な問題を使って話す ✤

    ぼやっとしてるイヤなことを具体的に ✤ 解法も一緒に話してるかも!? 🥷言いにくいことを言う係として利用してもらえてる感じがする 31